1章/コミュ/x0401_アーサー_ランクアップ10_2

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【ケイ】
まったく、お前というやつは…!
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【ケイ】
一国の王であるにもかかわらず、
単身で敵地に向かうなど無茶にもほどがある!
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【ケイ】
撤退後に動きがなかったところから
功を急いだ将校の勇み足の類だったようだが
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【ケイ】
これが敵の作戦のひとつだったら
どうするつもりだったのだ!?
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【アーサー】
すまない!
だが、一刻を争う事態だったんだ!
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【アーサー】
それに単身ってわけじゃないぞ!
ノワールも一緒だった!なあ!
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【ノワール】
えっ!?
あ、ああ…うん
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【マーリン】
…要するに、ノワール様を巻き込んだ
ということですよね
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【アーサー】
すみません
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【マーリン】
王と継承者は我らの希望です
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【マーリン】
安易にその身を危険に晒すべきではないと
あなたはおわかりのはず
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【アーサー】
…ああ、わかっているとも
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【マーリン】
ならば――
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【アーサー】
だからといって俺たちの大切なものを
見捨てなきゃいけない道理はない
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【アーサー】
少なくとも俺があの時目指した立派な王様は
民を見捨てたりなどしない
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【アーサー】
俺は、俺が選んだ王道を往くよ
たとえ甘いと言われても
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【アーサー】
王として正しい道ではなくても
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【ノワール】
アーサー…
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【アーサー】
それに義兄さんだって
結局援軍をよこしてくれたじゃないか
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【ケイ】
い、いや、それはだな…
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【アーサー】
大急ぎで学園の防備体制を見直して
援軍を送る手筈を整えてくれたって聞いたぞ?
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【ケイ】
私は職務をまっとうしただけだ
王が決めたことを支えるのが私の務めだからな
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【ケイ】
それに…
お前がやろうとすることはわかっているつもりだ
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【アーサー】
ああ。さすが義兄さんだ
おかげで助かったよ
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【アーサー】
勝手に行動したのは悪いと思っている
だがそのおかげで村の被害は最小限で済んだ
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【アーサー】
民を守るという王の姿勢を示すことで
ログレスの民の信頼を得ることもできた
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【アーサー】
結果として、ログレスの団結に繋がった
…どうだ、結果オーライじゃないか!
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【ケイ】
それは、そうだが…
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【アーサー】
それに…久しぶりに3人で並んで食べた
ホットドッグは旨かっただろう?
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【ノワール】
ホットドッグ…?
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【ケイ】
…まぁな
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【アーサー】
いやあ、久しぶりにこってり絞られたな!
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【(選択肢)】
  1. マーリンさん、怖かったな…
  2. ケイ卿、嬉しそうだったな
  3. あの子ども、大丈夫かな
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【ノワール】
マーリンさん、怖かったな…
怒るとあんな感じなんだ
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【アーサー】
あの冷たい目でじっと見られると
無性に泣きたくなるよな!
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【アーサー】
だが、本気で怒ったマーリンの迫力は
あんなものじゃないぞ?
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【ノワール】
そ、そうなのか!?
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【アーサー】
だからお前もマーリンを怒らせるようなことは
絶対にするな。絶対にな…
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【ノワール】
…ケイのやつ、ガミガミ怒ってる割には
なんか嬉しそうだったな
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【アーサー】
義兄さんは根が素直だからな
故郷の無事が嬉しいのさ
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【ノワール】
確かに、村の様子を見にきたケイの顔
ずいぶんほっとした様子だったもんな
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【アーサー】
ああ
しかしノワールにまで見抜かれているとはな
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【アーサー】
あとで義兄さんに教えてやろう
きっと悔しがるぞ
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【ノワール】
孤児院のあの子ども、大丈夫かな
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【アーサー】
精神的ショックは大きかったようだが
孤児院の先生方のケアもあって落ち着いたそうだ
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【アーサー】
あそこの先生はみなとても優しいからな
きっと大丈夫だ
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【ノワール】
そういえば、あんたたち3人で
孤児院にあいさつへ行っていたよな
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【アーサー】
おっと、見られていたのか
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【ノワール】
ああ。なんか学園とは少し雰囲気が違っていたよ
なんていうか、3人とも楽しそうっていうか…
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【アーサー】
先生方のなかで、俺たちはいつまでも
手のかかる子供のままのようでな
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【アーサー】
つい俺も童心に戻ってしまったようだ
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【アーサー】
…しかし、お前がいなければ
こうも上手くはいかなかったかもな
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【アーサー】
あの状況で、目線だけで俺の狙いを理解して
迷いなく動いてくれた
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【ノワール】
俺はただ、あんたなら
絶対あの子どもを見捨てたりしないって
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【ノワール】
そのための行動をとるはずだと思っただけだ
確かに、無茶だとは思ったけど
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【アーサー】
だが、お前は乗ってくれた
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【アーサー】
お前のように共に無茶をやってくれる
友を得られたのは僥倖(ぎょうこう)だ!
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【ノワール】
王様が友達、悪くないな
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【アーサー】
…ノワール、お前のおかげで
俺は後悔のない選択をすることができた
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【アーサー】
だから今度は俺がお前の力になると誓おう
この先、お前が後悔のない選択ができるよう
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【アーサー】
…たとえ、なにがあろうとも
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【ノワール】
アーサー?
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【アーサー】
うん、落ち着いたら腹が減ってきたな!
城下町のB級グルメが食べたい気分だ!
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【アーサー】
さっそく食べに行くとしよう!
さあ、ノワール!お前もついてこい!
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