1章/メイン/オブリヴィエ説明ADV_2

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【ノワール】
な、なんですか、これ!?
空間に開いた穴?それとも歪み…?
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【ブレイズ】
ふむ…
見えるか、おぬしには
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【ノワール】
見える?
どういうことですか?
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【ブレイズ】
この穴が出現したのはつい数刻前
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【ブレイズ】
ワシはすぐに
調査をするべく騎士たちを集めたのじゃが
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【ブレイズ】
誰ひとりとして
この穴を視認できた者はおらんかった
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【ノワール】
………
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【ノワール】
先生は
この穴についてなにか知ってるんですか?
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【ブレイズ】
書物にもほとんど記されておらぬため
ワシもその存在は幻と思っておったが…
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【ブレイズ】
この穴の先にあるのは
『忘却領域 オブリヴィエ』
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【ブレイズ】
オブリヴィエは、バルバロイに奪われ
失われた記憶の掃き溜めといわれている
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【ノワール】
オブリヴィエ…
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【ノワール】
ほかのみんなが見えないその入り口を
俺と先生だけが見られるのはなぜなんです?
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【ブレイズ】
詳しくはわからぬが
継承者とやらの能力のひとつなのかも知れん
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【ブレイズ】
ワシの場合は…
ながらくバルバロイを研究してきた賜物かの
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【ブレイズ】
ただ、不可視なのであれば
調査や研究が進められておらんのも当然じゃわい
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【ノワール】
先生
もうひとつ聞かせてください
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【ノワール】
さっき言ってた、オブリヴィエに集まる
失われた記憶の掃き溜めってなんなんですか?
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【ブレイズ】
…あくまでもワシの推測でしかないが
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【ブレイズ】
おぬしやおぬしの仲間たちは
これまでの戦いで様々な選択に直面してきた
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【ブレイズ】
選択の結果
現在の世界があるわけじゃが…
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【ブレイズ】
そのときに選ばれなかった選択肢や
棄て去るをえなかった想い
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【ブレイズ】
そのようなものの集合体かもしれんな
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【ノワール】
オブリヴィエに行けば、それに触れられる?
触れたらどうなるんですか…?
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【ブレイズ】
今はまだ情報が少なすぎる
推測することすら難しいわい
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【ブレイズ】
そこで、じゃ
おぬしに頼みがある
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【ノワール】
オブリヴィエを
調査してこい、ってことですよね
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【ノワール】
やりますよ
放っておいたらバルバロイが出現するかもだし
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【ノワール】
なにより
この穴の向こうに広がる世界に興味があります
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【ブレイズ】
さすがはノワール
話が早くて助かるわい
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【ブレイズ】
とはいえ、オブリヴィエの調査は
1日で終わるものではないじゃろう
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【ブレイズ】
ほかにやらねばならぬこともあるはず
その合間に少しずつ進めていってくれればいい
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