1章/メイン/D1206_ロンディニウム前1

ローマの王の矜持

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【ノワール】
あれは…
【店主】
あぁ、ノワール!ちょっとこっちに来てくれ!
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【ノワール】
おじさん、どうした?
【店主】
どうしたもこうしたもないよ
なんとかしてくれ、アレ
【店主】
皇太子サマときたら
あそこでずっと棒立ちして店を睨んでるんだ
【店主】
用があるなら言ってほしいんだがね
ったく、偉い人の考えることはわからないよ
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【ノワール】
わかった。俺が話してくるよ
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【ルーシャス】
継承者か
余になにか用でも?
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【(選択肢)】
  1. 買い物がしたいのか?
  2. 店主が困ってる
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【ノワール】
なにか買い物でもしたいのか?
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【ルーシャス】
何故そう思う
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【ノワール】
いや、だって…店をじっと見つめるって
それ以外なくないか
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【ルーシャス】
余は市場視察をしていただけだ
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【ルーシャス】
ふむ…やはりローマには劣るな
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【ノワール】
あっそ…
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【ノワール】
おい、あんまりジロジロ見るなよ
店の人が困ってるだろ
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【ルーシャス】
いきなり来て言うことがそれか
まったく不躾にもほどがある
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【ノワール】
う…けど、買う気はないんだろ?
冷やかしはよくないっていうか
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【ルーシャス】
買う気が無いと誰が言ったのだ
余が気に入れば当然、その対価は支払うとも
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【ルーシャス】
まぁ、今日は金を持ち合わせていないが
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【ノワール】
やっぱり買う気ないじゃないか…
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【ルーシャス】
それにしても、ずいぶん活気のある街だ
あれだけのことがあったというのに
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【ノワール】
ログレスの民は強いんだよ
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【ルーシャス】
ほう、そなたはそう思うのか
継承者は、王とは物の見かたが違うようだな
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【ルーシャス】
余はここで行き交う民の声を聞いたぞ
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【ルーシャス】
「アーサー様に裏切られた、信じていたのに」
「でも大丈夫。我々には円卓の騎士がいる」
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【ルーシャス】
「円卓の騎士がきっとなんとかしてくれる」
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【ノワール】
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【ルーシャス】
民とは変化を恐れる、弱きものだ
故に日常を取り戻そうと現状に適応を急ぐ
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【ルーシャス】
王に棄てられた民は王に代わる心の拠り所を
同じく王に棄てられた円卓の騎士に求めている
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【ルーシャス】
つまりそなたの役割は
そなたが思う以上に重責というわけだ
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【ルーシャス】
本来、その弱き民を背負うのは
王たる者のさだめであるわけだが
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【ルーシャス】
そなたに、それを背負う覚悟があるか?
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【ノワール】
俺は…
【町の人】
大変だ!バルバロイが!!
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【ノワール】
!バルバロイか!
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【ルーシャス】
そなた以上に無粋な輩が出たようだな
ついてこい
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