=== ザフィーア === --- C1 --- ふう…静かな場所は緊張するねえ。 王城勤めは長いが、 ブロディア城はこんなに静かじゃなかったからねえ… ここに来るなら、淑やかな身のこなしも学んどくんだったよ。 おはようございます。 朝の挨拶は大切ですよ。 戦に出たら、今言葉を交わしたのが 最後となるかもしれないのですからね。 おや、既にお目覚めでしたか? それとも私の足音がドカドカしてたせいかね… さあ、みんな待っていますよ! --- C2 --- モリオン様にも、こうしてお起こしする係がいたのかねえ… 一介の兵が王族様の私室に立ち入るのは少し抵抗があるが… ここは祭壇でもあるんだったね。 ならば遠慮なく…神竜様! おはようございます。 朝から神竜様を見ると、 気が引き締まりますねえ! 今日も軍のため、頑張りますよ。 ははは、まだ眠そうですね。 鍛錬をすると、 頭がすっきりしますよ。 --- B1 --- 今朝は生きのいい魚が獲れましたよ! ちょっ…暴れるな! こいつでかいから押さえ込めないよ! あっ、床に! 跳ねるんじゃないって! しまった…出て行っちまった。 すみません、魚が外に跳ねて行ってしまいました。 でも、この下は調理場なんで、 誰かしら捕まえてくれますかね。ははは! 神竜様も気になりましたか。 ディアマンド様が釣り上げたのですが、 ソラネルでも指折りの大物かと。 今日の夕餉が楽しみですね。 --- B2 --- ふふ、良い表情をして眠っていらっしゃる。 寝相も真っ直ぐだね。 はあ…私は一晩で寝台の上を三回転はして、 目覚める時には床の上なんてことはザラにあるけどねえ… お目覚めですか。 お望みでしたら、また共に鍛錬をしましょう。 いつでもお付き合いいたしますよ! おはようございます。 神竜様の寝顔と寝相は素晴らしいですね、 起きたら寝台から落ちていたことなどはないのですか? --- A1 --- 神竜様、もうすぐ夕餉の時刻ですよ。 昼寝なんて珍しいですねえ。 随分お疲れだね…無理もない。 毎日気を張ってみんなを率いてらっしゃるんだから。 私には到底わからない重圧もあるだろうね… 皆に言っておきますから、 どうぞもう少し休んでください。 夕餉は逃げませんが、 休める時間はすぐ逃げていきますよ。 ふふ、お疲れなのかと思いましたが、 夕餉と聞いて飛び起きるのでしたら心配要りませんね。 さあ、参りましょう。 --- A2 --- 鍛錬のお誘いに参りましたよ。 体を動かしてスッキリしましょう。 復讐心はまだ消えませんが… 神竜様のお陰で、少し重圧が消えましたよ。 私のことを友と呼んでくれたことも、嬉しかったです。 お、やっとのお目覚めですね。 張り切っている? 当然ですよ。 私は、亡き友に幸せな顔を見せるためにも 頑張らねばなりませんから。 良いお目覚めです。 さあ、たくさん鍛錬して強くなりましょう、 私も負けませんよ。神竜様のため、そして …失くした友のために。 --- S1 --- 起こしに来ましたよ。私のパートナーさん。 寝起きが悪いのは知ってますが、シャキッとしてください! 口うるさいでしょうけど、 こんな私を選んだのはあなたなんですよ。 一介の兵に光栄すぎる立場をお与えになってさ… でも感謝してるよ。 おかげで、あなたの重圧や苦悩を、少しは私も背負えます。 さ、今日もきっちり戦って無事で帰りましょう! 明日もその次も、 私がおばあさんになっても、 こうしておはようを言うためにね。 良い寝起きだ。 さあ、今日も戦ですよ! …安心してください。 この『約束の指輪』に懸けて、あなたの背中は私が守る。 --- S2 --- 鍛錬の時間ですよ。 相手があなたでも、容赦はしませんからね! 相変わらず、良い顔をして眠るねえ… あ、口が半開きになってる。 ふふふ…この口で私のことを守ると言ってくれただなんて、 今でも信じられないよ。あの言葉は私の宝だ。 例えば戦場で弱気になった時… 間違いなく私は、あの言葉に守られているよ。 おはよう。 鍛錬の時間が少し過ぎましたが… まあいいでしょう。 ここであなたと過ごせて幸せでしたので、 今日だけ特別ですよ。 ふふ、寝過ごした…という顔ですね。 まさか、怒りませんよ。 こう見えて私は… 鍛錬や戦以外では、とても優しいんですから。