=== カムイ & アルフレッド === --- C --- [アルフレッド] カムイには沢山きょうだいがいると聞いたよ。 僕には妹がいるが、兄や姉、弟がどんなものか気になる。 [カムイ] 兄や姉は頼もしくて、弟は生意気でも可愛い存在でした。 弟の一人は、アルフレッドさんみたいな金髪でしたよ。 --- B --- [アルフレッド] 僕は跡を継ぐ者として生まれてきたけど、カムイは自分で 選択して運命を掴みとった。その生き方には感服するよ。 [カムイ] ありがとうございます。複雑な生まれだからこそ、 自分で未来を選びとれたのだと思います。 --- A --- [アルフレッド] 僕には、自分の生きる道を選択する局面がなかった。 果たして、それは良いことだったのだろうか… [カムイ] 他人と比べるようなことではないと思います。 人生の岐路はいつ訪れるかわかりません。 [カムイ] それに、アルフレッドさんは今後、国の未来を決める立場 になるんです。そこでの選択が岐路かもしれませんね。 [アルフレッド] なるほどね…肝に銘じておくよ。然るべき時に正しい 選択ができるよう、心の準備をしておかないとな。 === カムイ & アンナ === --- C --- [カムイ] あの…あなた、暗夜王国か白夜王国にいたことは ありませんか? 知っている方と、とてもそっくりで。 [アンナ] うーん。そんな名前の国には行ったことがないかなあ。 ほかの姉妹じゃないかしら。わたしたち、よく似てるの。 --- B --- [カムイ] この前は人違いをしてしまい、すみませんでした。 改めてこれから仲良くしましょうね、アンナさん! [アンナ] アンナさんって呼んでくれるの? うれしい! いい商品をしいれたら、まっさきにおしえてあげるわね! --- A --- [アンナ] カムイ、カムイ! すごい商品をしいれたの! いっぱい集めると幸せになるっていうお花! [カムイ] 綺麗な花ですね。確かに、沢山欲しくなっちゃいます。 あっ、でも私、この世界のお金を持っていなくて… [アンナ] 売りに来たわけじゃないの。ただ見てほしかっただけ。 カムイが幸せになって、いいことが起きますようにって! [カムイ] ありがとうございます。いいことはもう起きていますよ。 アンナさんと、こんなに仲良しになれたんですから。 === カムイ & ボネ === --- C --- [カムイ] ボネさんはお料理が得意と聞きました。 ご自分で料理ができるのは羨ましいですね。 [ボネ] ああ。けれど、味覚というのは強突く張り… 完全に満足できる味というのは作り出せんものだ。 --- B --- [ボネ] カムイの指輪は、石も地金も白銀に輝いているな。 上物の砂糖で作り上げた菓子のようで、とても美しい… [カムイ] な、なんでしょう。私自身を誉められたわけではないのに ちょっぴり照れてしまいます。不思議な感覚ですね。 --- A --- [ボネ] カムイの指輪を見ていると新たな菓子の構想が 次から次へと湧いてくる…これは素晴らしいことだ。 [カムイ] ですが、戦闘中にもまじまじと指輪を見つめていては、 敵から狙われてしまいます。心配ですよ、ボネさん。 [ボネ] では戦闘中は感触だけを味わおう。最初は仄かに冷たく、 徐々に体温に馴染む様は氷菓子のようで好ましい… [カムイ] ふふ。そう言っていただけると悪い気はしませんね。 私もボネさんの、お料理に真摯なところが好きですよ。 === カムイ & ブシュロン === --- C --- [カムイ] ブシュロンさんは力強くて頼もしいですね。 一緒に闘っていると、こちらまで強くなった気がします。 [ブシュロン] それはこちらの台詞だ。カムイといると頼もしい… 心細い夜道を歩くとき、傍にいて欲しいぐらいだ。 --- B --- [ブシュロン] 戦いの後は疲れないか? カムイ。 息抜きに釣りに行こうと思うんだが、一緒にどうだろう。 [カムイ] いいですね、ご一緒します! もし道に迷っても、 私たち二人いれば何とかなりますよね。 --- A --- [ブシュロン] この前はすまなかった。まさか釣りに行った帰りに 迷子になるとは…明るい時間だと思って油断したよ。 [カムイ] いえ。おかげで綺麗な木漏れ日を堪能できました。 私が育った国は夜が長かったので… [カムイ] あんな風に明るい森を歩くのは楽しかったです。 ぜひまた、一緒に息抜きしに行きましょう。 [ブシュロン] ありがとう。どんな道も、カムイとなら楽しくなるな。 そんな頼もしさを、いつか俺も身につけられるといいな。 === カムイ & セリーヌ === --- C --- [カムイ] セリーヌさんは紅茶がお好きだと聞きました。 私も紅茶が大好きなんです。お仲間ですね…! [セリーヌ] まあ、そうなの? 同じ趣味の方がいて嬉しい! 良かったら、カムイの好きな紅茶の話を聞きたいわ。 --- B --- [セリーヌ] カムイの好きな紅茶の話は、本当に興味深いわね。 聞いているだけでも味と香りが伝わってくるよう… [カムイ] また飲みたいですけれど、今は難しいのが残念です。 闘いの後の紅茶は、とても癒されるのですけれどね。 --- A --- [セリーヌ] カムイ、今日はあなたのために紅茶を淹れてみたの。 飲めなくても、香りならわかるのよね。確かめてみて。 [カムイ] ! これは…! 懐かしい…私が闘いで疲れた時、 執事が入れてくれた紅茶の香りと、おんなじです… [セリーヌ] 良かった…カムイの話を聞いて、再現してみたの。 大好きなのに飲めないのは、とっても悲しいことだから… [カムイ] ありがとうございます。その気持ちが、とても嬉しい… セリーヌさんの紅茶は、世界で一番おいしいですね。 === カムイ & クロエ === --- C --- [クロエ] カムイは絵になるわね。あなたと並び立つのなら、 美麗な王子様…いえ、従順な執事も似合いそうだわ。 [カムイ] クロエさん? あの、折角一緒に闘っていますので、 並び立つなら、ぜひクロエさんとお願いしたいのですが… --- B --- [クロエ] カムイは竜になれるのよね。知れば知るほど素敵だわ。 竜の隣に似合うのは一国の王か、清廉な少女か… [カムイ] ま、また始まってしまいました。遠い目をされてますが、 一体、私の隣に誰が見えているというのでしょう? --- A --- [カムイ] こんなに一緒に闘ってるのに、クロエさんは一度も 私と並び立っているところを想像してくださいません。 [クロエ] ご、ごめんなさい、カムイ。…でもわたしは一介の騎士。 あなたの隣にはとても似合わないと思って… [カムイ] そんなことありません。どれだけの戦を隣で闘ってきたと 思っているんですか。私たちはもう、良き相棒ですよ。 [クロエ] …ありがとう。あなたがそう言ってくれるなら嬉しい。 わたしたちが並び立つ姿は、とっても素敵に違いないわ。 === カムイ & シトリニカ === --- C --- [シトリニカ] カムイ。いつも力を貸してくださってありがとう。 何かお礼をしたいのだけれど…欲しいものはない? [カムイ] そんな、お礼だなんて。私は共に闘えるだけで嬉しいので お気持ちだけでじゅうぶんです、シトリニカさん。 --- B --- [シトリニカ] カムイ。この前お礼はいらないってことだったけれど… 感謝の気持ちが溢れ出て、つい用意してしまったの。 [カムイ] す、すごい量のアクセサリー…帽子に水着、お面まで…? あの、これどこでお買い求めになったんです? --- A --- [シトリニカ] 先日はごめんなさい。装飾品を贈っても、紋章士は モノに触れられないということを失念していたの… [カムイ] いいえ。面白い品物を沢山見られて楽しかったです。 素敵な時間をありがとうございました。 [シトリニカ] 優しいのね、カムイ。この気持ちのお礼をしたいけれど、 モノじゃなくて気持ちを贈るわ。最大の感謝をあなたに… [カムイ] ありがとうございます。紋章士は人の思いを糧とする… あなたからの気持ちで、私はまた強くなれます。 === カムイ & クラン === --- C --- [クラン] カムイ様からも、神竜様のような雰囲気を感じるんです。 やはり、人間とは違う高次の存在だからですかね? [カムイ] もしかして、竜の血が流れているからでしょうか… 実は私、竜の姿になることができるんですよ。 --- B --- [クラン] カムイ様も竜の血をお持ちだなんて、すごいです…! あのあの、竜になったら、どんな気分なんですか? [カムイ] 私を見る人々の目が変わる、というのが一番大きいです。 驚き、恐怖、畏敬…多くの感情を受けとりますね。 --- A --- [クラン] ずっと一緒にいるのに、竜の姿を見たことがありません。 カムイ様、今ここで変身する事ってできるんですか? [カムイ] 完全な竜化となるとちょっと難しいですね。 身体の一部なら竜にできるんですが…ごめんなさい。 [クラン] いえ! 僕こそわがままを言ってすみません。 仲良くなれたので、つい、もっと知りたくなっちゃって… [カムイ] まあ、仲良しだと言ってくれて嬉しいです。クランさん! 私もあなたのこと、これからもっと知っていきたいです! === カムイ & ディアマンド === --- C --- [ディアマンド] 国の維持と発展に武力は必要不可欠。 だが、それだけに使い方は気をつけなければならない。 [カムイ] そうですね…争いは、一度始めてしまえば、 どちらかが力尽きるまで終えることはできませんから。 --- B --- [カムイ] 私は相反する複数の勢力から、一つを選ばなければ なりませんでした。それは、決して翻せない選択でした。 [ディアマンド] 翻せない選択か…私はまだ王子という身分だが、 国を治めるには、それも覚悟せねばならないだろうな。 --- A --- [カムイ] 選択に後悔はありません。でも、時折考えるのです。 どの選択肢でもない、折衷案はなかったかと。 [ディアマンド] 折衷案? それはたとえば、戦において敵を殺さず、 かといって自らも退かない…そういう戦略のことか? [カムイ] …そう喩えられると、ありえない気がしてきました。 選択をしないのが最も悪い選択肢なのかもしれませんね。 [ディアマンド] ああ。