剣の祭壇へ
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【ギネヴィア】 『剣の祭壇』はね 我が祖国がもつ数少ない財産なの |
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【ギネヴィア】 カンタベリーに建つ修道院のなかにあって 学園関係者以外は立ち入り禁止だったんだけど… |
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【侍女】 …失礼。来客ですよ、殿下 |
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【ギネヴィア】 そう。剣の祭壇にもお客様がいらしたから 困っちゃってるワケ、おわかり? |
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【侍女】 殿下、おさがりを |
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【ギネヴィア】 わかってるわ …外には怪物、日々は地獄よ |
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【ギネヴィア】 だからその沙汰、金次第 |
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【ノワール】 !? |
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【ノワール】 ………キラーズ…? |
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【ギネヴィア】 キラーズのことを武器かなにかと 勘違いしていたのかもしれないけれど |
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【ギネヴィア】 人間とほとんど変わらないわ |
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【ギネヴィア】 いにしえの伝説の武器をその身に宿し バルバロイを駆逐できる存在──それがキラーズ |
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【侍女】 そしてバイブスはキラーズの力を抜き放ち 制御する存在…言ってみれば鞘のようなもの |
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【アーサー】 「そしてここが武器を研ぐ学び舎 対バルバロイ唯一の砦だ」 |
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【ノワール】 …まさか、あの学園は── |
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【ギネヴィア】 そうしてバイブスと繋がったキラーズが バルバロイをブチ抜く |
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【ギネヴィア】 さあ。実家に帰らせて頂くわ |
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