=== アルフレッド === --- C1 --- なかなか起きないと聞いて、僕が起こしに来たよ。 なるほど、噂通り手強いようだ。どうしたものか… 可哀想だが、ここは正攻法の大声でいこうか。 スー…起きてくれ、神竜様! おはよう。 手荒な真似をしてすまないが、 きちんと起きられただろう? 僕も、お腹から声を出す良い鍛錬になったよ。それでは。 おや、寝起きが悪いという噂と違うようだけれど、 早く君と話せて嬉しいよ。 おはよう、神竜様。 --- C2 --- 起こしてきてほしいと頼まれてね。失礼するよ。 どうせなら気分の良い目覚めを提供したいが… そうだ、甘い菓子を持ってきて 口いっぱいに詰めて差し上げるのはどうだろうか。 おはよう。おや、先ほどの独り言を聞いていたのかい? 安心してくれ、思っただけで実行には移さないとも。 …多分ね。 随分寝起きがいいのだね。 今度はもっと早起きをして、僕と鍛錬でもするかい? --- B1 --- 幸せな目覚めを運びに来たよ、神竜様。 ふふ、幸せな目覚めとはいっても… 今日は君の要望通り、特別なことを何もしていないんだ。 迷惑をかけては友達失格だからね。 やあ。目覚めの気分はどうだい? もし万が一、また肉たっぷりの朝食や、 夜の笛の演奏が必要なら、 いつでも言ってくれ。 おはよう、今日も無事に朝を迎えられたことに感謝しよう。 僕たちはいつも、死と隣り合わせなのだからね。 --- B2 --- 僕はこの役目が好きだよ。 ここに来ると、懐かしい気持ちになる… こうしていると幼い頃… 母と、この祭壇を訪れたことを思い出すんだ。 君と友となり、 親しく話せるようになるだなんて思わなかった… お目覚めかい? ふふ…あの時は全く起きなかったけれど、 今はこうして僕を瞳に映してくれる。 そのことを幸せに思うよ。 ん? まだ何もしていないのに起きたのかい? ふふ…僕は労せずして結果を手に入れた幸せ者というわけか。 おはよう。 --- A1 --- さあ、僕が起こしに来たからには二度寝は許さないよ。 この前の、親交を深めるための走り込みは楽しかったよ。 君は文句を言いながらも僕に追いついてきてくれて… 嬉しかったんだ。 ふふ、実は起きていただろう? わかるに決まっているさ。 何せ僕は、君の初めての友達… そして、親友なのだからね。 おっと失礼、神竜様が二度寝なんてするはずがなかったね。 はは、そんなに拗ねないでくれよ。 君は朝から愛らしいね。 --- A2 --- 神竜様、朝だ! 共に鍛錬に励もう! 起きないなら仕方がない、 先に鍛錬をして待っていよう。 えい! やっ! それ! はああっ! ふうー…次は腕の筋肉、いこうか。 おや、おはよう。 全く…眠いなら抱き上げて運んで差し上げようか? 神竜様ぐらいなら、僕にも軽いものさ。 流石の寝起きの良さだ。 そうでなくてはね。 さあ、さっそくソラネル五周の走り込みをしよう! --- S1 --- よく眠っているね。 今日はすぐに起きてくれるだろうか。 まだまだ手強いね。そういえば… 王城で読んだ物語に、 最愛の相手のキスで 眠りから目覚めるというものがあったな… いや、ダメだ。 何かの真似ではなく、僕は僕の方法で目覚めさせるさ。 …起きてくれ、僕のパートナー。 寝顔もいいけれど、早く君の瞳が見たいんだ。 これで目覚めなければ真横で鍛錬をするところだったよ。 …なんてね。何度だって優しく起こすさ… 大好きな君に、手荒な真似はしない。 おはよう。最近、寝覚めが良くなったんじゃないかい? 僕のパートナーになったから、似てきたのかもと… 自惚れてしまいそうだよ。 --- S2 --- パートナーに会いに来るのが嬉しくて、 鍛錬が捗ってしまったよ。 僕の渡した、王家の刺繍… 飾ってくれているのだね。 いつか平和になったら、 ここに僕たちの絆を示す文様も加えたいと思う。 どれだけ鍛えても、僕は君の寿命には届かない… けれど、いつまでも君を想っているよ。 その証をここに、永遠に、刻み込んでおきたい。 目が覚めたかい、じゃあさっそく鍛錬に行こうか。 え、もう少し二人でいたい? …そんなわがままを言ってくれるなんて、 僕は幸せだよ。 おはよう。気分はどうだい? 僕は君がいれば幸せだけれど… 君も、僕が傍にいることが幸せだと… そう感じてくれるなら嬉しいよ。