選び難い時にも、一つを選び取る決断。 それができるだけで、カムイは強いということなのだな。 === カムイ & エーティエ === --- C --- [カムイ] エーティエさんの体は鍛え抜かれていて、すごいですね。 一緒に闘っていて、惚れ惚れしてしまいました。 [エーティエ] あ、ありがとうございます。そんなに褒められると 嬉しくて今すぐ走り出したくなるので、その辺りで… --- B --- [エーティエ] カムイさん! あたくし、見てしまいましたの… あなたの腕の筋肉が急にムッキムキになるところを! [カムイ] あ、あれは部分竜化といって、筋肉ではないんです。 羨ましそうですが…真似しようとしないでくださいね!? --- A --- [エーティエ] カムイさんはあたくしを鍛え抜かれていると称して くださいましたが、カムイさんの方が鍛えられてますわ。 [カムイ] そ、そんなことは…確かに部分的な竜化はできますが、 元々はそんなに逞しいほうではありませんので。 [エーティエ] 肉体ではなく、心のことですの。きっと沢山の辛苦を経て 手に入れられたのでしょうね。あたくしも、いつかは… [カムイ] エーティエさん…ええ、望むのなら、いつかは。 あなたには、折れない強さがあると信じていますよ。 === カムイ & フォガート === --- C --- [フォガート] 一緒に戦えて嬉しいよカムイ。ずっと会いたかったんだ。 昔、お忍びで城塞に行こうとして、何度も怒られたなあ。 [カムイ] そうなのですね、すみません。でも、これからはいつも 咎められずに会うことができますね。私も嬉しいです。 --- B --- [カムイ] この前の戦闘で行った場所、とても綺麗でした… 駄目ですね。戦の途中にそんなことを思うだなんて。 [フォガート] そんな、折角外に出られたんだから楽しまなきゃ損さ。 綺麗な所が好きなら、いつかソルムの名所に案内するよ! --- A --- [カムイ] いつかソルムの名所に案内してくださる話ですが… 私、海に行きたいです。ソルムの青い海を堪能したい。 [フォガート] 海ね! よーし任せて。戦が終わったら海に行って、 みんなで泳いで盛り上がろう! ま…俺は泳げないけど。 [カムイ] まあ、意外です。遊泳具があればいいかもしれませんね。 私の指輪の形をした、大きな浮かぶ輪っかとか… [フォガート] それ、不敬にならない? …でも平和になったら全部 許されるかな。それまでは真剣に、頑張るとしますか! === カムイ & フラン === --- C --- [フラン] 毎日、神竜様のお世話で忙しいんですけど…むむ。 カムイ様もなかなかお世話のし甲斐がありそうですね。 [カムイ] 自分より小さな方に世話を焼かせるわけには! むしろ、私にどーんと甘えてくださいね。 --- B --- [フラン] カムイ様ーっ! 遠慮なく世話を焼かれてくださいよ。 私ってばこう見えて有能なんですから。 [カムイ] 確かに、戦闘の時はとても頼もしいです。でも… 普段はその、お皿とかひっくり返していますよね…? --- A --- [カムイ] フランさんこそ、そろそろ遠慮せず私に甘えてください。 それとも私は、そんなに頼りないですか? [フラン] そ、そんなことありません! じゃあ一つお願いを… 目線をください。ウインク付きで。 [カムイ] 斬新な甘え方ですね。でもフランさんのためなら喜んで。 ええと、こうですか? 目線を合わせて…ぱちっ。 [フラン] きゃーっ! カムイ様のウインク、不思議な魅力ーっ! ありがとうございます! 向こう一年は頑張れます! === カムイ & ゴルドマリー === --- C --- [カムイ] さっきの戦闘では大活躍でしたね、ゴルドマリーさん。 何か強さの秘訣でもあるんですか? [ゴルドマリー] 温泉に沢山入ることでしょうか…血の巡りが良くなって 体が軽くなる効果があるんです。博識ですみません… --- B --- [ゴルドマリー] 温泉はいいですよね…温かくて、重力から解き放たれて、 どこへでも飛んでいけるような… [カムイ] 私も温泉、大好きです。早く入りたくて、間違えて 男湯の時間に入ろうとしてしまったこともあるくらい。 --- A --- [ゴルドマリー] 実はわたしの故郷は温泉がじゃんじゃん湧くんです。 カムイさんもお好きなら、いつか来てみますか…? [カムイ] 温泉が、じゃんじゃん…!? 素敵です!! そんなの見たことありません。行ってみたいです! [カムイ] あっ、でも私は入れないので…せめて指輪を浸けて 温泉のお湯で磨いていただけると有難いなーなんて。 [ゴルドマリー] お安い御用です。大切なお友達の頼みですから… カムイさんをもっと綺麗にしちゃいますが、すみません… === カムイ & オルテンシア === --- C --- [オルテンシア] むむむ…どうしてこう、出会う子がみんな可愛いの! あたしの魅力が霞んじゃうじゃな~い! [カムイ] 出会う方がみんな可愛いというのは、同感です。 この軍には本当に、愛らしい方が多いですよね。 --- B --- [カムイ] オルテンシアさんはいつも皆に可愛いと言って回っていて 素晴らしいです。