『父』の形見分け
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【アーサー】 「聖杯を手にしても 奇跡はありえないかもしれない」… |
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【マーリン】 「ノワール様は 誰かに継承者にさせられた」… |
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【マーリン】 …それを、どこで? |
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【ノワール】 記憶がよぎるんです 経験したことのない記憶が |
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【ノワール】 かつて父さんが守護していた妖精ニニアンの 語る言葉が、悲痛な声が |
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【ランスロット】 …ノワール |
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【ランスロット】 それは |
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【ノワール】 父さんの、『形見』………? |
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【ランスロット】 それは…過去に師匠が見た光景 彼が記憶の奥底に秘めていた追憶だ |
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【ランスロット】 俺が師匠とGSすることで 師匠の記憶が俺の脳裏に共有された |
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【マーリン】 …GSは 存在同士の絆を繋ぐものです |
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【マーリン】 双方の存在の共振により 互いの記憶もまた共有されることもありうる… |
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【ランスロット】 お前と俺のGSでも 同様のことが起きていく |
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【ランスロット】 聖杯や妖精の真実に近づくたびに 師匠の記憶が共鳴し、浸透していくことになる |
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【ランスロット】 これから先、お前には |
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【ランスロット】 そのひとつ目がお前の語ったそれ 『聖杯の真実』── |
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【ランスロット】 「お前は聖杯により 継承者として |
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【ノワール】 4つの、真実…? ………俺が、選ばれた…? |
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【ノワール】 だとすれば俺を継承者にしたのは…誰だ? |
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【ノワール】 そいつは聖杯の使いかたを知っていたのか…!? いったい…どうやって? |
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【マーリン】 …それもまたランスロット様の記憶共有により 明らかにされる…ということでよろしいですか? |
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【ランスロット】 ………ああ |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
【ノワール】 それを今まで明かさなかったのには 理由があるんだな? |
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【ランスロット】 そう…思ってくれるのか? |
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【ノワール】 信じると決めたんだ あんたが父さんのことを話してくれたときに |
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Block1_2 | |
【ノワール】 また隠しごとか…! どうして黙っていた、ランスロット |
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【ランスロット】 言葉で語って理解できることでは到底なかった 俺がそうだった、お前も…そうだと思った |
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【ランスロット】 継承者としての重責があるなかで さらに背負わせては…ならないと |
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Block1end | |
【ノワール】 …母さんが同じ顔をしていた |
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【ノワール】 息を引き取る間際、理不尽な真実を隠しながら それでも俺たちが進むべき道を示してくれた表情 |
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【ノワール】 なにか遺そうとしてくれた顔に、似ている だから── |
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【ランスロット】 ノワール 俺はお前を喪いたくない |
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【ランスロット】 だがこれより明かされる真実は 恐らく、お前を深く深く傷つけていく |
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【ランスロット】 信じがたいからこそ 目の当たりにしてもらいたい事実ではあるが |
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【ランスロット】 道を進めば進むほど 深みにはまっていくことになる |
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【ランスロット】 だが、だからこそ…一歩ずつ ノワール、俺に、一歩ずつ── |
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【ランスロット】 手を引かせてくれないか |
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【ノワール】 …ランスロット |
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【ランスロット】 継承者が聖杯を手にして起こすのは まぎれもない奇跡だ |
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【ランスロット】 望んだ平和を勝ち取れる 戦いのない日々がやってくる |
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【ノワール】 ………俺があんたとGSを果たしたのは |
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【ノワール】 もう、誰も喪わないためだ |
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【ランスロット】 俺もだ。ノワール |
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【ノワール】 誰かの家族も、大切なひとも、故郷も もう二度と喪われない平和を叶えられるんだな? |
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【ランスロット】 約束する |
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【ノワール】 覚えているか、ランスロット |
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【ノワール】 「世界平和を叶える聖杯を探し求め その聖杯へ導く妖精を守る騎士」 |
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【ノワール】 俺たちは円卓の騎士になると |
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【ランスロット】 託された遺志と 継がれた命に賭けて |
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【ノワール】 誓うか。ランスロット |
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【ランスロット】 誓うよ。ノワール |
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【ランスロット】 お前の武器は、背かない |
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