View script in lua
template1 | |
Load | |
Play | |
【ブレイズ】 ワシはかつて、冒険者仲間とパーティを組み 世界を股にかけた大冒険をしておった |
|
【ブレイズ】 おぬしは信じぬかもしれんが ワシって本当にすごい大魔法使いだったんじゃぞ |
|
【(選択肢)】
|
|
Block1_1 | |
【ノワール】 信じるよ 実際、あんたの魔法はすごかった |
|
【ブレイズ】 おや?ずいぶん素直じゃのう |
|
【ブレイズ】 信じられな~い!って言われる準備しとったのに ワシ、ちょっと拍子抜けじゃ |
|
Block1_2 | |
【ノワール】 本音を言うと信じられない 今のあんたを見てるとさ |
|
【ノワール】 けど、あの魔法を見せられたら 信じざるを得ない |
|
【ブレイズ】 ふぉっふぉっふぉ 論より証拠ってやつじゃのう |
|
Block1end | |
【ノワール】 ってことは、あんたが話してた冒険の話は 全部本当にあったことなんだよな |
|
【ブレイズ】 何度もそう言ったじゃろう まったく、疑り深いヤツじゃのう |
|
【ブレイズ】 こうなったら おぬしが信用してくれるまで |
|
【ブレイズ】 夜通しかけてワシと仲間たちの冒険譚を 聞かせてやりたいところじゃが |
|
【ブレイズ】 納得のいく話をしてやれんのが 残念でならぬ |
|
【ノワール】 …どういうことだ? |
|
【ブレイズ】 …最後の冒険の地で、 ワシらはバルバロイどもに襲われた |
|
【ノワール】 …! |
|
【ブレイズ】 ワシは懸命に戦った。だが致命傷を与えられず そのうちに、どんどん劣勢になっていった |
|
【ブレイズ】 ――気づいたとき、ワシはベッドの上じゃった ワシはキラーズに救助されたんじゃ |
|
【ブレイズ】 そのときワシは『キラーズ因子』がなければ バルバロイを倒せぬと知った |
|
【ブレイズ】 そしてワシには、バルバロイに対抗できるほどの キラーズ因子がないことも同時に知らされた |
|
【ブレイズ】 ワシは絶望したよ |
|
【ブレイズ】 どんなに努力して会得した魔法も バルバロイとの戦いにおいては無意味じゃった |
|
【ブレイズ】 おぬしのような 資格をもつ者の力にはかなわないのだと |
|
【ノワール】 ……… |
|
【ブレイズ】 …それでもバルバロイに抗い続けることが 生き残ったワシに出来る唯一のことじゃ |
|
【ブレイズ】 だからワシはバルバロイの研究を始めた 奴らを必ず根絶するためにの |
|
【ノワール】 他の仲間は…どうなったんだ? |
|
【ノワール】 あんたには仲間がいたんだろ? バルバロイとの戦いのあと、その人たちは…? |
|
【ブレイズ】 ……… |
|
【ブレイズ】 わからん |
|
【ノワール】 わからん、って… |
|
【ブレイズ】 この剣は ワシを助けたキラーズから渡されたものじゃ |
|
【ブレイズ】 ワシを見つけたとき 傍らにあったと言っておった |
|
【ブレイズ】 だがワシは、その剣の持ち主のことを思い出せん 頭の中からぽっかり抜け落ちているように |
|
【ブレイズ】 恐らくはバルバロイに 『存在』を喰いつくされたのじゃ |
|
【ノワール】 …! |
|
【ブレイズ】 キラーズが拾っておいてくれたおかげで ワシの手元にはたくさんの思い出の品が残った |
|
【ブレイズ】 そのおかげでワシは どんな冒険をしたかを思い出せる |
|
【ブレイズ】 だが、そのとき隣に誰がいたかは どんなに思い出そうとしても思い出せんのじゃ |
|
【ブレイズ】 とても大切な…忘れてはいけない人たちが そこにいたはずなのに… |
|
【ブレイズ】 いってみれば、今ワシに遺っているのは つぎはぎの記憶なのかもしれんな |
|
【ブレイズ】 だが、それをワシがまだ覚えているうちに すべてを失ってしまう前に、ワシは… |
|
【ノワール】 ブレイズ先生… |
|
【ブレイズ】 …しめっぽい話をしてしまったのう 老いぼれのひとりごとと思うてくれい |
|
【ブレイズ】 もし気が向いたら覚えておいてくれ 偉大な魔法使いとその仲間の冒険譚をな |
|
PreLoad | |
PreLoad_AutoGenerate |