士気を上げるため、私も見習わないと。 [オルテンシア] …あたしってそういう風に見えるの? それともこれは カムイが何か勘違いしてるの? どっち…!? --- A --- [カムイ] オルテンシアさんの髪、素敵ですね。 色の違うピンクは染料を使っているんですか? [オルテンシア] そうよ。二色でとっても可愛いでしょ? でも… そんなこと紋章士に初めて言われたわ。詳しいのね。 [カムイ] 私の妹が似たようなことをしていて。 髪を染めるお洒落は、どの世界にもあるのですね。 [オルテンシア] へえ、カムイってお姉さんだったんだ。じゃああたし、 これからはカムイお姉様って呼んじゃおうかなー! === カムイ & アイビー === --- C --- [アイビー] あら、ごきげんようカムイ。 …何かご用かしら。 [カムイ] い、いえ…少しお話でもと思って。 でもお忙しいなら、また今度にしますね。 --- B --- [アイビー] ごめんなさいね、カムイ。こんなに無愛想な人間とは 一緒にいても面白くないでしょう? [カムイ] そんなことはありません。こうして傍にいるだけで、 アイビーさんの気持ちは伝わってきますから。 --- A --- [アイビー] 貴方は、まるで私の内面まで見通しているみたい。 ほんの少し、共に戦っただけなのに。 [カムイ] 私にそんな能力はありません。そう思うのなら… それはアイビーさんが心を開いてくださってるんですよ。 [アイビー] 私は、昔の経験からあまり人を信じることができないの。 でも…貴方は違うようね。なぜだか、そう感じるわ。 [カムイ] 嬉しいです。アイビーさんさえよければ、今度は… 傍にいるだけじゃなく、もっとお話ししてみたいです。 === カムイ & ジェーデ === --- C --- [カムイ] ジェーデさんは小説を執筆されていると聞きました。 良かったら今度、読ませてくださいませんか? [ジェーデ] ええ、構わないわよ。 感想を聞かせてもらえると嬉しいわ。 --- B --- [ジェーデ] カムイ殿、小説は読めたかしら。 もしかして、お気に召さなかった? [カムイ] い、いえ、そんなことはありません。面白かったです… 面白すぎて、ジェーデさんの顔を見るだけで笑いが… --- A --- [ジェーデ] カムイ殿。 そろそろ、私の顔にも慣れてくれた? [カムイ] 大丈夫です。本当に素晴らしい小説でした。 読むだけでなく、書く方にも興味が湧いてきましたよ。 [ジェーデ] それは良いことだわ。 カムイ殿の小説、ぜひとも読んでみたいものね。 [カムイ] 自分の書いたものや、したことで誰かを笑顔にする… どんな世界であっても、それは素敵なことですね。 === カムイ & ジャン === --- C --- [カムイ] ジャンさんはお医者さんを目指されているんですよね。 私も治してもらいたいのですが、今はどこも悪くなくて… [ジャン] そんなん、何も残念がることはない。健康が一番や! 怪我や病気と無縁の紋章士は、人からしたら羨ましいで。 --- B --- [カムイ] 「戦場では互いに医者を狙わないことにする」という 取り決めをすれば、敵味方ともに死者が減りますよね。 [ジャン] カムイさんはお人好しやなあ…でも、その通りや。 それができたら、戦争もすぐに終わるんやろうけどな。 --- A --- [カムイ] お医者さんが兵士の死を防ぐことができれば、兵士も、 その家族も救うことになりますね。素晴らしいことです。 [ジャン] うん。一人救うことで、その人の大切な人も救える… 自分がいることで悲しむ人が減ればと思ってるんや。 [カムイ] ジャンさんのような医者が一人でも増えれば、 平和は近づくんじゃないかと思います。 [ジャン] ありがとう。カムイさんにそう言われると嬉しいわ。 自分、もっと頑張って凄腕の医者になったるで! === カムイ & カゲツ === --- C --- [カムイ] カゲツさんを見ていると、昔私が過ごしていた国のことを 思い出します。なんだか雰囲気が似ているというか… [カゲツ] ほう、余と雰囲気の似た者たちがおるのか? 見ずともわかる…きっと素晴らしい国なのじゃろう! --- B --- [カゲツ] カムイ殿! この前言っていた国のことが知りたいぞ! これより余と「でーと」して、じっくり聞かせるのじゃ! [カムイ] で、デートですか!? でもこんなに純粋に誘われると… わかりました。今日は沢山お話ししましょうか。 --- A --- [カゲツ] カムイ殿。この前の「でーと」は楽しかったな! 白夜という国の話も聞けて、大満足じゃ。 [カムイ] 私もです。故郷の話をするのはいいですね… 懐かしい人たちを思うと、力が湧いてきます。 [カゲツ] おお! では、もっとカムイ殿の故郷の話をしよう! 懐かしい人を思い、元気千倍となってほしいのじゃ! [カムイ] ふふ、わかりました。でも今の私は…カゲツさんや 皆さんを思うことでも、じゅうぶん強くなれるんですよ。 === カムイ & ラピス === --- C --- [カムイ] ラピスさん。