メイン現代編/ms0002/2話_ADV_5

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【フライクーゲル】
仲間ハズレにされてた
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【フライクーゲル】
…わたしを
みんな、避けてただけかもしれないケド
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【フライクーゲル】
わたしのキラーズ『フライクーゲル』は
撃てば当たる悪魔的な力を持ってて
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【フライクーゲル】
そこらのバルバロイ相手には敵ナシで
クラスメートと一緒に戦いに出れば──
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【フライクーゲル】
何人死んでも…班が壊滅しても
わたしだけが危なげなく、いつも生き残る
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【フライクーゲル】
中にはわたしが殺してるんじゃないかって
噂する人だっていた
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【フライクーゲル】
で、いつからか
わたしこそ『悪魔』だとか言われて
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【フライクーゲル】
きみと、隣の席になった
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【フライクーゲル】
お互いひとりで
ごはんを食べてた
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【フライクーゲル】
きみは転校してきたばかりで
まだ友達がいなかったから
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【フライクーゲル】
あるとき、きみが話しかけてくれた
わたしはうまく受け答えができなかった
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【フライクーゲル】
「そばにいてごめんね」とか
オーバーに、笑ってみせた
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【フライクーゲル】
『悪魔』のわたしがそばにいるせいで
きみに友達ができないのかも、とか思って
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【フライクーゲル】
…でも、きみは
「こんな悪魔は、はじめてだ」と言った
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【フライクーゲル】
「きみほどの力があるなら
ひとりで逃げればいいのに、そうはしない」
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【フライクーゲル】
「クラスメートが少しでも
自由でいられるように戦い続けている」
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【フライクーゲル】
あのときのわたしはただ
友達の作りかたがわからなかったから
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【フライクーゲル】
役割を果たせば誰かが認めてくれると
ただそう思っていただけなのに
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【フライクーゲル】
「こんなに優しい悪魔はいない」と
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【フライクーゲル】
「『はじめての友達』になってほしい」
そう言われた
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【フライクーゲル】
わたしは
きみを『友達』と呼んでいいか迷った
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【フライクーゲル】
きみはオーバーに言った
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【フライクーゲル】
「どう呼ぶかはきみの自由だ」と
「きみの人生はきみだけのものだから」と
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【フライクーゲル】
だから、わたしはオーバーに
きみをこう呼ぶことにした
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