=== アイク & アルフレッド === --- C --- [アルフレッド] 君がソルムにいた指輪の紋章士…ふむ。 なるほど…素晴らしい筋肉を持っているようだね。 [アイク] 素晴らしい筋肉… そう言われたのは初めてだな。 --- B --- [アルフレッド] どうしたら君のように筋肉をつけることができるのか、 僕に教えてくれないかい？ [アイク] 特別なことはしていないが、鍛錬を欠かさないことと… あと、肉を食うことかな。 --- A --- [アルフレッド] アイクと共に戦場を潜り抜けた成果だろうか、 僕にもだいぶ筋肉がついてきたと思わないかい？ [アイク] 正直よくわからんな…すまん。 [アルフレッド] 謝る必要はないさ。アイクのそういう素直なところが 僕はとても気に入っているのだから。 [アイク] 「少しは気を遣え」とよく仲間に言われてたんだが、 そう言ってもらえると助かる。 === アイク & アンナ === --- C --- [アイク] なんだ、子供が商売をしているのか？ [アンナ] 商品はたしかな物ばかりよ。 だから、好きなだけ見て、ついでに買っていってね。 --- B --- [アイク] ちょっといいか、アンナ。 実は探している物があるんだが。 [アンナ] アンナじゃなくて、アンナさん！ さんを付けなかったら、答えないんだからね！ --- A --- [アンナ] キレイな小石を見つけた記念に、 お祭りを開こうと思うんだけど、どうかしら？ [アイク] 俺は構わないが… どういう記念なんだそれは？ [アンナ] アイクはてつだってくれるわよね？ てつだってくれないと、泣いちゃうわよ！ [アイク] わかった。 言われた通り手伝うから、泣くな。 === アイク & ボネ === --- C --- [ボネ] アイクの力はまるで、脂の乗った牛肉のようだ。 食べることができないのが心底惜しい… [アイク] …どういう種類の冗談だ、それは。 --- B --- [ボネ] アイクの好物を教えてくれ… [アイク] 紋章士だから食事は摂らないが、俺が生きた世界では、 肉料理が旨かった。腹いっぱい食えれば最高だ。 --- A --- [アイク] 難しい顔して、どうした？ [ボネ] アイクを満足させるための肉料理を考案しているんだが、 なかなか上手くいかなくてな。 [アイク] ボネ…前にも言ったが、 俺は紋章士だから料理が食べられんぞ。 [ボネ] 百も承知だが…食べるまでもなく満足してしまう 料理を目指している。アイクのため、必ず作ろう… === アイク & ブシュロン === --- C --- [アイク] 真剣な顔をしているな。 兵法の本でも読んでいるのか？ [ブシュロン] いいや、騎士物語だ。 これがなかなか感動できる話でな。 --- B --- [アイク] いつも同じ本を読んでいるようだが、飽きないのか？ [ブシュロン] 飽きるなんてとんでもない。 興味があるなら俺が読み聞かせようか？ --- A --- [アイク] この間も迷子になっていたようだが、 もし森の中で戦いになったらどうするんだ？ [ブシュロン] 仲間についていけば問題ない。 [ブシュロン] 万一、仲間とはぐれてしまった場合は… まあ、なるようになるしかないな。 [アイク] 今後は俺の傍から離れるなよ？ 一人の時に敵に囲まれたら厄介だからな。 === アイク & セリーヌ === --- C --- [セリーヌ] 今日はとてもいい天気ね。 空を眺めているだけで幸せな気分になれるわ。 [アイク] 本当だな。 このまま平和な日が続けばいいんだが。 --- B --- [セリーヌ] 平和を勝ち取るために戦うことを、 アイクはどう思うかしら？ [アイク] 相手も戦いを望んでいる以上、 それは仕方のないことだろうな。 --- A --- [アイク] 王女自ら今日も鍛錬か、精が出るな。 [セリーヌ] 国を守るためには、 戦わなくてはいけない時もあるもの。 [セリーヌ] その時に、兵に全てを任せて、 自分だけが後ろで見ているなんてできないわ。 [アイク] 戦場に立つ王女…か。俺の知り合いにも一人いた。 あんたの国に住む人々は幸せだろうな。 === アイク & クロエ === --- C --- [クロエ] 指輪から屈強な男性が出てきて力を貸してくれるなんて、 御伽噺としては完璧な始まりだわ。 [アイク] 俺みたいな奴じゃなく、どこかの王子様だったら、 もっとお伽噺っぽかったんだろうがな。 --- B --- [アイク] あんたは、いつも変わった物を食べてるな。 [クロエ] 珍味が好きなのよ。 アイクにも食べさせてあげたかったわ。 --- A --- [クロエ] アイク、無理をしていない？ みんなが期待してるからって無理をする必要はないのよ。 [アイク] 心配してくれるのはありがたいが… むしろ逆だ。 [アイク] 強いやつと戦えることを、俺は楽しんでいる。 あんたたちには、不可解に思われるかもしれないがな。 [クロエ] だったらいいんだけど。 でも、辛い時はいつでも、わたしに言ってね？ === アイク & シトリニカ === --- C --- [シトリニカ] あなたの気迫、勇者と呼ばれるだけあるわね。 今度、戦い方を教えていただけるかしら？ [アイク] 人にものを教えるのは苦手だが、 それでも良ければ力になろう。 --- B --- [シトリニカ] 笑顔は人を幸せにすると言うわ。 アイクもたまには笑ってみたらいかが？ [アイク] 努力はしてみよう。 --- A --- [シトリニカ] アイク、あなたのことが気に入ってしまったわ。 なにか欲しい物はないかしら？ [アイク] 特に何も思い浮かばんな。 [シトリニカ] あなたのためになにかしたいのよ。 なんでもいいから、言ってちょうだい？ [アイク] なら、笑顔の練習にでも付き合ってもらうか。 === アイク & クラン === --- C --- [アイク] あんたは神竜のお世話係なんだろ。 いいのか、俺の相手なんかしていて？ [クラン] お気になさらず。 アイク様のお世話もできるなんて、この上なく光栄です！ --- B --- [クラン] アイク様。 今日もこれから剣の鍛錬ですか？ [アイク] ガキの頃からやっているせいで癖になっててな。 これをやらないとどうにも落ち着かないんだ。 --- A --- [クラン] あの…アイク様。 今日は僕も鍛錬に付き合わせてもらっていいですか？ [アイク] 構わないが、体力的についてこれるか？ 正直、クランには厳しいと思うが… [クラン] 覚悟の上です。 僕も皆さんの役に立てるよう強くなりたいんです。 [アイク] …そうか。だったら、クランの覚悟を試させてもらおう。 最後までついてこい。 === アイク & ディアマンド === --- C --- [ディアマンド] 先の戦での勇猛ぶり、流石はソルムに託された紋章士だ。 強い力を持つという噂が立っていただけのことはあるな。 [アイク] 褒めてもらえるのはありがたいが…俺はただの剣士だ。 人より少しばかり、鍛えてはいるがな。 --- B --- [ディアマンド] アイクの使うその独特な剣技、 私に教えてくれないだろうか？ [アイク] これは親父に教えてもらった技を、戦場で磨いたものだ。 教えてやってもいいが、簡単には覚えられないぞ。 --- A --- [ディアマンド] 国を豊かにし、尊敬する父上を超える王になる。 そんなことが、この私にできるだろうか？ [アイク] できるできないじゃない。やるんだ。 [アイク] そのためにあんたは、 自分を鍛え高め続けていたんだろう？ [ディアマンド] ああ、そうだな。 アイク、君に話して本当に良かった。 === アイク & エーティエ === --- C --- [アイク] あんた、見かけによらず、なかなかの腕っぷしだな。 [エーティエ] アイクさんに褒めていただけるなんて、光栄ですわ。 