この前の闘いで草を摘んでおられましたが、 あれは何かに使われるんですか? [ラピス] ええ。あれはお金がない時に食べる非常食で…って、 つい口が滑ったわ。バレた…こんなに早く…貧乏が… --- B --- [ラピス] この前の草の件、部屋に飾る用ってことにしておいてね。 あたし、みんなには中流の家出身って言ってるの…! [カムイ] はい。出自を隠したいという気持ちはわかります。 私も、生まれのことで誤解されることがあったので… --- A --- [ラピス] あたしが生まれを隠したいのは唯の劣等感からだけど、 カムイさんは何か事情があるのよね。 [カムイ] はい。私には二つの故郷があり、その二つはかつて 争い合う関係でしたので…生まれについては複雑でした。 [カムイ] でもそれは比較することではありません。何を隠すのかは ラピスさんの自由…どんな選択でも、私は支持しますよ。 [ラピス] 嘘は駄目って言わないのね、カムイさん。…ありがとう。 あたしもいつか、あなたみたいに強い人になりたいわ。 === カムイ & リンデン === --- C --- [リンデン] 神竜様以外にも、体を変化させ戦う者がいるとは… カムイの存在は、わしの中の好奇心を掻き立てるのう。 [カムイ] お役に立てているなら嬉しいです。でも私だって、 リンデンさんの実験にいつも興味津々なんですよ。 --- B --- [リンデン] 実験に興味があると言ってくれたから、相談じゃ。 今度クッキーを焼く時はどの魔道書でやるといいと思う? [カムイ] 普通なら火の魔法ですが、他はどうなるんでしょう… 弟が使っていた重力魔法なんかも試したいですね。 --- A --- [リンデン] まだ若い、若いと言っているうちに、もうこんな歳じゃ。 変な実験ばかりしていてはいけないかのう… [カムイ] そんな。年齢で好きなことを諦めるのは勿体ないです! それに、私から見ればリンデンさんはまだお若いですよ! [リンデン] な、なんと…そうか。紋章士から見れば確かにそうじゃ。 ありがとう、カムイ。今日はケーキを焼いてお祝いじゃ! [カムイ] ふふ、若い自分をお祝いするんですね。素敵です。 さあ、どの魔道書を使って作るか、一緒に考えましょう! === カムイ & ルイ === --- C --- [カムイ] ルイさんは、私に仕えてくれていた執事と似ています。 常に一歩下がって、支えてくださっているところが。 [ルイ] たぶん、その執事の方と僕は違います。僕が一歩下がって いるのは、できる限り僕の存在を消すためですよ。 --- B --- [カムイ] 前の話ですが…存在を消すなんて言わないでください。 私はルイさんと共に闘えて、嬉しいんですから。 [ルイ] すみません。少し誤解を与える言い方だったようです。 あれは僕が物陰に潜みたいというか、何というか… --- A --- [カムイ] 私、わかりました。ルイさんは物陰に隠れながら、 皆さんの仲睦まじい姿を見るのがお好きなのですね。 [ルイ] そういうことです。 ですから、ご心配いただく必要は全くないんです。 [カムイ] …素敵です! 私も皆が仲良くしていると嬉しいです。 次はぜひ、私もご一緒させてください、ルイさん! [ルイ] え!? えー…物陰に潜むカムイさんと僕、ですか。 それはそれでアリな気も。新たな扉がまた開きました。 === カムイ & リュール === --- C --- [カムイ] 私は幼い頃、お城の中にいる時間が長くて。 外に出た時は何もかもが新鮮に感じました。 [リュール] その気持ち、わかります。 私たちは、どうやら少し似た境遇のようですね。 --- B --- [リュール] カムイ。戦闘中は、常に重要な選択を迫られますね。 正直、決断するのが怖くなる時も多いです。 [カムイ] 私も、たまに考えてしまう時があります。もしも、 あの時別の選択をしていたらどうなっていたのか…と。 --- A --- [リュール] カムイは大きな選択をしたあと、 後悔してしまうことってありますか? [カムイ] 私は、過去に重大な決断をしました。 結果として、たくさんの人を裏切ることになりました。 [カムイ] でも、後悔はありません。信じたい…信じるべき 大切な人たちのために力を尽くすと決めたのですから。 [リュール] 信じるべき大切な人…ありがとうございます。 今後、私が決断する時のための道標になったと思います。 === カムイ & モーヴ === --- C --- [モーヴ] カムイ殿はご自分で、進むべき道を選んだと聞きます。 俺は自分の信仰を、自分で選ぶことはできなかった… [カムイ] ですが、そのおかげで今のモーヴさんがいます。 他の道を行けば、ヴェイルさんとも出会えなかったかも。 --- B --- [カムイ] 信仰を選べなかったことを思い悩む必要はありませんよ。 私たちと共に闘うことは、ご自分で選ばれたのですから。 [モーヴ] …そうですね。ただ、もっと早くに決断をしていたら、 マロンを死なせずに済んだのかもしれません。 --- A --- [カムイ] モーヴさん。「もしも」を考えることは悪くありません。 