10028202 レーヴァテイン_黒_ストーリー 怠惰の理由
マスターを睨みながら、 レーヴァテインが話を続ける
【レーヴァテイン】 ねぇ、あのさ…
【レーヴァテイン】 なんで私がめんどくさがるか… 分かる?
【レーヴァテイン】 それはね…
一閃
彼女の一撃で、 大きな岩が両断される
【レーヴァテイン】 私が本気になったら、 世界を滅ぼしてしまうほどの 力があるからよ
選択肢:
- いつでも…世界なんて滅ぼせると… → select_label_01へ
- こんな世界…本気になるまでもないと → select_label_02へ
- もう考えることも放棄したいって事? → select_label_03へ
私が本気になったら、 世界を滅ぼしてしまうほどの 力があるからよ
select_label_01:
【レーヴァテイン】 …ねぇ…知ってる…?
select_label_02:
【レーヴァテイン】 こんな話…聞いたことある?
select_label_03:
【レーヴァテイン】 いいこと教えてあげる…
select_label_end:
【レーヴァテイン】 遙か古(いにしえ)…神話時代の 伝承では、レーヴァテインという名の 剣は世界を9つ滅ぼしたそうよ
そう語る彼女の目は鬼気迫り、 次第に正気を失っていくようにも 見える
【レーヴァテイン】 でもさ…思わない? 9つなんてキリが悪いって どうせなら…
【レーヴァテイン】 この世界も入れて… 10個の方が気持ちいいじゃん!!
!!
大きく剣を振る彼女 その一撃はマスターの頬を掠め、 現れた異族の一体を葬り去った
【レーヴァテイン】 ふんっ!!
単身、異族の群れに 斬り込んでいく彼女
【レーヴァテイン】 ふふふ… 滾(たぎ)ってきた…っ!!
その目は、 すっかり狂気に 支配されているように見える
【レーヴァテイン】 私は“怠惰”の業を背負った キラープリンセス!!
【レーヴァテイン】 いちいち考えるのなんて、 もぅめんどくさい! “力”があるんだから…
【レーヴァテイン】 全部壊す!!
そう叫び、 凄まじき勢いで次々に 異族をなぎ倒していく彼女
その剣はまるで暴風のように、 平原に生える木々をも 巻き込み斬り倒していく
あっ!!
次の瞬間、 マスターが叫んだ
彼女の剣の先には、 野生の子鹿の姿が…
【レーヴァテイン】 …ッ!!!
レーヴァテインの剣から守るため、 マスターが子鹿の前に飛び出した
【レーヴァテイン】 …なっ…なにを…!?
すでに振り降ろされていた剣先… それはマスターの背中を 切り裂かんばかりに間近に迫っていた
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