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【エクセリア】 ディンドラン 探してほしい本があるのだけれど |
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【ディンドラン】 今日も熱心ですね さっき紹介した本はもう全部読み終えて? |
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【エクセリア】 ええ。なかなか面白かったわ 欲しい情報は載っていなかったけれど |
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【ディンドラン】 それは残念。でも…私が言うのもなんだけど 本を読むより先に、すべきことがあるのでは? |
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【エクセリア】 ?…あぁ、読み終わった本を ちゃんと戻さないといけないわね |
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【ディンドラン】 そう、それもそうなんですけどね でも、それだけじゃなくてですね |
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【ディンドラン】 …これはあの子が苦労するはずだわ |
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【エクセリア】 …? |
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【ディンドラン】 あら、ノワールさん 貴方もなにか調べものかしら? |
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【ノワール】 まぁ、そんなところかな 貴方もってことは… |
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【ディンドラン】 熱心な学生、2人目 |
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【ノワール】 『わかる!戦術概論』『指揮のススメ』 『一歩先へ進むための心理学』… |
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【(選択肢)】
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【ノワール】 すごいな…これ全部読んだのか? |
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【エクセリア】 ええ。わからないことがあるときは、 まず先例が無いか調べるのが最適解だから |
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【エクセリア】 何か知りたいときは本を読むのが一番よ |
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【ディンドラン】 大図書院のお姉さんとしましては 嬉しい考えではあります |
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【エクセリア】 …とはいえ、今はまだ 答えは見つかってはいないけど |
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【ノワール】 どれも基本的な本ばかりだな エクセリアには必要ないんじゃないか? |
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【エクセリア】 そんなことないわ。基本に立ち返ることは重要 アダンもそう言っていたもの |
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【ノワール】 なるほど…そういうものか |
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【エクセリア】 …とはいえ、私の疑問に答えてくれる本は この中にはなかったのだけれど |
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【ノワール】 これだけ読んでわからないって… エクセリアはいったい何が知りたいんだ? |
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【エクセリア】 それは… |
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【ディンドラン】 直接、聞いてみたらどうですか? それが一番早いですよ |
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【エクセリア】 …そうね。そうかもしれないわ |
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【ノワール】 え…俺に関係ある話なのか? |
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【エクセリア】 …このあいだの授業で、アダンは私から あなたに指揮を代わるように言ったわ |
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【エクセリア】 そして実際、あなたは私以上の結果を出した その要因が知りたいの |
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【エクセリア】 あなたはなにか心当たりはない? あなたにあって、私に欠けているもの |
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【ノワール】 そう言われてもなぁ… |
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【ディンドラン】 …そういえば、ノワールさんって 前と少し雰囲気が変わったと思いません? |
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【ノワール】 そうかな |
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【ディンドラン】 ええ。なんだか大人の魅力を感じるというか なんだか一皮むけたみたいな… |
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【ディンドラン】 もしかして…学園にいないあいだ、妖精の森で なにか特別なことでもあったり? |
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【ノワール】 と、特別なこと? |
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【ディンドラン】 たとえば…そうですね 妖精の隠れ里に迷い込んで、その加護を得たとか |
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【ノワール】 ああ、そういう話… 妖精の加護か… |
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【エクセリア】 なにか覚えがあるの? |
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【ノワール】 …いや、全然。正直、森での出来事は あまり覚えていないんだ |
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【ノワール】 思い出そうとすると 頭の中にもやがかかったみたいになって―― |
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【エクセリア】 …森での記憶を失ってしまったのね バルバロイに喰われたとか? |
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【ノワール】 いや…それはないと思う 森の中ではほとんど襲われることもなかったし |
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【ノワール】 むしろ、いつも守られていたような気がする |
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【ディンドラン】 守られていた? |
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【ノワール】 なんとなく、そう感じるんだ …よくはわからないけど |
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【エクセリア】 …無理に思い出そうとしなくてもいいわ あなたが嘘を言ってるとは思えないし |
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【エクセリア】 …それに、一度失われた記憶は そう簡単に思い出せるものでもないもの |
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【ディンドラン】 …そうですね 私も無理強いする気はありません |
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【ディンドラン】 もし妖精の隠れ里への道を知っているなら 道案内を頼みたいと思っていただけですから |
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【エクセリア】 でも結局振り出しに戻ってしまったわ 手がかりゼロね |
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【エクセリア】 いったい、私になにが欠けているのかしら… |
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【ノワール】 …なぁ、エクセリア なんで授業のことをそこまで気にするんだ? |
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【ノワール】 言っちゃなんだけど、キミは手伝いの立場だし そこまで真剣に考えなくても… |
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【エクセリア】 だって、このままじゃあなたたち 学園祭の準備が進まないでしょう? |
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【ノワール】 …ん? |
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【エクセリア】 言ったでしょ できることがあれば手伝うって |
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【エクセリア】 でも手伝うと言っても私にできることは アダンに教わった戦術を教えることくらいだから |
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【エクセリア】 最適解の戦術を知れば、授業は効率的に進むわ そうすれば、余った時間は準備に使えるでしょ |
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【ノワール】 あのスパルタ指導は学園祭のためだったのか…! |
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【エクセリア】 ええ。それに学園祭の準備だけじゃなくて 最適解はそのあとの戦いにも役立つはずよ |
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【エクセリア】 アダンの戦術は、私に 戦う力と生きる術を与えてくれたから |
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【エクセリア】 でも指揮官から外された今ではそれも難しい …やっぱり、アダンのようにはできないわね |
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【エクセリア】 …もう行くわね。それじゃ |
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【ディンドラン】 彼女、本当にアダン先生を信頼しているんですね まるでお父さんを慕う娘さんみたい |
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【ノワール】 そうですね。アダン先生もエクセリアのことは 相当気にかけているみたいですし… |
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【ノワール】 父親、か… |
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【ディンドラン】 ノワールさん? |
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【ノワール】 …あ、いえ。なんでも |
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【ノワール】 それにしても…エクセリアのスパルタに あんな理由があったなんて |
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【ディンドラン】 それがわかっているから、 あの子も私に相談してきたんでしょうね |
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【ディンドラン】 『エクセリアの真意を皆に伝えられないか』って でも彼女、そういうの得意じゃなさそうだし |
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【ディンドラン】 そのうえあの子は肝心なところで奥手ですから… まぁそこもかわいらしいのだけど |
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【ノワール】 あの、ディンドランさん あの子って、もしかして―― |
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【ディンドラン】 あ、いけない。ナイショなんでした! |
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【ディンドラン】 今私が言ってたこと パーシヴァル様には秘密ですよ…? |
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【ノワール】 完全に言ってる |
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【ディンドラン】 なんにせよ彼女が本に答えを求めているうちは 問題は解決しないでしょう |
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【ディンドラン】 そうですねぇ… 強引に背中を押してあげたりでもしないと |
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