=== カゲツ === --- C1 --- 朝じゃぞ、神竜殿ーっ!! む。入室一番の呼び声で目覚めぬとは、 おぬし…できるな! しかしそれもこれまでじゃ。 …しーんりゅうどのーーっ!! おお、起きたか! 起きたらすぐに朝餉じゃ。 今日こそは白飯に味噌汁が良いのう。 神竜殿も、そう思うじゃろ? 目覚めたか! さあ朝餉じゃ、朝餉! 余は先に行っておるからの! --- C2 --- 眉目秀麗、絢爛豪華… 今宵の起こし係は、このカゲツ! じゃ!! なぜ朝に起こしに来ぬと思ったか? 余も寝ておったのじゃ! 起きたら夜だったのじゃ! 許せ、許せよ神竜殿! むむ…余はこれから ヴァンドレ殿に怒られる未来が見える。 今のうちにスタコラ逃げるのじゃ! それではの! おはよう。まあもう夜なのじゃが… たはは、どうやら余にも、 起こし係が必要なようじゃのう! --- B1 --- 神竜殿、いつまで寝ておるのじゃ、もう昼じゃぞ! 神竜殿、急いで起きねば大変なこととなるぞ。 朝餉は食べつくされ昼餉も取られ、 意気消沈で夜まで過ごすこととなるぞ…! 冗談じゃ、まだ朝じゃよ。 …そんなに嫌そうな目をするでない! それはアレじゃ、 アイビー様が余に向ける目とだいたい一緒じゃー! …と言えば起きると謀っただけで、まだ朝じゃ。 余の奇策妙計、恐れ入ったか! --- B2 --- 友達を起こしに来たのじゃー! 今日はおねむの日かのう? 余はもっと神竜殿のことを知りたいのじゃ。 質問するも良いが、 目で見て知るもまた一興じゃな。 おはよう。 眠いのであればまだ休んでおれ。 余が皆にうまく言っておこう。 なに、友達であればそのぐらい朝飯前じゃ! 流石は余の友じゃ。 すぐに起きてくれるとは恐悦至極。 このままでーとでもするか? --- A1 --- 早寝早起、健康優良。 イルシオン王城兵カゲツ、参上じゃ! ほう、この大声で起きないとは神竜殿… さては慣れてきおったな。 しかし、よもや死んでおるわけではあるまいのう? おお、良かった。息災であったな! 大好きな神竜殿がもう起きなかったら、 どうしようかと思ったぞー! うむ! 大声作戦は成功したみたいじゃの。 余は早く神竜殿とお話ししたかったのじゃ! --- A2 --- 親友を起こしに来たのじゃー! …親友と神竜って語感が似ておるの。 神竜殿は余の家族の話を聞き、力になると言ってくれた。 余はその気持ちに報いたいのじゃ… 面と向かって言うと、照れくさいがの。 ま、まさか今の、聞いておったのか? 気恥ずかしいが、事実ゆえ致し方なし… 余は神竜殿のために、頑張るのじゃ! 早寝早起き、結構なことじゃ! そなたが元気だと、 余も嬉しくなってしまうのう! --- S1 --- ぱーとなーが起こしに来たのじゃー! …ぱーとなー、良い響きじゃの。 すっかり余の大声に慣れて、起きぬな! それすら余は嬉しいぞ。 なにせ余は、神竜殿の一番じゃ。 神竜殿も余の一番じゃ。 相思相愛とはこんなにも良いものか。 そう…『約束の指輪』を見るたびに、余は幸せな心持となる。 大好きじゃ、神竜殿… おお、ぱーとなーのお目覚めじゃな。 朝はむーどが大切じゃ。 …おはよう。今日も一日、 余はそなたを想い、力を捧ぐと誓うぞ。 おお、声が大きすぎたか、すまぬ。 つい嬉しくてな。 …では今朝は趣向を変え、 密やかに挨拶を致そう… おはよう。 --- S2 --- 会いたくて早く来てしまったのじゃ… 入っても良いかのう? よく眠っておる… できることなら大切なそなたを戦場に立たせたくはない。 余が全ての痛みと苦しみを引き受けてやりたいが… 優しいそなたは、それを快くは思わないじゃろう。 …もどかしいのう。傷つき強くなる様を、 隣で見守ることしかできぬとは。 おはよう。今日も戦じゃが… 何があっても大丈夫じゃ! 余には見えるのじゃ。 二人が永久に幸せに過ごす、 他愛ない未来絵図が。 ! おお、すぐ起きてくれたのか。 流石は余のぱーとなーじゃ! このままぎゅーっとして、離したくないが… 今は我慢じゃな。