死への秒読み
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【アーサー】 往生際が悪いな。我ながら |
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【ノワール】 『穢れし血』の話を聞いた |
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【ノワール】 「穢れた血は近く バルバロイの王と化す」と |
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【アーサー】 俺がアーサー・ どうしてだと思う? |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
【ノワール】 『ペンドラゴン』は家名じゃないのか? |
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【アーサー】 ならカッコ良くて良かったがな! |
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【アーサー】 ギネヴィア・ペンドラゴンとか 物々しくて良さそうだ |
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【アーサー】 …いいや、彼女は断るかな |
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Block1_2 | |
【ノワール】 カッコ付けだと思ってたよ |
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【アーサー】 それもある |
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【ノワール】 そ、それもあるのか…? |
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【アーサー】 ハッタリきかせてみたいものだろう? 男の子なら |
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【アーサー】 お前と同じだよ、ノワール |
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Block1_3 | |
【ノワール】 父親からなにかを引き継いでいるから |
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【アーサー】 …ああ。そうだ |
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【アーサー】 もとは父の二つ名なんだ 異名と言ってもいい |
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Block1end | |
【アーサー】 我が父 ユーサー・ |
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【アーサー】 彼から 継承していることを忘れないためだ |
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【ノワール】 …罪 |
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【アーサー】 昔話になる |
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【アーサー】 ユーサーは我が母イグレーヌと出会う随分前に 妖精を見つけた |
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【アーサー】 まだバルバロイが現れ始めた頃… その対処に追われ、各地を転々としていた頃だ |
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【アーサー】 その妖精の名を『ニニアン』という |
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【ノワール】 !? 妖精、ニニアン |
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【アーサー】 ユーサーがバルバロイの脅威から ニニアンを護るうち、ふたりは恋に落ちた |
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【アーサー】 人ならざる者との恋 |
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【アーサー】 バルバロイという災禍に立ち向かうべく 異種族間で手を取り合う…理想的な形にも思えた |
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【アーサー】 だが人と妖精の交わりは禁忌だった |
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【ノワール】 禁じられていた…? しきたりかなにかが原因で? |
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【アーサー】 いいや 妖精とはそもそも不可侵な存在 |
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【アーサー】 万象の力を宿す聖杯に導く観測者たるべき者 極めて聖なる種であるべき存在 |
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【アーサー】 ゆえに人間と交わると均衡が崩れ |
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