1章/メイン/x0502_PTN座学授業5_パターン

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【ブレイズ】
今日はバルバロイの特徴のひとつ
記憶を喰らう、について学んでいこうかの
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【ブレイズ】
バルバロイが人間を襲う理由
それは人間の記憶が彼奴らの活力源だからじゃ
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【ブレイズ】
バルバロイどもは己が活動するために
人間を傷つけ、命を奪い、その記憶を喰らう
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【ブレイズ】
基本的に
バルバロイは自我をもたぬがゆえ
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【ブレイズ】
ハラが減ったときにエサがそこにあれば
躊躇なく喰らいつく
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【ブレイズ】
獣と同じじゃよ
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【ブレイズ】
さて。ここからが重要であり
バルバロイの恐ろしさなのじゃが…
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【ブレイズ】
バルバロイに喰われた記憶は
決して戻ってくることはない
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【ブレイズ】
そして、すべての記憶が喰われたとき
その者が生きた記録も世界から失われてしまう
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【ブレイズ】
これがどういうことかというとじゃな
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【ブレイズ】
ある者がバルバロイに
すべての記憶を喰われたとする
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【ブレイズ】
すると、周りの人間は
その者の顔や名前を忘れてしまうのじゃ
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【ブレイズ】
誰かがバルバロイに襲われて死んだ
ということだけを残してな
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【ブレイズ】
お主らはこれから学園で
バルバロイと戦う術を身に着けていくじゃろう
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【ブレイズ】
しかし
くれぐれも無理はせんでくれ
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【ブレイズ】
仲間や知人が
戦で命を落とすのは確かに辛い
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【ブレイズ】
じゃが、もっと辛いのは
命を落としたということすら忘れられることじゃ
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【ブレイズ】
全員が無事この学園を卒業し
数年後に再び集まって当時のことを懐かしむ…
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【ブレイズ】
ワシはそんな未来を望んでおるよ
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