1章/能動会話/談話室_134

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【ディナタン】
兄さん、聞いたよ
スノードン山に行くんでしょ!?
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【ノワール】
ああ
あの山に聖杯が出現するらしいんだ
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【マルディサント】
登るだけでも一苦労らしいのに
ローマの連中とやり合う可能性も高いんだろ?
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【ノワール】
ローマ軍との戦闘は確実に発生するだろうな
…しかも、おそらくは本隊だ
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【マルディサント】
マジかよ
死にに行くようなもんじゃねえか!
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【ノワール】
それでも行くしかない
聖杯を手に入れなきゃ
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【ディナタン】
それなら兄さん、私も一緒に行く
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【ノワール】
いや、ディナタンとマルディサントは
学園に残っていて欲しい
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【ディナタン】
どうして!?
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【ノワール】
さっきも言ったとおり
今回の相手はローマ軍の本隊だ
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【ノワール】
円卓だけでなく、ログレス軍の大半が
スノードン山へ向かうことになる
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【ノワール】
そのあいだ
ログレスや学園を守る人間が必要だ
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【ディナタン】
それはわかるけど、でも…
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【マルディサント】
落ち着けよ、ディーナ
オニーサンの言うことはもっともだ
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【ディナタン】
マァルまで…!
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【マルディサント】
それに、ディーナだからこそ
大事な役目を任せるって言ってんだ
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【マルディサント】
ここはぐっとこらえて
その信頼に応えるべきじゃねーの
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【ディナタン】
…わかった。私は学園で待ってるね
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【マルディサント】
必ず無事に帰って来いよ、オニーサン
ディーナを悲しませる奴はアタシが許さねえ
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