1章/能動会話/談話室_107

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【リアム】
ああ、ノワールさん
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【ノワール】
リアムさん、国葬お疲れ様でした
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【リアム】
私はなにもしていませんよ
機会を用意したまでですから
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【ノワール】
今日はなにを?
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【リアム】
ひとりの生徒さんから
学友の部屋に祈りを捧げたいと依頼されまして
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【リアム】
部屋の持ち主はバルバロイに喰われ
誰もその人を覚えてはいないようなのですが…
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【リアム】
部屋の中からはほかの生徒に向けた手紙が
見つかったらしいのです
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【リアム】
そして、手紙を受け取った御方のひとりが
せめて相手のために祈りたいと提案なされて
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【ノワール】
…バルバロイに喰われても
完全にこの世から消え去るわけじゃない
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【リアム】
はい。悲しむ人が必ずいます
忘れ去られても、遺るものがあるのですね
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