日々鍛錬を積み重ねてきた甲斐があるというものです。 --- B --- [エーティエ] お聞きしたいことがあるのですが、 アイクさんはどのような筋肉増強剤を使っていますの？ [アイク] 何のことを言っているのかわからんが… 筋肉を増やしたいなら肉を食え。 --- A --- [エーティエ] 人間がみんな、もっと鍛錬を積めば、この世から 戦争なんてものはなくなる。そう思いませんこと？ [アイク] …どういう意味だ？ [エーティエ] 体を動かせば、たいていの不満は消えてしまいますわ。 不満が消えれば争いもなくなる。違いますか？ [アイク] なかなかそうはいかんと思うが… 全人類がエーティエのようなら、平和になるのかもな。 === アイク & フォガート === --- C --- [フォガート] アイクみたいなシブい人がウチの城にいたっていうのも、 なんだか不思議な感じがするよね。 [アイク] そうか？　俺は特に違和感を覚えなかったがな。 傭兵団と雰囲気が似ていたせいかもしれん。 --- B --- [フォガート] 普段のアイクもかっこいいけど、戦場だと もっとかっこいいよね。うーん、憧れるなあ。 [アイク] 「かっこよさ」の基準がわからんが… 俺よりもあんたのほうが洒落てると思うけどな。 --- A --- [フォガート] こうして色んな人と出会えたっていうのに、 宴が毎日毎晩はできなくてつまんないよね、アイク。 [アイク] そんなことをしている状況ではないからな。 平和になったら好きなだけすればいいさ。 [フォガート] なに、他人事みたいに言ってるんだよ。 アイクの歓迎会だって絶対にちゃんとやるからね。 [アイク] そうか。ならその時は極上の肉料理を用意してくれ。 とびきり良い匂いのする奴をな。 === アイク & フラン === --- C --- [フラン] あの！　アイク様のサインをもらってもいいですか！？ [アイク] …すまんが、ペンには触れなくてな。 --- B --- [フラン] アイク様って、指輪の中でどんな生活を されてたんですか！ [アイク] 殆ど眠っていたから意識はなかったが… かつての戦いの夢を見ていた気がする。 --- A --- [フラン] あの、アイク様。いつも付きまとっちゃって、 私のこと鬱陶しいって思ってますか…？ [アイク] …いや、傭兵団を思い出して、 むしろ楽しいと思っていたくらいだ。 [フラン] だったら、良かったです！ アイク様滅多に笑ってくださらないから…！ [アイク] ふっ…余計な気を遣わせて悪かったな。 不愛想だと、よく仲間にも言われていた。 === アイク & ゴルドマリー === --- C --- [ゴルドマリー] こ、こんにちは、アイクさん。 わたしを好きになっても構いませんよ…？ [アイク] 変わった挨拶だな。 この国ではそれが普通なのか？ --- B --- [ゴルドマリー] あの、アイクさん… 可愛いわたしに稽古をつけてくれませんか…？ [アイク] それは構わないが、 なぜこんなに近付いて言う必要があるんだ… --- A --- [ゴルドマリー] 自分で言うのも何ですが、ここまで一緒に戦えば、 普通はわたしになびくと思うんですけど… [アイク] そう言われてもな… [アイク] だが、ゴルドマリーのことを信頼はしている。 それだけは覚えておいてくれ。 [ゴルドマリー] それってつまり、少しはわたしが好きということですね… ご好意をいただき、すみません… === アイク & オルテンシア === --- C --- [オルテンシア] あなた、なかなか格好いいじゃない。 これなら、あたしが連れて行ってあげてもいいかもね。 [アイク] なんだかよくわからんが、今後もよろしく頼む。 --- B --- [オルテンシア] ねえ、アイク。あたしより可愛い子なんて、 そうそういるわけないわよね？ [アイク] すまんが、そういうのには疎くてな。 だが、あんたほど頑張ってる人間はそういないだろうな。 --- A --- [オルテンシア] イルシオン、ちゃんと再建できるかしら… [アイク] ああなってしまったら、 元通りにするのは難しいだろうな。 [アイク] けれども、また一から始めることならできる。 そのためにも、早くこの世界を平和にしないとな。 [オルテンシア] う、うん！　あたしもっと頑張るから！ だから、ちゃんと見ててよね、アイク。 === アイク & アイビー === --- C --- [アイク] どうした、アイビー。俺のことが苦手か？ [アイビー] 苦手とは少し違うわ…ソルムへの印象と同じ… 貴方のような人とどう接していいのか、わからないの。 --- B --- [アイク] 俺の勘違いだったらいいんだが、 あまり一人で抱え込むなよ、アイビー。 [アイビー] 貴方って、不思議な人ね。 言葉は少ないけれど、人を安心させる力がある… --- A --- [アイビー] どうしたら、もっと人を信じられるようになるのかしら。 傭兵団の団長だった貴方なら、知っているわよね？ [アイク] 騙されることを恐れないことだ。一度相手を信じたなら そいつに騙されても構わないと思っていればいい。 [アイビー] そう… 貴方になら騙されても構わないわ、アイク。 [アイク] その言葉。そのままあんたに返そう。 俺もだ。アイビー。 === アイク & ジェーデ === --- C --- [ジェーデ] なぜかしら… アイク殿には親近感が湧くわ。 [アイク] そうか？ 互いに無口なだけだと思うが。 --- B --- [アイク] 不機嫌そうだな、ジェーデ。 なにか悪いことでもあったのか？ [ジェーデ] そんなことないわ。 これでも、私、笑っているのよ？ --- A --- [ジェーデ] アイク殿、小説の登場人物になるような、 面白い人を知らないかしら？ [アイク] 面白いかどうかはわからないが…賭け事が大好きで、 いつも借金まみれな奴なら仲間にいたな。 [ジェーデ] …そんな人間を入れて大丈夫だったの？ [アイク] そうだな…ろくでなしといって煙たがる奴もいれば、 立派な人間だと、気に入っている奴もいたな。 === アイク & ジャン === --- C --- [ジャン] はぁ…戦闘の時は気づかんかったけど、 紋章士は、近くで見ると大きいんやなぁ。 [アイク] 紋章士は関係なく、 俺がデカいだけだと思うぞ。 --- B --- [アイク] その歳で医者とは、たいしたものだな。 [ジャン] 怪我人からしたら、歳は関係あらへん。 一日も早く、立派な医者になるんや。 --- A --- [ジャン] アイクさんは、なんでいつも 自分のことをこんなに気にかけてくれるん？ [アイク] 傷を治してくれる仲間に敬意をもっているだけだ。 迷惑だったらやめるが？ [ジャン] 迷惑では全然あらへんよ。 ただ、ちょっとこそばゆいような気持ちになるだけや。 [アイク] 俺の妹も癒し手だった。 あんたを見ていると、あいつを思い出すのかもな。 === アイク & カゲツ === --- C --- [カゲツ] 先の戦いをじっくり見させてもらったのじゃが… アイク殿は、なかなかの強者のようじゃな！ [アイク] 俺の剣は親父に叩き込まれたものだ。 そんじょそこらの柔な剣技とは違うからな。 --- B --- [カゲツ] おお、戦場以来じゃのう。寂しかったぞ。 息災であったか、友人よ！ [アイク] 友人…？ まあ、なんて呼んでもらっても構わないが。 --- A --- [カゲツ] 元々は傭兵団の長をやっていたのだろう？ そこには余よりも強い者がおったのか？ [アイク] ああ、風魔法を操る魔道士に、神技を持つ弓手… 強い奴らがたくさんいた。 [カゲツ] アイク殿がそう言うなら、相当であろうな！ どんな猛者たちなのか、詳しく教えてくれ！ [アイク] そうだな。まずは、傭兵団の参謀として俺を支えてくれた あいつの話でもしようか… === アイク & ラピス === --- C --- [ラピス] うう、なんだか緊張するなあ。 