1章/メイン/L1221_銀卓決戦5②

アステラの真意

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【アステラ・カラドボルグ】
逃げないの?
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【ギネヴィア】
ほっとけないわ
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【アステラ・カラドボルグ】
アーサーが聖杯(コルベニック)城へ釣れた時点で
あなたたち『餌』の役割はオシマイよ
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【ギネヴィア】
…あなた、わざと彼らを通したでしょう
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【アステラ・カラドボルグ】
なんのために?
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【ギネヴィア】
彼らの選択を見極めるために…
もしくは選択を彼らに委ねるために、かしら
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【アステラ・カラドボルグ】
キライじゃないわ
そういう勘繰り
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【ギネヴィア】
コルベニック城中の部屋を見て回って
記録の書物を漁らせてもらったわ
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【ギネヴィア】
あなたたち…
みんな『狂忘症』にかかってたのね
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【アステラ・カラドボルグ】
王妃殿下が卑しいマネして
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【ギネヴィア】
『狂忘症』…大気中のバルバロイの因子に侵され
徐々にバルバロイ化し始める病…
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【アステラ・カラドボルグ】
ペレス様が自身の狂忘症に気づいたのは
城中で多くの者が罹患(りかん)したあとだった
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【ギネヴィア】
誰が病を持ち込んだの…?
外部の者との出入りは滅多になかったでしょう
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【アステラ・カラドボルグ】
受け入れられた誰か、かも知れないわね?
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【アステラ・カラドボルグ】
家族内で犯人探しをするつもりはなかったわ
そんなことはもうどうでも良かったの
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【アステラ・カラドボルグ】
妖精の湖の加護によって
病の進行や病状は極めて緩やかだった代わりに…
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【アステラ・カラドボルグ】
バルバロイの芽は深く深く
私たちの身体に根を張ったわ
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【アステラ・カラドボルグ】
妖精が去り、守護騎士が消えた聖杯城
いずれバルバロイ化する未来は決定的だった
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