デバッグ用
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【クリスティーナ】 一応、経緯を説明しておくとね |
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【クリスティーナ】 アストラット郷の名士のひとりが亡くなったから その方の蔵書を寄贈してくれるんですって |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
【ノワール】 ありがたい話だな |
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【クリスティーナ】 ホントよね~! |
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【クリスティーナ】 ログレスと関係のあった方みたいで わざわざ遺言を遺してくれたんですって |
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【クリスティーナ】 この好意を無駄にしないようにしなくちゃ |
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Block1_2 | |
【ノワール】 どのくらいの量があるんだろう 送ってくれればよかったのに |
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【クリスティーナ】 そんなこと言わないの! |
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【クリスティーナ】 蔵書を譲ってくれるだけでも ありがたいことなんだから |
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Block1end | |
【ノワール】 そういえば、前の話の続きだけど… |
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【クリスティーナ】 あら 気になってしょうがなかったって顔ね |
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【ノワール】 それはそうさ あんなにいいところで中断されたんだから |
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【クリスティーナ】 私はかろうじて命を取り留めた… いえ、命だけは助けてもらえたけど |
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【クリスティーナ】 利き腕で満足に武器を振るうことは できなくなっていたわ |
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【クリスティーナ】 私に残されたのは 『荒獅子ゴッデム』の悪名だけ |
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【クリスティーナ】 道を歩けば後ろ指を指され、嗤われる 日陰を渡り歩く日々よ |
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【クリスティーナ】 あの騎士を呪ったわ なぜいっそ殺してくれなかったのか |
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【クリスティーナ】 そして私はひとつの考えに至ったの 殺してもらえなかったのなら自分で死ねばいい |
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【ノワール】 クリスさん…! |
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【クリスティーナ】 ある夜、私は身を投げるために ロンディニウムの大きな橋の上に立ったわ |
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【クリスティーナ】 そのとき、小さな女の子に手をつかまれたの |
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【クリスティーナ】 「悲しい目をしてちゃだめだよ」 女の子はそう言って1冊の絵本を渡してきたわ |
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【クリスティーナ】 絵本に書かれていたのは 絶望の淵にいたお姫様が度重なる苦難を乗り越え |
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【クリスティーナ】 最終的に異国の王子様と結ばれるというお話 …よくある童話よ |
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【クリスティーナ】 でも、私は絵本を読んで涙したわ |
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【クリスティーナ】 それが感動の涙だったのか後悔の涙だったのか 今となってはわからないけどね |
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【クリスティーナ】 そのあと私は本に救われた者として 本の持つ力をみんなに伝えていく決意をしたの |
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【クリスティーナ】 傭兵『荒獅子ゴッデム』の名を棄てて 司書『クリスティーナ』としてね |
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【(選択肢)】
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Block2_1 | |
【ノワール】 『荒獅子ゴッデム』だった過去は消せないし 消してはいけないことだと思う |
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【ノワール】 だから償っていけばいいんだよ 『クリスティーナ』として |
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【ノワール】 くだんの騎士が命を奪わなかったのは そのためなんじゃないかな |
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【クリスティーナ】 そうね …うん、そうだと思う |
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Block2_2 | |
【ノワール】 … |
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【クリスティーナ】 も、もう! なんとか言ってよノワールちゃん |
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【クリスティーナ】 私ひとりでずっと喋ってて 恥ずかしいじゃない…! |
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Block2end | |
【クリスティーナ】 …なんて話してるうちに そろそろアストラット郷に到着ね |
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