さ、さっきは助けてくれてありがとう…アイクさん。 [アイク] 礼は要らない。あんたほどの実力があるなら、 俺が手を貸す必要もなかったと思うしな。 --- B --- [ラピス] な、何か共通の話題を…ええと。熊のお肉って 美味しいって、人から聞いたんだけど。人から。 [アイク] ああ、確かに熊は美味いな。 依頼されて狩った時は、よく食べていた。 --- A --- [ラピス] アイクさんも熊を狩っていただなんて、親近感がわくわ。 でも、同じものを食べていてもこんなに違うのね。 [ラピス] あたしは戦場で失敗を恐れてしまうの… アイクさんみたいに、自信のある人になれればいいのに。 [アイク] 別に自信があるわけじゃない。 ただ、考えるよりも前に動いているだけだ。 [アイク] …心配するな、ラピス。失敗しても、俺がついている。 だから、自分の思うままに戦え。 === アイク & リンデン === --- C --- [アイク] なぜ魔法を使った？　敵襲か！？ [リンデン] ぬ？　見てわからんのか？ 魔法を使って料理をしているんじゃ。 --- B --- [リンデン] 魔法は奥が深い、考えれば考えるほど 新しい使い方を思いつく。 [アイク] 剣も同じだ、日々新しい戦法が生まれてくる。 …だから面白い。 --- A --- [リンデン] どうして人間というのは、 過ちを犯してしまうのかのう… [アイク] 人間は、残念ながら完璧じゃない。 だが、間違いながら成長していくものだ。 [リンデン] 成長か… それが良き方向へと進めばいいのじゃが。 [アイク] それを導くのが、俺や、あんたの役割なのかも知れんな。 俺は剣で、あんたは学問で。 === アイク & ルイ === --- C --- [ルイ] 時にアイクさん。 女性同士の仲睦まじい姿を見て、どう思われますか？ [アイク] どういう意味だ？ 仲がいいのは結構なことだ。 --- B --- [ルイ] アイクさんの隣に立たせるなら…うーん… アルフレッド様となかなかお似合いかもしれませんね。 [アイク] 確かにアルフレッドは相当な実力者だからな。 いつかは手合わせをしてみたいものだ。 --- A --- [ルイ] 世の中というのは、 なかなか思い通りにいかないものですね。 [アイク] なにかあったのか？ [ルイ] 風景の一部となって眺めていたいだけなのに、 仲間たちが気にかけてくれるのです。 [アイク] 言っている意味が解らんが…気配を消したいのなら 今度、俺が雇っていた密偵の話をしてやろう。 === アイク & リュール === --- C --- [リュール] この世界に平和を取り戻すため、 私たちに力を貸してもらえますか？ [アイク] 安心しろ、俺は傭兵だ。 一度受けた依頼は必ず完遂させる。 --- B --- [リュール] 私にはまだ力が足りない… だからアイク、私に戦うための術を教えてください。 [アイク] 教えるのは得意じゃないんだが、仕方ないな。 手加減はできんぞ、覚悟しろよ。 --- A --- [アイク] 出会った時とは違って、 戦い方もずいぶんと様になってきたな。 [リュール] アイクや皆さんが、 私を鍛えてくれましたから。 [アイク] いや、俺たちは背中を押したに過ぎない。 自信を持て。全てはあんたの努力の結果だ。 [リュール] ありがとうございます。 この力で、必ずこの世界の平和を守ってみせます！ === アイク & モーヴ === --- C --- [モーヴ] 敵対していた俺たちが、 こうして共に戦っているというのも不思議な気分ですね。 [アイク] 昨日の敵は今日の友…戦場ではよくあることだ。 もっとも、もう一度お前と敵になるのは御免だがな。 --- B --- [モーヴ] 自分の無能さに嫌気がさします。 戦がなければ、こうも役に立つことができないとは。 [アイク] そう思うなら、ひとつひとつ身につければいい。 いまのあんたには、たくさん時間があるだろう？ --- A --- [モーヴ] ヴェイル様にもようやく笑顔が戻ってきた。 もう間もなく、俺の役目も終わりそうです。 [アイク] あんたは役目だから、ヴェイルの傍にいたのか？ 違うだろ、あんたは自分で傍にいることを選んだんだ。 [アイク] ヴェイルもあんたを必要としている。 なら、最後まで貫くべきじゃないのか？ [モーヴ] そうですね。もし許されるのなら、 この命が尽きる時まで主の傍で仕えさせていただきたい。 === アイク & メリン === --- C --- [メリン] お肉の良さがわかる人間に悪い人はいない… アイク殿とは仲良くなれそうです！ [アイク] そうか。これからも、よろしく頼む。 --- B --- [メリン] 見た目が格好いい技を習得したいのですが、 アイク殿、なにかいい技を知りませんか？ [アイク] 見た目を気にせず、実用的な技の方がいいとは思うが… 『天空』なんかどうだ？ --- A --- [メリン] 僕は世界が平和になったら、 世界の珍獣を見に行きたいんです。 [アイク] 珍獣を見てどうするんだ？ 食うのか？ [メリン] まさか！　見ることにロマンがあるのです！ 良かったらアイク殿も僕たちと一緒に行きませんか？ [アイク] ロマンを追い求めるか… ああ、それも悪くないかもしれんな。 === アイク & ミスティラ === --- C --- [アイク] あんたが指輪を守ってくれたおかげで、 無事に顕現されることができた。礼を言う。 [ミスティラ] お礼なんて水臭いよ。アイクはお城にいた紋章士… つまり家族も同然だもん！　これからも楽しくいこう！ --- B --- [アイク] なんだか、いい匂いがするな。 [ミスティラ] ちょうどいま、お肉を焼いてるんだ。 香りだけでも楽しんでく？ --- A --- [ミスティラ] ねえアイク。 傭兵団って普段はどんなことをしてるの？ [アイク] 色々だ。村を襲う盗賊を追い払ったり… 王女に頼まれ、侵略者を倒したこともあったな。 [ミスティラ] へえ、あたしそういうの大好き！ まるで正義の味方みたいだね！ [アイク] そんな大層なもんじゃない。 ただ、困ってる奴らを放っておけなかっただけだ。 === アイク & パンドロ === --- C --- [パンドロ] アイク様！　もしやお祈りに来られたのですか？ ならば是非一緒に。ささ、どうぞどうぞ！ [アイク] 話を聞きに来ただけだったんだが… まあ、たまにはいいか。 --- B --- [アイク] この世界の教会は、 ずいぶんと派手な感じなんだな。 [パンドロ] オレがド派手に改装してしまっただけなので。 参考になさらない方が宜しいかと… --- A --- [パンドロ] アイク様…人はなぜ戦争なんてするのでしょうか。 早く平和になればいいのにと思わずにいられません。 [アイク] 理由なんて人それぞれだろうな。 願ってるだけでは何も変わりはしない。 [アイク] だから、俺たちは戦っているんだろう？ 俺は最後まで力を貸してやる。 [パンドロ] アイク様…そのお言葉、とても心強いです。 そのお背中に、これからもついて行かせてください。 === アイク & パネトネ === --- C --- [パネトネ] アイクさん、ごきげんようでございますですわ。 [アイク] …独特な言葉遣いだな。 方言かなにかか？ --- B --- [パネトネ] アイクさんも王家に仕えていたと聞きましたですが、 その時、何か気をつけていたことはありますですか？ [アイク] いや、特に何も。 …まあ、仲間には色々と注意をされたがな。 --- A --- [パネトネ] はぁ、またやらかしてしまいましたです… 戦いになると、どうしてお上品にできませんのかしら… [アイク] 気にする必要はないんじゃないか。 ミスティラだってなにも言ってないんだろ？ [パネトネ] 臣下がこんなでは、姫様が舐められてしまいますですわ。 それだけは絶対に避けなければいけませんですわよ。 [アイク] あいつのことがそんなに大事なんだな。 野暮なことを言ってすまなかった。 === アイク & ロサード === --- C --- [アイク] さっきの戦いを見せてもらったが、 あんたなかなかやるな。 [ロサード] やるとかどうでもいいからさ。 かわいいって言ってほしかったなー。 --- B --- [ロサード] アイクは、相手が王族であっても態度を変えない。 オレ、そういうところ結構好きだよ。 [アイク] 礼儀作法を学べと口うるさく言われてたんだが、 どうにも苦手でな… --- A --- [ロサード] アイクはさー、なんでそんな風に人や物事を 平等に、公平に見られるのー？ [アイク] 身分や種族に拘る理由の方が、 俺にはよくわからないんだ。 [アイク] みんな同じ人間なんだ。 そこに上も下もありはしないだろう。 [ロサード] ホントにそうだよねー。 みんな、アイクみたいな考え方になればいいのに。 === アイク & ザフィーア === --- C --- [アイク] 俺になにか用か？ [ザフィーア] 警戒しなくても、取って食ったりなんかしないよ。 ただ私と同じ匂いを感じただけさ。 --- B --- [ザフィーア] …そうかい、その剣技は、 亡くなった親父さんに教わったのかい。 [アイク] ああ、極めれば誰にも負けないだろう。 親父が遺した、最高の贈り物だ。 --- A --- [ザフィーア] あんたは強さの果てに何を求めるんだい？ [アイク] 俺は何も求めちゃいない。 ただ、自分がどこまで強くなれるのか知りたいだけだ。 [アイク] あんただって同じだろ、ザフィーア。 [ザフィーア] こいつは一本取られたね。 ますます、あんたのことが気に入ったよ！ === アイク & セアダス === --- C --- [セアダス] アイク、今日はなるべく外出をしない方がいいよ。 君にとって悪い星回りをしているからね。 [アイク] あんた、踊り子かと思ってたが、占い師だったのか？ --- B --- [セアダス] アイクは、俺の踊りを真剣に見てくれるね。 意外だけど…もしかして気に入ってくれたのかい？ [アイク] ああ、見事な身のこなしだ。 長い年月、修練を積み重ねてきたと見た。 --- A --- [セアダス] アイクの向上心には感心するよ。 それだけの強さがありながら、まだ先を目指すなんてさ。 [アイク] そう言ってくれるのはありがたいが、 俺の目指す目標からはまだほど遠い。 [アイク] 俺の目標は、親父を超えることだ。 まだまだ、足元にもおよばない。 [セアダス] 父親を？　…うん、その気持ち、俺もわかるよ。 俺もいつか、死んだ師匠の踊りを超えたいから。 === アイク & スタルーク === --- C --- [アイク] スタルーク、聞きたいことがあるんだが、いいか？ [スタルーク] ぼ、僕なんかの名前を、 アイク様の記憶に留めてもらってすみません！ --- B --- [アイク] さっきの戦いでは、あんたに助けられた。 礼を言わせてくれ。 [スタルーク] お礼なんて全然です！ 僕がアイク様を守るのは当然なので！ --- A --- [アイク] あんたほどの腕がありながら、 どうしてそんなに自信がないんだ？ [スタルーク] 僕なんて兄上と比べたら全然で、 本当に、力不足なので… [アイク] 俺も、親父にはまるで敵わないと思っている。だが… それは強さとは関係ない。あんたは強い、自信を持て。 [スタルーク] あ、アイク様…！　ありがとうございます。 なんだか、やる気が出てきました… === アイク & アンバー === --- C --- [アンバー] 俺はアルパカの里の勇者、アンバーだ。 勇者同士、仲良くしよう！ [アイク] 俺は勇者じゃないんだがな… まあ、こちらこそよろしく頼む。 --- B --- [アイク] なあ、アンバー。 アルパカの肉ってのは美味いのか？ [アンバー] アルパカは食べ物じゃない！ 俺たちの友達だ！ --- A --- [アンバー] この世界のどこかに金色のアルパカがいるらしいんだ。 それをいまから探しにいかないか！ [アイク] 別に構わないが、何か手がかりでもあるのか？ [アンバー] アルパカは山岳地帯に棲んでるんだ。 だから、山の中を探せばいつか見つかるはずさ！ [アイク] これは当分、帰ってこれそうにもないな… === アイク & ヴァンドレ === --- C --- [アイク] なにか俺にできることはないか？ のんびりとしているのはどうにも性に合わなくてな。 [ヴァンドレ] 戦となれば貴方の力をお借りすることになります。 ですから、今はゆっくりとお休みください。 --- B --- [アイク] あんた今、笑ってなかったか…？ [ヴァンドレ] そんなに驚かなくても。 私とて、笑うことくらいありますぞ。 --- A --- [アイク] その鍛え抜かれた身体。 あんたも昔は相当腕を鳴らしたんだろうな。 [ヴァンドレ] ルミエル様にお仕えするため、 長年に渡り、自身を研鑽し続けましたからな。 [ヴァンドレ] とはいえ、まだまだ若い者に 後れを取るつもりはありませんぞ？ [アイク] そいつはすまなかった。 機会があれば、あんたと手合わせをしてみたいもんだ。 === アイク & ヴェイル === --- C --- [ヴェイル] …アイクは、わたしと仲良くしてくれる？ [アイク] なぜ、そんなことを聞く。 あんたとはもう仲間だろう？ --- B --- [アイク] ここでの暮らしに少しは慣れたか？ [ヴェイル] うん、ここはいいところだね。 一人ぼっちにならなくていいもの。 --- A --- [アイク] どうしたヴェイル、具合が悪そうだな？ [ヴェイル] 最近、あまり眠れないの。 起きたらまた、知らない場所にいたらどうしようって… [アイク] そんなことには絶対にならん。 眠ったまま歩き出すようなら、全力で止めてやる。 [ヴェイル] そ、そういう意味じゃないんだけど…少し元気がでたわ。 ありがとう、アイク。今日はゆっくり眠れそう。 === アイク & ユナカ === --- C --- [ユナカ] いつも遠くから眺めておりましたが、 近くで見るとなかなかに引き締まった肉体ですな。 [アイク] 俺の背後をとるとは、あんた、何者だ？ --- B --- [アイク] あんた、独特な歩き方をするな。 俺の団にいたアサシンとよく似てる。 [ユナカ] な、なにを言っているのですか、アイク氏！ たまたま、そういう歩き方なだけですぞ！ --- A --- [ユナカ] アイク氏は、わたくしめの正体について なにも聞かないのですな… [アイク] 話したくないから言わないんだろう？ だったら、あんたが話してくれるまで待つさ。 [ユナカ] もしかしたら、一生話さないかもしれませんぞ？ [アイク] それだったらそれでもいいさ。正体がなんであれ、 ユナカであることは変わらないんだからな。 === アイク & ゼルコバ === --- C --- [アイク] あんた、いつも忙しそうにしているな？ [ゼルコバ] それが、俺の「生き甲斐」だからな。 --- B --- [ゼルコバ] …今日も「また」、 声をかけた「子ども」に「逃げられて」しまったか… [アイク] 人のことを言えた義理じゃないが、 少しは愛想を良くしてみたらどうだ？ --- A --- [ゼルコバ] アイクには、自分の「世界」というものがあるのだろう？ どんな「生活」を送っていたんだ？ [アイク] 傭兵団をやっていた。 依頼を受けては大陸中の色々な場所に足を運んでいたよ。 [ゼルコバ] それは羨ましい限りだ。 「退屈」とは「無縁」だっただろうな。 [アイク] ああ、大変だと思うことは何度もあったが、 退屈だと思ったことは一度もなかった。