なぜ、このような…
なにがすべてを狂わせた
わかんないの？
ギネヴィア…！
高望みが、過ぎたのよ
- ギネヴィアに言い寄ったりな
- 神になろうなどと
- 愛や友達なんて知らないはずだ
ギネヴィアに言い寄ったりな
高嶺の花にもほどがあるでしょ？
………
クックク、良い御身分ではあったな
…ならば余は、より高みへ昇ろう
この身がどれだけ爛れようとも
神になろうなどと
それならこっちは女神よ、いかが？
…飾り気ない女神だ
笑えんよ
…ならば余は、より高みへ昇ろう
この身がどれだけ爛れようとも
愛や友達なんて知らないはずなのに
だから度々求めた
ゆえに口に出して確かめたが
『愛しい』など心にも想えたことはない
『トモダチ』など誰も教えてはくれなかったよ
確かに、望み薄ではあったことだ
…ならば余は、より高みへ昇ろう
この身がどれだけ爛れようとも
不眠の軍勢が道を歩むローマの再興を
ユーサーに虐げられた民の復讐を
バルバロイに喰らわれた者たちとの再会を
余が担う、余だけが果たせる美しき永劫の平和を
『醜悪』よ。ルーシャス
みんな物言わぬバルバロイに変えちゃって
誰の思い出も大切にできない人が平和を叶える？
寝言は寝てから言ってよね