語られる真実
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【ノワール】 どういうことなんですか |
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【マーリン】 ……… |
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【ノワール】 マーリンさん あなたは知ってるんですか |
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【ノワール】 …知ってたんですか? |
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【マーリン】 …ええ |
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【マーリン】 すべては湖の妖精の過ちから始まりました |
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【ノワール】 妖精の過ち…? |
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【マーリン】 そう。あるひとりの男と妖精が愛し合い 妖精は子を成した |
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【マーリン】 ディナタンはあなたの妹ではない |
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【マーリン】 ディナタンは――アーサーの姉です |
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【ノワール】 ディナタンが姉なわけがない アーサーは俺たちよりずっと年上だ |
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【マーリン】 あなたはあの森を覚えていますか アーサーが学園を棄てたときに |
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【マーリン】 あなたたちが妖精の力によって 飛ばされたあの森を |
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【ノワール】 …覚えています でも、なんだか森の記憶は曖昧で |
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【マーリン】 森は人間に真実を伝えることがありますが 森から出たときに人間は真実を忘れてしまう |
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【マーリン】 森とはつまり妖精の総意です 森があなたたちを守ろうとした |
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【マーリン】 妖精の力は強大です 死してなお自らの子を守る |
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【ノワール】 …意味がわからない |
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【マーリン】 ニニアンはアーサー様の父親である ユーサー王と愛し合い |
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【マーリン】 密かにあの森で子供を産みました |
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【マーリン】 それがディナタン |
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【マーリン】 そしてニニアンとディナタンは数ヶ月… 現実世界ではほんのわずかなあいだ森で過ごし |
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【マーリン】 けれどニニアンは聖杯のために 森を出なければならなくなった |
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【マーリン】 ニニアンは森を出るときに ディナタンをあなたの父に預けた |
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【マーリン】 ディナタンが自分の… 妖精の子供だと知られないために |
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【マーリン】 そしてユーサー王は森から出て記憶を失い… 結婚して、もうひとりの子供が生まれました |
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【マーリン】 その王子がアーサーです |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
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【ノワール】 ウソだ!ディナタンが妖精の娘だなんて そんな話、信じられない! |
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【マーリン】 なにか覚えはありませんか? ディナタンに備わる、常人にはない力を |
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【ノワール】 常人にはない…力…! |
Block1_2 | |
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【ノワール】 ディナタンは俺の妹じゃ、ない…? |
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【ノワール】 ディナタンの本当の兄妹は 俺ではなく、アーサー………? |
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【ノワール】 そんな、そんなことって……… |
Block1end | |
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【ノワール】 …でも、どうしてあなたがそのことを… |
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【マーリン】 妖精とはなんだと思いますか |
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【ノワール】 聖杯の導き手じゃないのか |
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【マーリン】 聖杯とは願いを叶えるためのもの 我々の願いはバルバロイを祓うこと |
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【マーリン】 バルバロイは記憶を喰らう そして聖遺物化されると記憶が失われる |
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【マーリン】 ここに類似点はありませんか |
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【ノワール】 …記憶………! |
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【マーリン】 そして森での出来事の 記憶を人間は失ってしまう |
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【マーリン】 記憶に関わるそのすべてを 妖精は把握しています |
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【ノワール】 バルバロイとも繋がりがあるっていうのか? |
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【マーリン】 ないとはいえません 無関係な者が祓うわけにはいきませんから |
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【マーリン】 そして妖精は忘れない |
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【マーリン】 継承者以外が忘れてしまうとしたら 忘れてしまったことを誰が伝えるのです? |
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【マーリン】 森には記憶が詰まっています |
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【マーリン】 妖精は森からその切れ端を伝えられるに 過ぎません |
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【ノワール】 森での記憶…俺は… 俺も、あの森でのことを忘れている |
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【マーリン】 あなたたちのことを私は森から 聞いてはいません |
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【マーリン】 でも、妖精の血を半分持つディナタンは もしかすると―――… |
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【ノワール】 あの森が俺たちを守ってくれた |
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【マーリン】 そしてあなたたちが育った湖も また妖精の力の強い場所 |
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【マーリン】 あなたたちは始めから 妖精とともにあった |
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【マーリン】 継承者と妖精の繋がりは我々の想像より 強いものなのかもしれません |
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【マーリン】 そして妖精の血をひくディナタンは あなたを守ろうしている |
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【ノワール】 …妖精殺しの息子だと ずっと言われてきたんです |
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【ノワール】 なのに、今更そんなこと―― |
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【マーリン】 …これ以上 私からお話しできることはありません |
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【マーリン】 すべての真実は森とともに 灰になってしまいましたから |
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【ノワール】 俺たちは兄妹じゃない… そしてディナタンは妖精の血が半分 |
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