=== パネトネ === --- C1 --- 神竜様、おはようございますですわ。 真っ白なお部屋、落ち着きませんです… 神竜様には黒いお部屋なんかも、 かっこよくて似合うと思うですます。 ふむ…前言撤回ですます。 目覚める神竜様を見たら、 やっぱり真っ白なお部屋が一番でございますですね。 良いお目覚めですわね。 わたくしは朝がめっぽう苦手で… 神竜様を見習いたいところですます。 --- C2 --- 今日は少々蒸し暑いですわね。 神竜様、寝苦しくありませんです? んまあ、血を吸う虫が! わたくしは虫好きですが、 神竜様の血を吸っては大変ですます…今のうちに、 潰す!オラァ! っしゃあ、仕留めたぜぇ! ……あぁー…… 神竜様、起きてらしたので、ございますね… ええ、虫を…退治したんですの。優しく。 ああ、やっぱりすぐお目覚めになりましたですね。 こう暑いと虫も多いので、 お気をつけくださいませですわ。 --- B1 --- ここに御化けが出ると聞いて… あら、神竜様の御部屋ですますね。 いませんわね御化け… 天蓋の布を見間違えたのでは? …うお!? あそこにデカい蜘蛛がいる! おめぇ可愛いなぁ! よしよしよし! …っと、神竜様。 夜分にすみませんです。 うふふ…噂は嘘でしたけれど、 とっても素敵な出会いがありましたですわ。 起こしてすみませんです。 御化けが出ると聞いてきたのですが、 ただの噂だったようです。 では失礼…え? 怖いから、帰るな…? --- B2 --- さて、本日も喧嘩の御作法を教えに参りましたわ。 ふむ…こんなに近づいても起きないとは、 曲者が入った際に心配ですわね。 神竜様には御瞬発力を補う何かが必要かもしれません。 神竜様、起きるのが遅いですわ! これを埋めるためには御攻撃力を磨いて、 一発で御仕留めになるほかありませんですます! まあ…! 流石の御瞬発力ですわね、 これでしたら寝込みを襲われても殴り返せますですわ。 わたくし、安心いたしました。 --- A1 --- ったくよお…敵の奴ら日に日に強くなってねぇか…? いざとなったら拳一発で落とせるぐらいにならねぇとな… アタイは姫や神竜様を守るんだ! こんな風に! おらっ! うらあぁ! …はっ。神竜様、 いつから起きていらっしゃいましたですの? まあ、最初から…? おほほ、それはどうも、ごめんあそばせ… おはようございますですわ。 わたくし、今日から鍛錬を増やしましたの。 もっと強くなって敵をバチボコに… おっと、打ち倒しますですわ! --- A2 --- 神竜様、お休みのところ失礼いたしますですわ。 密偵からまた書簡が来たんですの。 念のためこちらで開封をと思って… ふむ。ああ、 やはり両親の消息は不明なままですわね… すみません。 以前、探すのを手伝うと言ってくださったので、御報告を。 神竜様のお言葉とっても嬉しかったでございますわ。 おお、今日は反応が素早いですわね。 御洞察力も磨かれているようで素晴らしいですわ。 また抜き打ちで参りますわね、それでは。 --- S1 --- 朝のご挨拶に馳せ参じましたですわ、パートナー。 ふう…神竜様に指輪をいただいた以上、 淑女としてより品位を磨かねば。 でも、朝のこの時間だけは二人きりなのですから、 たまには甘えたりしても、いいですわよね? 神竜様はどんなわたくしも受け入れてくれる、 器の大きな御人なんですから。…ね? おはようございます。 今朝はもう少しこうさせてくださいです。 秘密ですけれど…わたくし、 幸せを感じると強くなれますですのよ。 な、なんですの? そんなに畏まらなくていいと言われても… 大切な人の前で淑やかにいたいと思うのが、 乙女心というものですます。 --- S2 --- おはようございますですわ。 さあ、今朝の御瞬発力は如何でしょうか。 そういえば、パートナーになる際… もし喧嘩しても攻撃は全部避けると仰っていましたが、 結局一度も喧嘩をしていませんですわね? このままずっと、仲睦まじい二人でいましょう。 わたくしのこの力は、あなたに向けるためではなく… あなたを守るためにあるのですから。 ふふ、起きていたのはわかってますわ。 わたくしの御洞察力をナメないでくださいまし… 好きな人のことは、 何でもお見通しなのですます。 お早いお目覚め。 それでこそパートナーですわ。でも… たまには寝たふりをしてくださると、 ゆっくり御傍にいられるのですけれど…