10042303 草薙剣ストーリー 『疾風早馬大援軍』
【草薙剣】 まったく、あのマスターは 余のスゴさをてんで 理解しておらん!!
【草薙剣】 誰のおかげで昼間、異族に 勝てたと思っておるのじゃ! この余がおったから…あれ?
【草薙剣】 おかしいのぉ…ここを通れば 元来た道に戻れるはず… あれぇ?
【草薙剣】 な、なんじゃ、なんじゃ? どうなっておる…!? この余が…ま、迷子など…!!
【草薙剣】 ひっ!なんじゃ、鳥か… うぅ…だ、誰か おらんのかぁ…?
【草薙剣】 誰でもいいから… 余を助けに来んか!
日はすっかり暮れ、 森はいつの間にか 闇に包まれていた
【草薙剣】 うぅ… ごめんなさい… もう…
【草薙剣】 偉そうにしないから… 誰か来てぇ…
【草薙剣】 皆が… 優しくしてくれるから あんな態度取っただけなのじゃ…
【草薙剣】 本当は…皆のことが… 大好きだから… わがまま言って…
【草薙剣】 うぅ…ごめんなさい!! もう、いい子にするから… 誰か助けて〜〜〜〜〜っ!!
【草薙剣】 !!!
選択肢:
- ここにいたのか!?探したよ!! → select_label_01へ
- 隊の皆も駆けつけてくれたよ → select_label_02へ
- まったく…しょうがない子だなぁ → select_label_03へ
!!!
select_label_01:
【草薙剣】 マ…マスタァ〜…! …お、遅いのじゃ!
select_label_02:
【草薙剣】 み…皆…余を探しに…? …お、遅いではないか!
select_label_03:
【草薙剣】 マ…マスタァ〜…! こ、子供扱いするでない!!
select_label_end:
【草薙剣】 う…うむ!よ、余を探しに 来たのか、皆のもの く、くるしゅうない…
【草薙剣】 しかし、もっと早くに… はや…くに… こ…来んか…
【草薙剣】 でも…来てくれて… 来で…くでて……
【草薙剣】 うわ〜〜〜〜ん!!
尊大な態度の彼女 だが根は悪い子じゃない事を 隊の皆は見抜いていたようだ
【草薙剣】 皆… 余のために…余のために… ありがとうなのじゃ〜〜〜っ!!
素直に礼を述べたクサナギ
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【草薙剣】 新奥義…?じゃあ… 『疾風早馬大援軍』 と名付けるのじゃ!!
【草薙剣】 マ…マスター… そちが、皆を 連れてきてくれたのか…?
【草薙剣】 頼りないとか言ったけど… そちは信頼に足る… 余の…
【草薙剣】 大将軍じゃっ!!
目にいっぱい涙を溜めたクサナギが マスターに駆け寄り、 思いっきり抱きついた
【草薙剣】 将軍じゃなく… 余の殿になるか…?
顔を赤くしながら尋ねてきたクサナギ その笑顔は、とても愛らしかった
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