=== ディアマンド === --- C1 --- 神竜様、失礼させてもらう。 よく眠っている。 気持ちよさそうな姿を見ると、 私も少し眠くなってくるな… ふわぁ…いかん、神聖な祭壇で… ああ、おはよう。 もう少しで私も眠ってしまうところだった… 起きてくれて感謝するぞ。 目が覚めたか。 すまない、私が起こしに来るまでもなかったな。 --- C2 --- ディアマンドだ。貴殿を起こしに馳せ参じた。 しかし、どうやって起こしたものか。 大きな声をかけるのも、 せっかく眠っているのに酷なような気がしてくるな。 …… 起きたか。 すまないな、起こすのが可哀想で… 自然に目覚めるのを待っていた。おはよう。 人の気配を察知し、 即座に目覚められるとは… 流石だな。 --- B1 --- 神竜様、今日の軍議についてだが… 眠っているのか。 思えば…ここで初めてあなたの姿を拝見したのは、 私が子供の時だったな。 あの頃から、少しも変わらない… 美しい寝顔だ。 お目覚めか。 さすが、神竜様は寝起きも見目好いのだな。 …いや、世辞ではない。 本当にそう思っているのだが。 疲れているのなら休んだ方がいい。 今日のところは日を改めるよう、皆に伝えてこよう。 --- B2 --- 迎えに来たぞ、神竜様。…少し早く着いてしまったか? 不思議だ、 神竜様の前にいると、何でも話したくなる。 父からの勲章に対する思いを話したのも… 神竜様が初めてだったな。 おはよう。この前は弱気なところを見せてすまなかったな。 おかげで、今日はいつも通りの私でいられそうだ。 すまないな、起きる時間にはまだ早い。 どうかゆっくりと支度をしてくれ。 --- A1 --- 神竜様。備蓄のことについて確認が…よく眠っているな。 ソラネルは気持ちの良い場所だ。 つい寝入ってしまうのも理解できるな。 特にここは空気が澄んでいて…瞼が重く…… …っ! 神竜様、いつから起きていた? しまった、私の方が眠ってしまうとは。 起こしてくれて礼を言う。 すぐに起きたということは、先ほどのは狸寝入りか? …ふっ。これはしてやられたな。 --- A2 --- 入るぞ、神竜様。 …ん? 今日は少し、うなされているのか? 以前、神竜様でも弱気になることがあると言っていたな… あの時は親しみが沸いたものだが、今は心配だ… 神竜様、起きるんだ。 おはよう。気分はどうだ? もし何か思い悩むことがあれば話してくれ。 ここには今、私しかいないからな。 良かった、目が覚めたのだな。 夢見が悪いようだったから、心配したぞ。 --- S1 --- …私だ。神竜様、いつも通り迎えに来たぞ。 よく眠っているな。 私に心を許してくれているのなら嬉しく思うが、 他の皆の前でもこうだと思うと少し心配だ。 それに、このまま目覚めないのではとも思ってしまう。 …そんな杞憂が頭に浮かぶほど、 私は君と離れがたく思っているようだな。 おはよう。目が覚めて安心したぞ。 まあ、寝坊をしてもいいのだがな。 そうすれば、その美しい寝顔をもう少し見ていられたのに。 おはよう。 早く目覚めてくれたおかげで、少し話せそうだな。 私は君とのこの時間が… 何より貴重で、愛おしく思う。 --- S2 --- やはり、まだ眠っているか。 君のことだから定刻寸前まで起きないだろうな。 これは…私が贈った指輪か。 眠る時は着けてくれているのだな。 私も眠る時には『約束の指輪』を身に着けているが、 戦場で着けられぬ事がもどかしい。 早く平和になればと願ってしまう。 …武力の国の王子にここまで言わせるとは、君はすごいな。 目が覚めたか。 ああ、まだ少し時間がある。だから… 部屋を出るまでもう少しだけ、 私の指輪を…外さないでいてくれ。 頑張って起きたのか? しかし、覚えていてくれ。 君がすぐ起きても、起こすまで眠っていても、 私にはどちらも幸せなことだ。