でも他の道に行くことができない以上、後悔はしないで。 [カムイ] 私は幾多の選択の上に在る、今のあなたに力を貸します。 振り返らず、この道の先だけを見据えていてほしい… [モーヴ] カムイ殿…はい。俺は他の可能性に囚われていました。 四狗であったことも、友を死なせたことも変えられない。 [モーヴ] ですが、そんな俺に力を貸してくれる者がいる以上、 それに相応しい人になりたい。そうなることを選びます。 === カムイ & メリン === --- C --- [メリン] カムイ殿。僕は、騎士としてあなたを守ります。 カムイ殿自身がどれだけ強くとも、騎士の務めですから。 [カムイ] ありがとうございます。ですが、私は怪我をしません。 守ると言ってくれるのなら、どうかあなた自身を… --- B --- [メリン] 戦友として護る、護られるの関係性はない。でも、 かっこいいのは護る側…僕はそちらに憧れるのです。 [カムイ] その気持ち、ちょっとわかります。私も、無意識にですが 戦場で格好つけてしまうときはありますので。 --- A --- [メリン] 聞きましたよカムイ殿。あなたは竜になれるのだと! ぜひ、ぜひ! その姿、見せていただきたいです!! [カムイ] ざ、残念ですが、この世界ではどうやら 完全な竜になるのは無理みたいで… [メリン] ええーー…! この目で拝みたかった… でも諦めません。待ち続ける事もまた、かっこいいので。 [カムイ] 潔く諦めるのもかっこよさでは…いえ、野暮ですね。 私も、いつかメリンさんにお見せできると信じています。 === カムイ & ミスティラ === --- C --- [ミスティラ] カムイ、力を貸してくれてありがとう。あなたの指輪を 託されていた国の王女として、改めてお礼を言うわ。 [カムイ] こちらこそ、迎えに来てくださりありがとうございます。 これからは共に手を取り合い、戦を終わらせましょう。 --- B --- [ミスティラ] カムイは、歌は好き? あたしは大好き! 歌うと心がすっきりするし、みんなで歌うと楽しいし! [カムイ] はい、好きですよ。私の世界でも歌は大切なものでした。 歌は時に、言葉より雄弁に心に響きますからね。 --- A --- [ミスティラ] カムイも歌が好きなんだよね。でも歌ってるところは 見たことないなあ…良かったら聞かせてくれない? [カムイ] え? で、でも私、歌はちょっと… そんなに上手じゃないですし。 [ミスティラ] 恥ずかしがることないよ、歌は上手い下手じゃなくて 魂なんだからさ! ほらほら、何か好きな歌とか! [カムイ] …では久しぶりに、懐かしい歌を歌ってみましょうか。 ユラリ、ユルレリ…泡沫…♪ === カムイ & パンドロ === --- C --- [パンドロ] 紋章士であるカムイ様に聞くのは憚られますが… もし、何か懺悔があれば伺いましょう。 [カムイ] 懺悔? ああ、パンドロさんは聖職者なのでしたね。 でも、今の私に迷いはありません。ご厚意に感謝します。 --- B --- [パンドロ] カムイ様の精神力は、大多数の人間が達していない 境地にいらっしゃる。尊敬の意を表しますよ。 [カムイ] そ、そんな…多少経験を積んだというだけで、 まだまだですよ。そんなに崇めないでください。 --- A --- [カムイ] パンドロさん、なぜ私と話すときは固い口調なのですか? 普段はあんなにくだけた感じなのに。 [パンドロ] 紋章士様は神に近い存在と解釈していますので。 であれば聖職者たる以上、敬意を表するのは当然かと。 [カムイ] 神に近い存在…確かに、見た目はそうですよね。でも、 心は皆さんと同じ人間です。ぜひ気軽に話してください。 [パンドロ] …わかりました。カムイ様のお申し出なら断れませんね。 では早速…今度宴しましょー、カムイ様っ! うぇーい! === カムイ & パネトネ === --- C --- [パネトネ] カムイさんの戦い方、惚れ惚れ致しますですわ。 さぞかし、喧嘩もお強いのでございますでしょうね。 [カムイ] 喧嘩…どうでしょう。昔、きょうだい喧嘩はしましたが 強いかと言われると判断に困るところですね。 --- B --- [パネトネ] カムイさんのきょうだい喧嘩の話、興味深いですます。 わたくしも兄さんとはよく顔面を殴り合ったものですわ。 [カムイ] 顔面を!? 私のほうはそこまで直接的では なかったというか…でも、もっと酷いことをしましたね。 --- A --- [カムイ] 私はきょうだいを相手に戦争をしたことがあるんです。 もう二度と、あんな辛い闘いはしたくありません… [パネトネ] ごめんなさい。わたくしったら軽々しく喧嘩の話を… もし兄さんと戦争することになったら、恐ろしいです。 [カムイ] 小さな諍いも、大きな争いになることがあります。 避けられる喧嘩は、避けたほうがいいということですね。 [パネトネ] カムイさん…いえ、カムイ姐さん。勉強になりました。 これからもわたくしに喝を入れてくださいませですわ! === カムイ & ロサード === --- C --- [ロサード] オレみたいなかわいい子が、どデカいドラゴンに乗る。 