100203011 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第2章 ルートディストピア 第3話 首都への道程 STAGE1 戦闘前
【ティターニア】 首都までかなり近づいてきましたね もう一踏ん張りですよ、アルマス
【アルマス】
それは良いんだけど…
あれは本当に大丈夫なの?
【ギル】 ユノっ、疲れてないか? 俺が荷物持ってやるよ
【ユノ】 ありがとう でも、大丈夫だから ギルは優しいね
【ギル】 そ、そんなことねえよっ 普通だよ、このくらい!
【天沼矛】
あら~?
いつの間にか森の中に入ってますね~
空気が美味しいです
【アルマス】
…なんでこんなことになってるのよ
数日前――
【天沼矛】
天沼矛・聖鎖・サハクィエルです~
【アルマス】
な、なんでっ…?
ここはトレイセーマ領よ!
ハルモニアの斬ル姫がいるだなんて
【天沼矛】
実は~、皆さんのことを
見張るよう言われたので~
【天沼矛】
こっそり様子を
見せていただいていました~
【ティターニア】 私達を? アナタ達はナディアを 狙っていたのではないのですか?
【天沼矛】
詳しいことはわたしにも~…
ただ、あなたのことを特によく見て
報告するようにと~
【アルマス】
私っ?
ハルモニアはなにを企んでるの…
【アルマス】
まあ、いいわ
自分から出てきてくれて助かった
ここで倒してみせる!
【天沼矛】
あら~、争いはよくないですよ~
わたし、あなた達と戦いたいわけでは
ありませんので~
【天沼矛】
せっかくですから~、
このままわたしも
ご一緒させていただけませんか~?
【アルマス】
冗談じゃないわ!
戦うのが嫌なら、
さっさとハルモニアに帰りなさい!
【ティターニア】 待ちなさい、アルマス 彼女の提案を受け入れましょう
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