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【ディナタン】 昨日の襲撃については騒ぎになってたけど …亡くなった人のことは話題に出てなかった |
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【ディナタン】 確かにこの学園の生徒会長代理が 「ウレリー」という人なのは── |
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【ディナタン】 掲示物で見たの だから…いたはずの人、なんだよね…? |
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【ギネヴィア】 …そうね |
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【ノワール】 どうして誰も覚えていないんだ…? |
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【ランスロット】 ノワール |
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【ランスロット】 |
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【ディナタン】 ランス兄ちゃん…? |
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【ティルフィング】 私がお呼びしました |
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【ランスロット】 ノワール、教えておく バルバロイに襲われた者の末路は様々だ |
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【ランスロット】 最も多いのは 直接 |
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【ランスロット】 バルバロイは 喰った人間の |
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【ディナタン】 え… |
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【ギネヴィア】 つまり喰われた人は |
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【ランスロット】 その人間の存在と記憶が 歴史から消し去られてしまうんだ |
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【ノワール】 消える?歴史から…!? |
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【ランスロット】 ああ。大切な人の死を悲しむことすらできない その人が生きた痕跡は確かにあるのに |
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【ギネヴィア】 家族が喰われたとして その人の形見が遺ったとしても── |
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【ギネヴィア】 すべて 赤の他人の物のようにしか思えなくなる |
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【ギネヴィア】 その人からの手紙が遺っていたとしても やりとりを思い出すことはできない |
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【ティルフィング】 見た夢を忘れてしまうように それは現実だったはずなのに |
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【ランスロット】 その人との思い出だけが すっぽりと抜け落ちる |
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【】 「日記とか見て、父さんを思い出そうとしても やっぱりその実感がなくて」 |
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【ギネヴィア】 生徒たちはみんな その喪失感を知ってる |
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【ランスロット】 だから戦うんだ |
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【】 「ワタシね…お父さんをバルバロイに食べられて 顔も覚えていないんだ」 |
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【ノワール】 そんな、まさか── |
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【】 「忘れちゃったんだ みんな、お父さんのこと」 |
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【ディナタン】 …じゃ、じゃあそのウレリーさんも |
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【ギネヴィア】 バルバロイに喰われて わたしたちの記憶から消えた… |
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【ノワール】 …? ………まってくれ |
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【ノワール】 じゃあ…なんで俺は ウレリーのことを覚えているんだ? |
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【ギネヴィア】 何かの記録を見て、知らない人の名前を見て それが誰か思い出せなくて混乱する人はいるわ |
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【ギネヴィア】 でも ノワールはそういうことじゃ…ないんだ? |
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【ノワール】 ああ。はっきりと覚えてるんだ ランスロット。どうして、俺は── |
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【ランスロット】 ………すまない、ノワール |
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【ランスロット】 お前は特別だ だがそれ以上のことを…今は教えられない |
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【ノワール】 何を知ってるんだ、あんたは!! いくつ隠し事をするつもりなんだ…!? |
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【ノワール】 ティルフィング! キミは何か知っているのか!? |
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【ティルフィング】 はい |
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【ティルフィング】 ですが、お答えできません |
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【ギネヴィア】 …また出し惜しみだ |
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【ティルフィング】 申し訳ございません。私はこの時代とは 異なる歴史を生きた遺物です |
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【ティルフィング】 …私に語れるのは この歴史の方々が |
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【ティルフィング】 それ以上は── |
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【ギネヴィア】 「この歴史の流れを濁らせてしまう」 …だっけ? |
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【ティルフィング】 はい。ゆえに今を知るであろうかたを お連れするのが精一杯… |
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【ギネヴィア】 何も知らないわたしが言うのもアレだけど そうやって誰も彼もさァ… |
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【ギネヴィア】 ノワールの気持ちも考えようよ なんで…なんで教えてあげられないの |
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【ランスロット】 …『本当』を伝えられるようになるまで 俺にできることはする。だから |
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【(選択肢)】
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Block1_1 | |
【ノワール】 ………わかった 何か理由があるんだろうってことも、わかった |
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【ノワール】 「 その言葉を、信じる |
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【ノワール】 あんたは『本当』を知ってるってことだ だったら、いつか聞き出すまでだ |
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Block1_2 | |
【ノワール】 信じられると思うのか!?そんな言葉! |
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【ディナタン】 ら、ランス兄ちゃんが 意地悪で言ってるわけじゃないのはわかるよ… |
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【ディナタン】 でも、教えてくれない理由も 話してくれないの…? |
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【ノワール】 …ディナタン。答えがないのはわかってる もう、いいよ |
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Block1end | |
【ノワール】 こんな想い、もうたくさんだ |
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【ノワール】 ティルフィング |
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【ティルフィング】 はい。マスター |
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【ノワール】 キミは、俺の『本当の武器』を見つけるための キッカケになると言った |
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【ノワール】 俺は、こんな現実と戦う武器が欲しい |
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【ティルフィング】 …はい。いなくなってしまった人のことを 「アナタだけが覚えている」という孤独… |
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【ティルフィング】 置いていかれてしまう寂しさ… 終わらせましょう |
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【ティルフィング】 記憶が侵され、不確かになる世界です |
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【ティルフィング】 だからこそ人との繋がりが 最もかけがえのないものとなる |
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【ティルフィング】 ゆえにバルバロイは 思い出を喰らおうとする |
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【ティルフィング】 戦うことができるのは 強き |
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【ティルフィング】 果たしてください アナタのゲシュタルト・シフトを |
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【ティルフィング】 思い出を重ねるほど その劔は強さを増していく |
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【ティルフィング】 学園はそのための場所です |
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【ディナタン】 ゲシュタルト・シフト……… |
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【ノワール】 傭兵団は俺の居場所だった …彼女は、誰にでも親切な人だった |
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【ノワール】 なのにみんないなくなった 俺はまた、何もできなかった |
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【ノワール】 こんな現実、終わらせるよ。必ず |
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