聖杯と妖精殺し
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【ギネヴィア (心の声)】 (…それに、ケイが言ってた『妖精殺し』―― それについてもなんか隠してるみたいだった) |
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【ギネヴィア】 そもそも『妖精』って確か… |
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【侍女】 あら。やっぱりいた |
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【ギネヴィア】 ねえ、ちょっと聞きたいんだけど『妖精』って 確か円卓の騎士が守ってたのよね |
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【侍女】 そのはずだけど…、どうしたの? ブリテンの伝承によれば── |
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【侍女】 『どんな願いでも叶える』 と言われる伝説の遺物──『聖杯』 |
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【侍女】 世が混迷の時代に至ったときに ブリテンのどこかに現れるという |
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【侍女】 歴史すら変えてしまうかもしれないその聖杯を 悪用されぬよう円卓の騎士は探す使命をもつ |
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【侍女】 そして『妖精』が いつか現れる聖杯への道しるべとなる |
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【ギネヴィア】 豊かな教養、感服するわ 伝説とかマユツバだけど |
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【ギネヴィア】 いつどこに出てくるかわかんない聖杯を 妖精さん守りながら待つってワケ、気の長い話… |
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【侍女】 ここまではお子様ですら知っているおとぎ話 |
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【侍女】 だけど、その妖精を殺した者がいる |
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【ギネヴィア】 …────それが『妖精殺し』… |
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【侍女】 『妖精殺し』については円卓の騎士や 王族のごく一部しか知らない話になるけど |
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【ギネヴィア】 聞かせて? |
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【侍女】 妖精はログレスから遠く離れた地 聖杯城に住まわされていたの |
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【侍女】 ある円卓の騎士が聖杯城に派遣され 妖精守護の任に就いていた |
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【侍女】 けれど8年ほど前のこと その騎士は突如妖精を殺害し──失踪 |
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【ギネヴィア】 …その『妖精殺し』って、どんなやつ? |
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【侍女】 それがね、わからないの |
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【ギネヴィア】 わからないってなによ |
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【侍女】 妖精を守るべく 身分は隠されているから |
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【侍女】 ログレスでも限られた者しか妖精殺しを知らない もちろん私もまったくわかりません |
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【ギネヴィア】 ………なんで、殺しちゃったのよ |
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【侍女】 それも、皆目 |
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【ギネヴィア】 …ふぅん |
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【侍女】 それはそうとギネヴィア? |
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【ギネヴィア】 なによ |
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【侍女】 ぼっちメシ、やめたら? |
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【ギネヴィア】 ウッ、うるしゃァい…………!! |
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