1章/メイン/L1102_母の墓への帰郷:圧勝3

墓参りのついで

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【ティーロノエー】
手も足も出ない………!?
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【ノワール】
ガラハッドはテーブルの脚のようだと言っていた
4ヵ所の聖杯の封印配置を
【ランスロット】
妖精にまつわる場所か…
魔女に有利な力場、となれば
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【ノワール】
ここに潜んでいると睨んだ
【ランスロット】
導いてくれたんだ
聖杯城の巫女が
【ティーロノエー】
そ、んな…!!
【ランスロット】
聖杯封印の反応は順序立てて感知された
【ランスロット】
つまり…魔女側にもそれなりに
「聖杯を(けが)す」ための備えが必要なのだろう
【ランスロット】
そう何度も
黙って見過ごしはしない
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【ノワール】
墓参りはついでか?
【ランスロット】
墓参りついでだ
【ティーロノエー】
銀卓騎士…、ペレス…、お姉様…!
フ、フフッ、ああ、そうね、予想どおり…♪
【ティーロノエー】
…銀卓すら、穢し、我らは………♪
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【ノワール】
見ていてくれたかな、父さん
【ランスロット】
「どこにも行かない」と言っていた
【ランスロット】
ずっと見守ってくれている
俺たちが覚えている限り
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【ノワール】
………呼んでやってくれよ
ランスロット
【ランスロット】
なにを?
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【ノワール】
父さんに、せっかくだから
【ランスロット】
気恥ずかしいな、これは
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【ノワール】
いいから。ほら
【ランスロット】
………
『弟』を…もう少し預かります
【ランスロット】
あなたに強く、強く、強く…
育ててもらいました
【ランスロット】
家族をくれて、ありがとう
【ランスロット】
『父さん』
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