継いで くださいますか？
- 誰なんだ…？
- 死ぬわけにはいかない
さっきから
俺に語り掛けてるのは誰なんだ…？
姿を見せてくれ！
継ぐ、って…いったい何を！？
こんなところで死ぬわけにはいかない…！
どうすればいい…
生きて帰るにはどうすればいい
もう
なにもできないのはイヤなんだ…！
転校生だけ取り残されてるゥッ！？
ノワールを狙うみたいにどんどん
バルバロイがきて…孤立させられちゃってるの！
儀式で共鳴もしなかったんだろ！？
こんな数のバルバロイを相手に出来ねーだろ！！
剣でも抜けねー限りさぁッ！！
過去に残り、歴史の奔流に呑まれてゆく決断
未来に遺すべく、刻む傷痕の選択
無尽の武器庫を開き、無限の武具で拓く未来
永劫なる平和など土台無謀な願いを背負い…
「貴方の武器を、見つけて」
その命 革めるのなら
俺に、武器を
継承者が、続きを──
──終わりの続きを斬り拓く、武器を
- 武器を寄越せ
武器を──寄越せ
──話の続きが 出来ますね
………き、キミは…？
万物切り裂く錆びずの魔剣
願いの代価はアナタの運命
………カリ、バーン…？
歴史に記すはその呼び名
ですが我が本銘は──
………最初の武器
ティルフィング
そう呼ばれて、いました
ティル、フィング………
- 往こう
- 最初の、武器…？
往こう
戦える力が欲しかった
手を貸してくれ、ティルフィング
勿論です、マスター
私の力のすべてはそのために
最初の、武器…？
キミはキラーズなのか？
俺の…？
はい、マスター
アナタの…初めての武器です
私はアナタを探していたのかもしれない──
アナタの決意を承り
遥か未来の救いへ継ぎます
『継承者』の武器庫より
救いではなく刃となりて
『継承者』…！？
汚れなき声を心に刻め
我が同胞の叫びを、アナタに