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【ローマ兵】 グウッ――ルーシャス、様――… |
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【ラロゥ】 なんだ、こいつら… 外で見かけた奴らより様子が変っていうか… |
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【ラロゥ】 いくら聖杯が願いを叶えるかもっていったって さすがに鬼気迫りすぎじゃない…? |
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【ヴォールス】 …もしかすると、遺跡の中に漂う 妙な空気にあてられているのかもしれない |
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【クレア】 ……… |
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【ラロゥ】 妙な空気?なにそれ |
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【ヴォールス】 …感じないのか? この息苦しさ、切迫感を |
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【ラロゥ】 そりゃ、ちょっと空気悪いなぁくらいは思うけど 別にそこまでは… |
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【クレア】 …ええ あなたが言うほどの違和感はないわ |
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【ヴォールス】 な―― |
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【ラロゥ】 ていうか、アンタちょっと顔色悪いよ 大丈夫? |
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【ヴォールス】 …問題ない |
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【ヴォールス (心の声)】 (どういうことだ…?俺とローマの残党兵だけが この空気にあてられているのか) |
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【ヴォールス (心の声)】 (だとすればいったい、なぜ…?) |
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【クレア】 ……… |
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【ラロゥ】 え、ちょっと!? |
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【クレア】 行きましょう。本当に聖杯があるのなら もっと奥にあるはず |
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【クレア】 第二の聖杯なんてあるとは思えない あっていいとも思わない |
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【クレア】 けれどなにもないで片付けられないくらいには ここには謎が満ちている |
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【クレア】 もし聖杯と謳われるなにかしらがあるなら わたしはその謎を解き明かしたい |
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【クレア】 …それに、もし本当に 願いを叶える聖杯があるなら―― |
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【クレア】 ……… |
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【ヴォールス】 クレア…? |
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【クレア】 …早く行きましょう 先を越されたくないわ |
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【ラロゥ】 …あの人、大丈夫? |
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【ラロゥ】 ローマの残党兵みたいにちょっと おかしくなっちゃってるんじゃ… |
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【ヴォールス】 ………いや |
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【クレア】 そうかもしれないわね でも、伝説ってそういうものでしょ |
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【クレア】 それに縋ることで安らぐ気持ちがあることを 否定はしないわ |
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【ヴォールス】 …不甲斐ないのは、俺だ |
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