王であるがゆえに
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【ノワール】 ルーシャス… |
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【ルーシャス】 ここは風通しがよいな |
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【ルーシャス】 だが屋上にしては高さがない 先を見通すには低すぎる |
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【ノワール】 絶対にひとつはケチをつけないと 気が済まないタイプか? |
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【ルーシャス】 この学園には苦労させられている これくらい言っても罰は当たるまいよ |
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【ルーシャス】 さて…余と少し話をしていくか? |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
【ノワール】 いや…やめておくよ |
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【ルーシャス】 そうか それは残念 |
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Block1_2 | |
【ノワール】 そうだな。少し話そうか …聞きたいこともある |
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【ルーシャス】 魔女が話していたことについてか |
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【ルーシャス】 ――穢れた血は為政者が作り出したもの |
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【ルーシャス】 その穢れは誰にとっての穢れかという話だ |
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【ルーシャス】 国の歴史は侵略の歴史 連綿と続いてきたそれを王は学ぶ |
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【ルーシャス】 為政者にとって都合の悪い存在は 悪とされ、歴史の闇に葬られていく |
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【ノワール】 バルバロイも、そういうものだと…? |
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【ルーシャス】 それは後の世が決めることだ |
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【ルーシャス】 余は続いてきた歴史こそ守るべきものだと考える 偉大なるローマを守ることは王の義務 |
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【ルーシャス】 故にローマの繁栄に影を落とすものは 排除せねばならぬ |
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【ルーシャス】 だが…もし自身が |
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【ルーシャス】 続いてきた歴史そのものに 疑問を感じることもあるかもしれん |
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【ルーシャス】 今まで流れてきた血は本当に正しかったか 現状に固執することで失われるものはないか |
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【ルーシャス】 穢れを排除し続けた無菌の楽園に はたして未来はあるのか――と |
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【ノワール】 …わからない それで仲間を――皆の思いを裏切るなんて |
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【ルーシャス】 わかる必要などない 王とは孤独なものよ |
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【ルーシャス】 王の孤独など理解するものではない |
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【ルーシャス】 それとも、理解できたら許せるのか? |
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【ノワール】 それは―― |
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【ノワール】 でも…それでも俺は…わかりたい アーサーの『本当』の思いを |
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