=== セリーヌ === --- C1 --- 神竜様、セリーヌです。失礼しますね。 なんだか、お母様やお兄様と共に ソラネルを訪れた時を思い出すわ。 そう、あの日もこうして、眠っているお姿を見ていたの… …! ごめんなさい、驚いてしまって。 そうよね、今はもう毎朝目覚めてくださるのだもの。 神竜様、おはようございます。 あら、もう起きていらしたんですね。 さすが、お目覚めも優雅だわ。 --- C2 --- 思ったより、階段が急だったわ…お茶は大丈夫かしら。 よく眠っていらっしゃるわ。 夢の中にまで、 この紅茶の花のような香りが届けばいいのだけれど。 ああ、本当に、いい香り… ふふ、冷める前に起きてくださって良かった。 今日はお勧めの紅茶を用意したんです。 一緒に楽しみたいと思って。 おはようございます。 朝にぴったりの紅茶を持参したのですけれど… ご一緒に如何ですか? --- B1 --- 一人でここに来るのは、まだ慣れないわね… この場所に来るのは特別なことだったから、 今も緊張するわ。 そう…昔はいつも、ルミエル様が… 案内してくださったの…… 神竜様。辛いことがあったら仰ってくださいね。 わたしは必ずあなたの力になります。 …ふふ。朝からいきなり、すみません。 おはようございます。 あら…神竜様、ちょっと寝癖が。 櫛を取ってきますので、後で直して差し上げますね。 --- B2 --- ソラネルを散策していると、 美しい花と緑で幸福な気持ちになります。 以前お話ししたフィレネの伝承のように、 このソラネルにも伝承があるのかしら。 木陰や池の畔に、妖精がいても不思議ではないもの… 綺麗な目覚め… そうだわ、あなた様こそがこの地の伝承そのものでしたわね。 ふふ、また少し… 幸せな気持ちになりました。 この世界は心を痛める出来事が多いですけれど… 今朝の目覚めがどうか、幸せでありますよう。 --- A1 --- 神竜様、今朝は素敵なお花が咲いたんです。 本当は一輪お持ちしたかったのだけれど、 すぐに手折ってしまうのが惜しくて… 花は散るからこそ美しいのですけれどね。 おはようございます。 朝食の前に、二人でお散歩をしませんか? 今朝咲いたお花のところまで、ご案内したいんです。 あら。神竜様も、お花がお好きなのですか? なら今度、池の傍の東屋にいらして。 わたし、そこに咲くお花のお世話をしているんです。 --- A2 --- 先日は話を聞いてくださり、ありがとうございました。 茶葉を狙う賊の件… 胸が痛む時は、神竜様のお言葉に救われています。 これは弱さではなく、優しさだと… いつかそう思えるようになりたい。 おはようございます。今日も戦に参りましょう。 フィレネの平和のため、そして、あなたのためなら… わたしは手を汚す覚悟ができています。 神竜様は世界のために戦っているわ… その重圧はきっとわたしとは比べ物になりません。 お辛いときは、仰ってくださいね。 --- S1 --- パートナーを起こしに来るのは、とても幸せなことね。 『約束の指輪』…本当にありがとう。 お兄様にご報告した時はとても驚いてらしたけれど、 わたしたちのこと祝福してくれたわ。 あの日から、わたし… 幸せすぎて怖くなるの。 あなたを失ってしまったら、きっと耐えられない。 戦の終わりまで、どうか無事でいて… おはよう。あなたの寝覚めは、 まるで朝咲きの花のよう。 ずっと散らないように… また明日も咲くように、わたしに守らせてね。 おはよう。今朝も紅茶を淹れてきたわ。 いつも一緒に飲んでいるおかげで… この香りがすると、あなたのことを思い出してしまうのよ。 --- S2 --- わたしはこの場所が好きよ。 あなたと二人でいられるから。 戦場で命を手折る度、 罪の意識は消えないけれど… あなたは、わたしがどんな決断をしようと 傍にいると言ってくれたわね。 わたしはその言葉が何より嬉しくて、心強くて… いくらでも強くなれる気がするの。 あなたは…わたしにお守りのような言葉をくれたのよ。 おはよう。 戦場に行くときは『約束の指輪』は置いていくわ。 これだけは、いつも美しく… あなたとわたしの絆のようであってほしいから。 辛いことがあっても… ここに来ると、思うの。 ああ、今日もきっと幸せな一日になる… あなたといれば、どんな戦場も怖くはないと。