メイン現代編/ms0002/2話_ADV_4

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【フライクーゲル】
………ひとりで逃げる気は、ないんだよ
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【フライクーゲル】
でも…わたしと逃げたって
きみは、あんまり幸せじゃないかな
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【フライクーゲル】
だってきみは
わたしのことなんて知らなくて
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【フライクーゲル】
………
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【フライクーゲル】
…あっはは。ヤバいなぁ
アブないオンナって感じするね?
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【フライクーゲル】
レーヴァ
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【レーヴァテイン】
前からずっと、危なげだったよ
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【レーヴァテイン】
だから
目が離せない
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【フライクーゲル】
オーバーだなあ
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【レーヴァテイン】
盗み聞きする気はなかったけど
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【レーヴァテイン】
こんな状況で<%player>を
ひとり歩きさせるわけにはいかない
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【フライクーゲル】
レーヴァならそう言うと思ったよ
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【レーヴァテイン】
あなたの思いもわかる
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【レーヴァテイン】
やめる自由は
いつでもあるよ
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【フライクーゲル】
…レーヴァ?
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【レーヴァテイン】
でも…それでも今戦い続けてくれているのが
<%player>の意志なんじゃないの
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【フライクーゲル】
………
…そう、かも…ね
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【フライクーゲル】
で、でも、でもさぁ
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【フライクーゲル】
「望まれたら応えなきゃ」
その姿勢はきっと正しいし尊いし推せるよ
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【フライクーゲル】
だけどダーリンが命懸けで戦って
例えば万一イミテーションを退けられたとして
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【フライクーゲル】
そのあとは…っ?
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【フライクーゲル】
そのあとも
戦いはずっと続く
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【レーヴァテイン】
…終わるまで、続くね
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【フライクーゲル】
だったら
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【フライクーゲル】
ダーリンが運命に強いられて
いつ殺されるかわからない人生より──
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【レーヴァテイン】
…自由に生きる人生が、いい?
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【レーヴァテイン】
だから私を撃って
<%player>と逃げる?
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【フライクーゲル】
少なくとも
わたしは
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【フライクーゲル】
誰かに望まれる生き方をしなきゃ
いけない世界じゃ、息できない
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【レーヴァテイン】
………あなたが意味もなく
動く人間じゃないのは知ってる
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【レーヴァテイン】
それが
あなたのエゴなんかじゃないことも
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【フライクーゲル】
なんで、そう言い切れるの?
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【レーヴァテイン】
私だって、あなたの友達だから
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【フライクーゲル】
………!
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【レーヴァテイン】
あなたは自ら
『自由』という選択肢に成ろうとしてる
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【レーヴァテイン】
<%player>のために…
「『自由』を選んでもいいよ」と
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【フライクーゲル】
…なんの話かわかんないよ
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【レーヴァテイン】
だったら
私は最後まで──
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【レーヴァテイン】
『破滅』に抗う選択肢に成る
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【レーヴァテイン】
「一緒に傷つく」って
約束してもらったから
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