このギャップに皆魅了されちゃうんだよね~。 [カムイ] なるほど、ギャップですか。…私は竜に変身できますが、 これもギャップになるのでしょうか? --- B --- [カムイ] ギャップの話なんですが…私は竜に変身した時、 人を魅了するというよりは、恐れられていた気がします。 [ロサード] もしかして、戦う時しか変身しなかったからじゃない? というかカムイ、ギャップの話気になってたんだ… --- A --- [カムイ] この前のロサードさんの言葉について考えていました。 私はもっと普段から、竜になるべきだったのでしょうか。 [ロサード] 例えばおやつの時間に変身、憩いの一時に変身とか? それもいいけど、今度は威厳がなくならない? [カムイ] そうですね。それにどのみち、今は変身できませんし。 余計な考えごとに付き合わせてすみません。 [ロサード] カムイは今のままで充分ギャップがあるのに。かわいいし 強いし…でも悔しいから、まだ言ってあげない。 === カムイ & ザフィーア === --- C --- [カムイ] ザフィーアさん。この戦争は長引いていますね。 私は、役に立つことができているのでしょうか… [ザフィーア] ははは、紋章士様でも悩むことがあるんだねえ。 少なくとも私は、カムイがいれば勇気が湧いてくるよ! --- B --- [ザフィーア] さっき仲間に肌荒れを指摘されたよ。カムイはいいねえ。 綺麗な姿のまま、シミやシワが増えることもないんだろ? [カムイ] 確かに肌は変わりませんが…年を取っていくことも 人の美しさだと思うので、変化することは羨ましいです。 --- A --- [ザフィーア] カムイは見た目が若いからつい失念していたけど、 私なんかよりもずっとずーっと年上なんだねえ。 [カムイ] この世界にいる年月でいえば、そうですね。 とはいえ、顕現されるまではほぼ眠っていたのですが… [ザフィーア] 眠ってても見た目が変わらなくても年は取るよ! 尊敬の念を込めて、今後は姉さんとお呼びしようかねえ。 [カムイ] えっ! ここにきて妹が増えるとは思いませんでした…! でも…ふふ。姉として、この変化を嬉しく思いますよ。 === カムイ & セアダス === --- C --- [セアダス] カムイ。城塞では君に助けられたよ。本当にありがとう。 お礼に舞を披露したいんだけど、見てくれるかい? [カムイ] 私こそ、あの時あなたに出会えて良かったです。 舞ですか…! ぜひ見せてください、セアダスさん! --- B --- [セアダス] 踊って生計を立てていればそれで良いと思っていたけど、 カムイと出会って考えが変わった…俺も誰かを守りたい。 [カムイ] 素晴らしい考えです。でも、無理はしないでくださいね。 戦場に立たずとも、あなたの踊りは皆を救いますから。 --- A --- [セアダス] 君のことを占うと、いつも『選択』のカードが出るんだ。 カムイは、自分の世界で何を選んだの? [カムイ] …自分の信念でしょうか。それでも犠牲の全くない道は ありませんでした。何を選んでも喪失は付きまといます。 [セアダス] 喪失か。でも俺は、こうして戦うことを選んでよかった。 俺にとっての分かれ道はあの城塞だったと思うよ。 [カムイ] 後悔のない選択なら良かったです。それでもいつか 折れそうになる時が来たら…私が力になりますからね。 === カムイ & スタルーク === --- C --- [スタルーク] カムイ様はお強いですね。唯一無二の、異界の竜の力。 すごい…すごすぎます。それに比べて僕は… [カムイ] スタルークさん…? 落ち込む必要なんてありません。 先の戦闘では、一緒に頑張ったじゃないですか。 --- B --- [スタルーク] カムイ様、そんなに見つめてどうしたんです…? 僕なんて見ていても時間の無駄になってしまいますよ… [カムイ] 心配なんです。あなたを見ていると…弟を思い出して。 自分を卑下しないで。あなたは大切な存在なんですよ。 --- A --- [カムイ] スタルークさん。あなたはいつも相手を羨みますが、 私だってあなたが羨ましいと思うこと、沢山あります。 [カムイ] 私も、竜になれない普通の人間に生まれていればと… いえ、「もしも」はやめましょう。私は私ですから。 [スタルーク] カムイ様は、何か大きなものを背負っているんですね… すみません。羨むだけの僕が浅はかでした。 [スタルーク] すぐには難しいですが、せめてカムイ様の前では… 自分ができることに誇りを持って戦いたいです。 === カムイ & アンバー === --- C --- [アンバー] 俺の故郷は崖しかないアルパカの里だ。 カムイさんの故郷は、どんなところだったんだ? [カムイ] 私の故郷は二つあるんです。暗い夜の美しい国と、 白い陽光の温かな国…ところでアルパカって何ですか? --- B --- [アンバー] この前カムイさんが気にしてたアルパカの話だが、 奴らは四つ足で首が長い、毛がモコモコした動物なんだ。 [カムイ] 毛がモコモコしているという点を除けば、私が完全に 竜化した時の形状と近いような…あの、羽はあります? --- A --- [アンバー] カムイさん、またまたアルパカの話になるんだが、 奴らに羽はない! でもあったらすごく可愛いと思う! [カムイ] アンバーさんはアルパカがお好きなんですね。 お話をされるときに、目が生き生きしています。 [アンバー] カムイさんと話してるからっていうのもあると思うぞ。 こうしていろんな話をするのは楽しいからな! [カムイ] 嬉しいです! 私もアンバーさんと話すのは楽しいです。 これからも共に闘い、語り合いましょうね。 === カムイ & ヴァンドレ === --- C --- [ヴァンドレ] カムイ殿の戦い振りには目を見張るものがありますな。 しかし普段のお姿は、妙にお世話をしたくなるというか… [カムイ] そうなのですか? ふふ、なんだか嬉しいですね。 昔、あなたのような執事がいつも傍にいてくれたので。 --- B --- [カムイ] ヴァンドレさんと一緒に闘うと、心強いです。 私のほうが守られているような気持ちになるんですよ。 [ヴァンドレ] カムイ殿にそう言っていただけるとは僥倖ですな。 折角のご評価に恥じぬよう、精進してまいりましょう。 --- A --- [カムイ] ヴァンドレさん、いつも忙しく働いていて大丈夫ですか? お疲れでしたら私が顔や肩をもみほぐして差し上げます。 [ヴァンドレ] カムイ殿の世界ではそのような労いがあるのですか。 しかし紋章士は人に触れることはできないのでは… [カムイ] あっ…そうでした。以前、仲間たちが喜んでくれたので ヴァンドレさんにもと思ったのですが…すみません。 [ヴァンドレ] ふっ。カムイ殿、私はその気持ちだけで嬉しく思います。 体の疲れよりもずっと、心の疲れが解されましたぞ。 === カムイ & ヴェイル === --- C --- [ヴェイル] お疲れさま、カムイ。力を貸してくれてありがとう。 今日はもうちょっと一緒にいてもいいかな…? [カムイ] もちろんですよ、ヴェイルさん。沢山お話ししましょう。 戦場ではそんな余裕はありませんからね。 --- B --- [カムイ] いつも戦の終わりにお話ししてくださって嬉しいですよ。 ヴェイルさんがこんなに甘えん坊なのは意外でした。 [ヴェイル] わたしより年上の人って、この軍には殆どいないから。 それにカムイの傍は安心するの…同じ竜族だからかな? --- A --- [カムイ] この前、私を同じ竜族だと言ってくれましたが… ヴェイルさんも、竜化することはあるんですか? [ヴェイル] わたしは…竜にならないって決めてるの。自分の竜石は、 昔埋めちゃった。もう、どこにあるのかもわからないわ。 [カムイ] …なら私が、あなたの竜の力となります。皆のために 自身の力を封じた、優しいヴェイルさんの力になりたい。 [ヴェイル] ありがとう…カムイ。あなたがわたしの竜の力だったら、 わたし、優しい竜になれるね。そうなれたら、嬉しいな… === カムイ & ユナカ === --- C --- [ユナカ] カムイ氏のような魅力的な方と一対一で向かい合えるとは 感無量です! 緊張して何も話せませんぞ! [カムイ] え!? もう結構話しているような気もしますけど… 私もユナカさんと一緒にいられて嬉しいですよ。 --- B --- [カムイ] 一緒に闘うと、ユナカさんの意外な一面も見えますね。 普段は明るく見えるのに、実は冷静なところとか。 [ユナカ] わ、わたくしめが冷静? それは斬新な評価ですな。 カムイ氏も、戦場では意外と大胆で驚かされますぞ! --- A --- [カムイ] ユナカさん。何かあれば私に話してくださいね。 時々あなたが無理をしているように見えるんです。 [ユナカ] …カムイ氏は本当に不思議な方ですな。確かに 今のわたくしめは、本質と違う振る舞いをしております。 [ユナカ] しかし、今の自分も間違いなく本当の自分。 無理があろうと、選んだことに後悔などありませんぞ。 [カムイ] そうですか。なら私は、ユナカさんの選択を尊重します。 疲れた時は、いつでも向かい合いに来てくださいね。 === カムイ & ゼルコバ === --- C --- [ゼルコバ] カムイ。あなたには何か「熱中」していることはあるか? 無論、「戦争」以外でだが。 [カムイ] 戦争以外で…ですか。皮肉な言い方ですが、確かに、 戦争は時に人を熱狂させてしまうことがありますものね。 --- B --- [カムイ] 戦争は、常に生と死の狭間を歩くようなものです。 巻き込まれれば、否が応でも必死にならざるを得ません。 [ゼルコバ] 「必死」と「熱中」は違うものだ。 そこに熱意があるか否か。それは大きな「差」だ。 --- A --- [ゼルコバ] 俺は昔、大勢の「人間」を殺したことがある。 それ以外に、できることがなかったからだ。 [カムイ] …人を殺すのは悪いことですが、あなたが根本的に 悪い人だとは思えません。 [ゼルコバ] 俺とは「そういう」人間だ。「擁護」する必要などない。 だが…その言葉は、有難いと感じる。 [カムイ] 今のあなたには、人を殺すこと以外に夢中になれることが あるのでしょう? 私も、そうありたいと思っています。