デバッグ用
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【マルイル】 実はぼく、こことは別に 実家から任されてひとつ店を経営してるんです |
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【マルイル】 ずっと旅商人をしていたので ほとんど知人に任せきりなんですが |
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【マルイル】 それでも一応こうして 定期的に業務報告をもらっているんです |
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【ノワール】 へえ… |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
【ノワール】 けどなんで自分の店があるのに ログレスで店を始めたんだ? |
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【マルイル】 ぼくの手で、イチからお店を作りたかったんです 実家から任されたお店じゃなくて |
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【マルイル】 それができてはじめて 一人前、って感じがするじゃないですか |
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Block1_2 | |
【ノワール】 そもそもなんで旅商人なんてやってたんだ? |
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【マルイル】 それはもちろん 世界中のまだ見ぬ商品に出会うため、ですよ! |
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【マルイル】 それに、ぼくはまだまだ未熟ですから 旅をすればもっと成長できるかなと思って |
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Block1_3 | |
【ノワール】 その若さで ふたつも店を持ってるなんてすごいな |
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【マルイル】 いやいや、そんなことないですよ 知人のフォローがあってこそですから |
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【ノワール】 けど、信頼できる人間がそばにいることも含めて あんたの器ってことだろ。やっぱりすごいよ |
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【マルイル】 そう…なんですかね でも、そう言ってもらえて嬉しいです |
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Block1end | |
【マルイル】 ぼくは商人の家系に生まれたんです 五人兄弟の末っ子です |
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【ノワール】 わかる。末っ子っぽいよ |
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【マルイル】 えへへ、そうですか? やっぱり、出ちゃうんですかね |
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【マルイル】 ぼくも家族に甘やかされたという自覚はあります 自分で言うのもなんですが、甘え上手なので |
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【マルイル】 特に祖父は、ぼくのことを とてもかわいがってくれました |
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【マルイル】 「マルイルには商人に必要な愛嬌もあるし 目利きの腕前も群を抜いている」 |
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【マルイル】 「きっとマルイルは、たくさんの客と 品物を繋ぐ世界一の商人になれる」って |
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【ノワール】 前に言ってたお爺さんか ずいぶん認められてたんだな |
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【マルイル】 …ぼくも、そう思ってたんです。でも… |
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【マルイル】 商人になったぼくが家から任されたのは へんぴな地の小さなお店でした |
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【ノワール】 どういうことだ? |
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【マルイル】 うちは世界中に店を持っていて、独り立ちのさい 必ずどこかの店舗を任されるんです |
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【マルイル】 ぼくは末っ子で、家督は継がせてもらえないから 一番大きな店が任せられることはない |
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【マルイル】 それはわかってました。だけど… |
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【ノワール】 兄弟が自分より いい店を任されたのが不満、ってことか |
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【マルイル】 そういうわけじゃありません! |
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【マルイル】 ただ、もっといい条件の店はたくさんあるのに どうしてあの店なんだろう、って思って |
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【ノワール】 俺は商人じゃないから想像もつかないけど なにか意味があったんだろうな |
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【マルイル】 そうなんだとは思います ぼくにとっては都合は良かったんですけどね |
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【マルイル】 もっとたくさんのお客さんに商品を売りたい… 世界一の商人になるために見識を広めたい… |
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【マルイル】 どうしても欲しいのに手に入らない そんなお客さんの願いを繋ぎたい… |
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【マルイル】 だったら旅商人になればいいじゃないか いつからか、ぼくはそんな考えを抱いていました |
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【マルイル】 それに、世界一の商人になればきっと―― |
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【おばさん】 マルイル、ちょっといいかしら 探してるものがあるんだけど… |
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【マルイル】 はーい! 今お伺いします! |
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【マルイル】 ノワールさん、話の途中ですがすみません 今日はこれで! |
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【ノワール】 …あいつ、なにか言いかけてたような なんだったんだろう |
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