100305031 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第3章 デモンズルール 第５話 交錯 STAGE3 戦闘前
【ヤグルシ】
これがバエルを取り込んだヤグの、
闇の斧の味だよ！
【パラケルスス】
我が研究の贄となれ！
【オティヌス】
惑って、狂って、死んでくれる？
【雑賀】
んじゃ、蜂の巣になってもらい
ましょうか！
【アルマス】
くぅっ…一人一人の攻撃が苛烈なのに
連携も取れてるっ
けっこうきついわね
【アロンダイト】
指揮を執っているのは雑賀です
オティヌスとパラケルススが
かき回して…
【アロンダイト】
ヤグルシが必殺の一撃を叩き込んで
くる…こちらは後手に回ってばかり
ですね…
【ギル】 くっそ… 俺には、なにもできねえのかよっ
【ティターニア】 下手に加勢しようとすれば アルマスの足を引っ張ることに なります
【ティターニア】 私達はせめて巻き込まれないよう 避難しておくくらいしか…
【アルマス】
待って！
ヤグルシの姿が見当たらないっ？
【アロンダイト】
そんな！？
一体、いつの間に…
【ヤグルシ】
ここだよ～
ヤグは姿を消すこともできるんだ！
【アルマス】
アロンダイト！
【梓弓】
わたくしの目をよく見て下さい
【ヤグルシ】
あれ…？
ヤグ、体が…
【雑賀】
おっと、同じ手は通用しないっす
【梓弓】
あうっ…！
【アロンダイト】
梓弓、しっかり！
…私に傷を癒す力があれば
良かったのに
【ヤグルシ】
こんなの…ヤグには効かないよ！
【梓弓】
そんなっ…わたくしの邪眼を…
力尽くで破ったというのですか…？
【ヤグルシ】
えへへ～♪
ヤグ、こんなに強くなったよ
お姉ちゃんにも見てもらいたいな～
【ヤグルシ】
これがバエルの力、知恵のなせる技！
【アルマス】
二人とも下がって！
凄まじい一撃が――
Next: 100305033