未来にひらけた湖の底
彼方の楽園から現世に…♪
産めや増やせや宴の準備…
喰い尽くさねば苦労の甲斐なし♪
無限の如く湧き出て来る…！
これでは…！
ローマの兵士さんたちも頑張ってくれてるけど…
キラーズの力なしでは限界が…！
いいえ！違います、これは…！！
…援軍ではない！
こいつらは…っ！！
不意打ち大成功～♪
みんな…！？
ティル、フィング…！？
なぜ俺を…！？
…あ、あ、アナタは
なすべきことを…、託すべきものを…！
継承者の、ために…！
ティルフィング…！
骨董品をひとり貫き損ねたけれど♪
頼みの綱のキラーズは
魔女の攻撃によって倒れ
もっとも信頼する仲間の命も
風前の灯火
まことに無様よなぁ継承者
守ってくれるは死にぞこないのみか
父さん…？
まだ、だ…！
ノワール…！
ジョワイユはＧＳ前の長きに渡る逃避行で
キズを受け、衰え、満身創痍の状態だった…！
キラーズになってから刻まれたキズも
癒すいとまなく戦い続けた…
お前たちを見守るためにずっと、ずっとだ…！
もう、限界はとっくに…！
…ブライアンに
後金を持っていかれたな
…そ、そんな…!?
ノワール
継承者として世界を救う道を進んだとき
お前は真実を知ることになる
理不尽で受け入れがたい真実をな
優しいお前はキズつき迷うだろう
そして俺を恨み…
「世界を救う」という選択肢を
放棄するかもしれない
なに、言ってるんだよ…父さん…？
会わせる顔がなかった
また再び悲しい想いをさせるくらいならと
だが、今一度…
「ふたり揃って羽織るところが見たいの。私は」
母さんの願いを
叶えられるのなら
父さん、俺
ああ
「父さんみたいな円卓の騎士になりたいんだよ！
ランスロットごときには負けられないの！」
父さんみたいになりたいんだよ
ああ
強くなりたいんだよ
ああ
もうどこにもいかないでくれよ、父さん
約束だ
どこにもいかない
ここで果てろ…！
キラーズ・ジョワイユとしては
ここで果てるとも
継いでくれる者がいる！