元サブ/D/01月04日/【ルーシャスとの対話】

王たるものの在りかた

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【ルーシャス】
歴史の授業は得意か?
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【ノワール】
…なんだよ、突然
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【ルーシャス】
我がローマとブリテンは領土を巡り
長く争いを続けてきた
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【ノワール】
さすがにそれくらいは…
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【ルーシャス】
歴史ではなく常識問題であったな
そして常識はときに覆る
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【ルーシャス】
まさかローマの次期皇帝たる余が
そなたらと手を組むことになるとは
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【ルーシャス】
現実は奇なるものだ
不可能と思ったことも可能になる
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【ルーシャス】
人間とバルバロイの共存ですら
不可能とは言い切れないのかもしれん
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【(選択肢)】
  1. バルバロイとの共存はありえない
  2. それも考える必要があるかも
Block1_1
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【ノワール】
バルバロイとの共存…?
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【ルーシャス】
おっと、そう睨むな
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【ルーシャス】
余は可能性の話をしているだけだ
民を統べる者は先を見据えねばならぬ
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【ルーシャス】
それが最善のものであるなら
ここで決断することはひとつの務めであろう
Block1_2
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【ノワール】
人間とバルバロイの共存か
それも考える必要があるのかもしれない
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【ルーシャス】
…!
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【ルーシャス】
もっとも、共存といえば聞こえは良いが
両者の立場は対等ではない
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【ルーシャス】
その先に待つのが武器などいらぬ世界なのか
武器を持つことを許されぬ世界なのか
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【ルーシャス】
余に権利があるのならば
民に危害が及ぶ可能性のある選択などせんがな
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【ルーシャス】
人がバルバロイという強靭な種と混ざり合い
愛や生死、飢餓や病という概念を超越する
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【ルーシャス】
たとえばそういった形の共存もあるだろう
あやつの望みがそうかは知らぬがな
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【ルーシャス】
だが、その選択が民のためになるのであれば
己の手を汚すことも辞さぬのが王というもの
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【ノワール】
アーサーも…そう思っているんだろうか
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【ルーシャス】
あやつがまだ王であるならば、あるいは
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