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【クラリス】 ちょっとだけビンカンでして~わたし |
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【クラリス】 カンがするどいと言いますか~ |
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【クラリス】 「たぶんこうなるかもしれないかも?」 というのがわかるかもしれないと言いますか~ |
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【ノワール】 えーと? |
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【クラリス】 そういうことなんです |
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【ノワール】 ううーんと? |
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【リアム】 「クラリスの予感は時々当たる」 ということでしょう |
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【クラリス】 詳しくお話しするのは難しいんですよね~ 整理できましたら、いずれ |
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【ノワール】 …予感した結果が──『視える』? |
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【クラリス】 わたし、目が悪いからか ぼんやりとですが |
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【クラリス】 だから杞憂に終わることのほうが多いんです ドキドキです~ |
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【ノワール】 あの──カイルという少年に起こる 不幸を『視た』ってことか |
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【リアム】 はい…あり得ない話ではないのです |
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【リアム】 あの子のご両親は ロンディニウム随一の大商人です |
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【リアム】 よからぬことを企む者がいないとも限りません 例えば…カイルくんを誘拐して──とか |
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【ノワール】 その…ご両親は? |
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【クラリス】 ご安心を。ご健在ですよ~ |
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【リアム】 あのロンディニウムの事件のあと 私財を投じて都の復興に力を尽くしています |
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【リアム】 しかしそれゆえ ご両親は多忙を極め── |
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【カイル】 「今年の降誕祭は一緒にいられないかも」 って言うんだよ! |
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【クラリス】 あら~カイルくん お食事はもういいんですか~? |
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【カイル】 ごちそうさまでした! |
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【クラリス】 おそまつさまでした~ |
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【カイル】 話戻すけど!ボクだって大商人の息子だ 親が忙しいのはイイことだってわかってる |
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【カイル】 だから今年の降誕祭はボクが ママやパパに幸せを贈ってあげたいんだ |
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【ノワール】 それが、サプライズプレゼントか |
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【カイル】 親がよく「商売はツキを掴むべし」って言うんだ だから…なにか幸運になるようなモノをさ── |
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【クラリス】 …カイルくん ロンディニウムに帰るつもりはありませんか? |
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【カイル】 ないよ! 贈り物が決まるまではね! |
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【リアム】 うーん、しかし… 叔父様も心配しているでしょう |
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【ノワール】 叔父? |
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【カイル】 ボクの叔父さんにね サプライズプレゼントのこと相談したんだ |
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【クラリス】 叔父様も、カイルくんのご両親と同じく ロンディニウムの商人さんらしくて~ |
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【クラリス】 その叔父様ならプレゼントに適したものを 取り扱っているのではないかと踏んだんですね~ |
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【カイル】 でもママとパパが取り扱ってる物のほうが はるかに上等でさ、まいっちゃったよ |
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【カイル】 そうしたら叔父さんが「ロンディニウムの外なら 珍しい品物もあるかも」って言ってさ |
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【カイル】 ログレスまで連れてきてくれたんだ |
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【カイル】 でも叔父さんにプレゼントの内容が知られたら ママとかパパにも漏らしちゃうかもしれないだろ |
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【カイル】 だからログレスに着いてすぐ 叔父さんに黙ってひとりで街に繰り出したら── |
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【クラリス】 迷子になって わたしとコンニチハしたんですね~ |
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【ノワール】 あれ、じゃあ…今、叔父さんから見たら カイルくんは行方不明…ってことに? |
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【クラリス】 はい、恐らく… |
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【リアム】 ですので、カイルくんの叔父様については わたしたちのほうでも探させています |
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【リアム】 しかし商人が出入りする下町も含めると 城下町も広いですからね… |
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【カイル】 プレゼントが決まるまでは 叔父さん見つけなくていいよ! |
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【ガウェイン】 となりゃあ 残り時間は多くねえな! |
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【ラグネル】 早く帰してあげないと叔父サンも可哀想だし そっこーでプレゼント決めちゃおう! |
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【カイル】 でもさ、贈り先が大商人のママとパパだよ? 目の肥えかたがハンパないよ? |
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【カイル】 ボクが言うと 自慢みたいになっちゃうけど |
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【ラグネル】 え、と…ママさんとパパさんが 大好きだってことは伝わったよ! |
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【ガウェイン】 ひとりで考えてダメなときは 友達ネットワークの出番だぜ |
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【ノワール】 友達ネットワークってなんだ…? |
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【ラグネル】 細かいことは気にしないの! というわけで聞いてきました! |
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【ラグネル】 『あなたがサプライズプレゼントを 贈るとしたら?突撃インタビュー!』 |
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