=== 外伝 碧き風空 === (魔の遺跡) 紋章士エイリークとの縁が深い地。 此処では、ある試練に挑むこととなる。 --- OP --- [エイリーク] こ、ここはまさか… いえ、そんなはず、ありませんよね… [リュール] どうしたのですか、エイリーク? [エイリーク] …この場所はとてもよく似ているのです。 私にとっての、因縁の地に。 [リュール] 因縁の地…? [エイリーク] はい。 私はルネスという王国の王族でした。 [エイリーク] ルネスには、グラド帝国という隣国がありました。 長い間、同盟を結んで親しくしていたんです。 [エイリーク] ですが、そのグラドが、何の前触れもなく 我が国に侵攻を始めたのです。 [リュール] 仲の良かった隣国が突然攻めてくるなんて… [エイリーク] 私は自国の民を護るために、王族として、 兄上や仲間たちと共に戦いました。 [エイリーク] そして、グラド帝国を打ち破ったのです。 …その最後の戦場となったのが、この地です。 [エイリーク] …いえ、似ているだけなのですが。 思い出してしまいますね。 [リュール] …きっと凄惨な戦いだったんですね。 [エイリーク] はい… 私はその中で、とても大切な友人を失いました。 [リュール] ご友人を… それでも、最後まで挫けなかったんですね。 [エイリーク] … さん。 ここで一戦、私と手合わせをしてくれませんか? [エイリーク] 気づいたのです。私の心の中に、あの時の哀しみが まだ、しこりのように残っていることに… [エイリーク] あなたと全力でぶつかれば、それを乗り越えられるような 気がするんです…兄上のような思いつきですが。 [リュール] エイリークの役に立てるのなら、喜んで。 でも、やるからには負けませんよ。 [エイリーク] はい。もちろんそれで構いません。 ありがとうございます。 [エイリーク] きっとこの戦いで、私たちの絆は より深く…より強くなるでしょう。 --- ED --- [エイリーク] 強くなりましたね、 さん。 あなたなら、兄上にも勝てるかもしれません。 [リュール] ありがとうございます。エイリークは、 お兄さんのことを、とても信頼されているのですね。 [エイリーク] あ、いえ…そ、そんなことは…あるかもしれません。 私は兄上に頼ってばかりですから。 [リュール] そうなんですか? 意外です。 [リュール] 私もエイリークに頼ってばかりですけれど… これも信頼しているからということですね。 [エイリーク] 私はただ、これまで助けて頂いた分、 誰かの力になりたいだけです。 [エイリーク] あなたたちの助けになれているなら、 こんなに嬉しいことはありません。 [リュール] 私こそ、エイリークに助けてもらってばかりで、 もっと力をつけなくてはと、常々感じていますよ。 [エイリーク] ふふっ。 あなたこそ、もっと自信を持ってください。 [エイリーク] もっと自分の力を信じたほうがよさそうですね。 …お互いに。 [リュール] そうみたいですね。 これからも、よろしくお願いします。エイリーク。 [エイリーク] こちらこそ。 さん。 あなたなら、きっとこの世界を救うことができます。 --- EV --- [エイリーク] Relax [エイリーク] さあ、始めましょう。 さん。 私たちの本気の戦いを! [エイリーク] 隙のない布陣ですね。 ですが、簡単に勝てるとは思わないでください。 --- MOVIE --- --- BT --- [エイリーク] …不思議な感じがします。 こんな場所で、あなたと戦うことになるとは。 [リュール] でも、嬉しいです。こうして対峙することで、 エイリークと対等になれたような気がして。 [エイリーク] Relax [エイリーク] 最初から、私たちは対等でかけがえのない仲間ですよ。 さあ、あなたの力を見せてください! [ロサード] エイリークと、こんな長い付き合いになるなんて 思わなかったなー。楽しいからよかったけど。 [エイリーク] あの時エンゲージしたのがロサードさんでよかったです。 …これからも、よろしくお願いしますね。 [ロサード] え!? そんなはっきり言われると恥ずかしいなー。 は、はやく武器を構えて! [エイリーク] ふふ。では、いきます! [ゴルドマリー] エイリークさんと戦うことになるなんて… まあ…可愛さではいつもいい勝負ですが… [ゴルドマリー] 万が一、勝ってしまったらすみません… [エイリーク] そうなっても、私は嬉しいですよ。一緒に旅をしている あなたの成長を間近に見られるわけですから。 [エイリーク] ですが、私も様々な危機を乗り越えてきました。 だから…負けませんよ! --- DIE ---