=== 外伝 蒼炎の勇者 === (希望の砦) 紋章士アイクとの縁が深い地。 此処では、ある試練に挑むこととなる。 --- OP --- [リュール] ここは、いったいどこでしょう…? [アイク] 俺の世界にあったゲバル城とよく似ているな。 [リュール] それは、どういう場所なのですか? [アイク] クリミアとガリアという国の国境付近にあった城だ。 [アイク] なるほど…試練を与える場所として、 ここが選ばれたわけか。 [リュール] 試練…? [アイク] 敵だったデイン王国に追われていた俺と仲間たちは、 その城で包囲された。 [アイク] 奴らとの戦力差は圧倒的で、 脱出路は完全に断たれていた。 [アイク] しかも、親父が…死んで… 俺は団長になったばかりだった。 [アイク] つまり、俺が初めて大きな試練を迎えた場所… というわけだ。 [リュール] そんなことが… その絶望的な状況でアイクはどうしたんですか? [アイク] 当然、戦ったさ。 大切な妹と仲間たちを守るために。 [アイク] あんたがもし同じ状況に立たされたら、どうする? [リュール] 私も戦うと思います。 誰も失いたくありませんから。 [アイク] そうだな。そうするだろう。 [アイク] だが、ここは試練の場だ。 覚悟は口ではなく、行動で示してみろ。 [リュール] 試練…戦えというのですか? アイクと。 [アイク] ああ、この戦いを乗り越えれば、 俺たちの絆は更に強いものとなるだろう。 [リュール] …わかりました。でも、負けませんよ。 あなたを必ず乗り越えてみせます! [アイク] その意気だ。さあ、始めるぞ! ! --- ED --- [アイク] 見事だ、 。 よくこの試練を乗り越えたな。 [リュール] ありがとうございます、アイク。 [アイク] これから先の戦いは、 今まで以上に激しく厳しいものになるだろう。 [アイク] 挫けそうになる事もあるだろうが、 それでも平和を掴み取るために、進み続けるしかない。 [アイク] あんたたちの戦いに、退路はないんだ。 [リュール] そうですね。 私たちが退いたら世界は闇に包まれてしまう。 [リュール] ですが、そんな戦いを続ける事ができるのか、 少し不安にも思うのです… [アイク] 心配するな、あんたの力は見せてもらった。 それに、あんたには仲間や守るべき者たちがいるだろう? [アイク] 心が折れそうになった時はその事を思い出せ。 その絆が、あんたの心を奮い立たせてくれる。 [リュール] わかりました。 その言葉を心に深く刻んでおきます。 [アイク] 忘れそうになったら、 また俺が思い出させてやるさ。 [リュール] そのためにも、 私の隣でいつも見守っていてくださいね。 [アイク] ああ。必ずあんたの傍にいる。 [リュール] ありがとう。 これからもよろしくお願いします、アイク! --- EV --- [アイク] さあ、見せてみろ、あんたの力を! [アイク] こちらからも行くぞ。 俺の攻撃に耐えてみせろ。 --- MOVIE --- --- BT --- [アイク] Relax [アイク] いい面構えだ。 剣を交える前から、あんたの気迫が伝わってくる。 [リュール] 気持ちで負けていて、 アイクに勝てるはずありませんから。 [アイク] そこまで解っているのなら、 もう言うことはないな… [アイク] 全力でこい。 俺も全力で応えよう! [ミスティラ] アイクの指輪を守るのがあたしの使命だったのに、 こうして向き合ってるのは、なんだか不思議な感じだね。 [アイク] Relax [アイク] 俺が相手だと戦いにくいか? [ミスティラ] Relax [ミスティラ] そんな事ないよ。 どれだけあたしが強くなったのか、見てもらいたいから! [アイク] いい返事だ。 なら、ミスティラの全力を俺にぶつけてこい! [アイク] いつもと雰囲気が違うじゃないか、フォガート。 [フォガート] さすがに俺も時と場合くらいは弁えるさ。 特にアイクが相手ともなれば、ね。 [アイク] なるほど、だが。負ける気はないようだな。 [フォガート] Relax [フォガート] もちろん。 やるからには当然、俺が勝たせてもらうよ! --- DIE ---