1章/能動会話/談話室_038

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【ラグネル】
うーん…
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【ノワール】
ラグネル?
どうしたんだ、深刻そうな顔して
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【ラグネル】
あ、ノワール
実は今、先輩から相談を受けててね
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【侍女】
殿下を少しでも元気づける方法がないか
ラグネル様にお伺いしていたのです
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【ノワール】
なるほど。勝手なイメージかもしれないけど
ラグネルってそういうの得意そうだな
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【ラグネル】
えっ?そう?
ノワール、本当にそう思う?
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【ノワール】
うん
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【ラグネル】
よーし!じゃあ、ここは張り切って
先輩の期待に応えないとだね!
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【ノワール】
いい方法、浮かびそうか?
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【ラグネル】
そうだなあ…
それほど特別な方法ってわけじゃないけど
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【ラグネル】
やっぱり
誰かがそばにいてあげること、かな
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【侍女】
そばに…?
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【ラグネル】
ひとりでいると
余計にあれこれ悩んじゃいますから
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【ラグネル】
話を聞いてくれる人がそばにいるだけで
だいぶ気持ちが楽になると思います
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【ラグネル】
それが自分のことを
理解してくれてる人ならなおさらです
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【ラグネル】
あたしも、そうでしたから!
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【侍女】
なるほど…!
参考になりました
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【侍女】
ノワール様も
話を聞いていただき、ありがとうございました
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【ノワール】
いえ、俺はなにも…
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【ノワール】
でも、ギネヴィアが
少しでも元気になってくれるといいですね
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