=== 外伝 若き獅子 === (封印の大地) 紋章士ロイとの縁が深い地。 此処では、ある試練に挑むこととなる。 --- OP --- [リュール] 見慣れない場所に出ましたね。 いったいどこなのでしょう… [ロイ] ここは… いいや、そんなはずはないか。 [リュール] この場所を知っているんですか? [ロイ] 僕の思い過ごしかもしれない。 ただ、似ていると思ったんだ。 [ロイ] かつて、僕が戦った場所にね。 [リュール] ロイが生きた世界の話ですか? 良かったら、聞かせてください。 [ロイ] ああ。昔、僕はここに似た場所で、 ベルンという大国の軍と戦ったんだ。 [ロイ] その時の敵将マードックは本当に強かった。 [ロイ] 彼の戦斧であるトマホークの一撃… その強さ、重さは、僕の記憶にしっかりと刻まれている。 [ロイ] 想像を絶する過酷な戦いだったんだ。 [ロイ] でも、そんな辛い戦いも、 懐かしいと思わずにはいられない。 [リュール] ロイにとっては、大切な思い出なんですね。 [ロイ] うん。 なんだか胸に熱いものがこみ上げてくる… [ロイ] 、頼みがあるんだ。 ここで、僕と戦ってほしい。 [リュール] ロイと、ですか? [ロイ] これはきっと君に用意された試練なんだ。 その相手はマードックではなくて…僕という訳さ。 [ロイ] 見事僕を打ち破ってくれ。 そうすれば、君ともっと深い絆を結ぶことができる。 [ロイ] そして、より大きな力を君に貸すことができる。 お願いできるかい? [リュール] …わかりました、あなたと戦います。 きっと打ち勝ってみせますよ。 --- ED --- [ロイ] ふぅ…、ありがとう、 。 僕に付き合ってくれて。 [リュール] 気を抜いたらきっと負けていました。 二度とロイを敵に回したくないですね。 [ロイ] そこまで言われると、なんだか照れるな。 [ロイ] ………… [リュール] どうかしたんですか? 私の顔をじっと見て。 [ロイ] いや…君を見ていると、ある少女のことを思い出すんだ。 彼女の名はイドゥン… [ロイ] ベルン王ゼフィールによって 人類を滅ぼす事を命じられた…魔竜だ。 [リュール] 魔竜… [ロイ] 彼女も左右の瞳の色が違っていてね。 それに、どことなく雰囲気も似ている気がする。 [リュール] そんな方がいたんですね… それでロイは、その人…魔竜と戦ったんですか? [ロイ] 僕は決断を迫られた。彼女を倒し、竜を滅ぼすのか? それとも、人類の敵である竜の命を救うのか…? [ロイ] そして… [リュール] そして…? [ロイ] ふふ、この続きは、またいつか話すよ。 戦いが終わって、世の中が平和になったらね。 [リュール] ええっ…わかりました。約束ですよ。 その日が来るのを、楽しみに待っています。 [ロイ] うん。約束だ。 これからもよろしく、 ! --- EV --- [ロイ] Relax [ロイ] 君ならこの戦場をどう攻略するのかな。 楽しみにしてるよ。 [リュール] …!? 遠くから、翼の音が近づいています。 たくさんの、竜でしょうか…? [リュール] 敵の増援かもしれません。 注意しながら進みましょう。 --- MOVIE --- --- BT --- [リュール] ロイから、まるで炎のような気迫を感じます。 これは… [ロイ] この場所は、僕が持っている封印の剣が 安置されていた土地でもある。 [ロイ] その記憶が、僕に力を 与えてくれているのかもしれないな。 [リュール] 記憶が、力を…? 油断できませんね。 こちらも全力でいきます! [ロイ] Relax [ロイ] 君が相手か。これは気を抜けないね。 [ディアマンド] そう言ってもらえるのはありがたい。 私も、同じ気持ちだ。 [ディアマンド] ブロディアに託された紋章士たるロイには、 無様な戦いを見せられんからな…! [ロイ] お互い良い勝負ができそうだ。 さあ、戦おうか、ディアマンド! [スタルーク] ロ、ロイ様。僕よりも、もっと相応しい方と戦った方が いいんじゃないですか…? [ロイ] 何を言ってるんだい。 スタルーク。 [ロイ] 君は僕が託されていた国の王子… これ以上、相応しい相手はいないさ。 [ロイ] はじめよう、僕たちの戦いを! --- DIE ---