10044203 草薙剣 『気炎万丈之陣』
【草薙剣】 ………
【草薙剣】 …!
【草薙剣】 マスター…
弱々しい目で、ぼ~っと炭火を 眺めていた草薙剣が突然叫び出した
【草薙剣】 特訓再開じゃぁ~~~っ!!
その目には、 復活の炎が燃え盛っている
またどうして急に… 再び水風船を手にするマスター 投げようとしたその時…
!!
【草薙剣】 うおりゃ~~~っ!!
マスターが投げるより先に、 大量の水風船を投げる草薙剣 その手数でマスターを圧倒する
『ばしゃ~っ!』と、 水浸しになるマスター
【草薙剣】 あっははははは! どうじゃ!まいったか!?
選択肢:
- 怖がってたのに、どうして急に? → select_label_01へ
- 弱点…克服できたの? → select_label_02へ
- もう水が怖くないの…? → select_label_03へ
あっははははは! どうじゃ!まいったか!?
select_label_01:
【草薙剣】 ふっふっふ…炎の中に活路あり
select_label_02:
【草薙剣】 ふっふっふ…教えてやろう!
select_label_03:
【草薙剣】 ふっふっふ…よいか、マスター
select_label_end:
【草薙剣】 悟ったのじゃ! 余の水嫌いは…
【草薙剣】 治らん!!
だから何で威張ってんだ… と、心でつっこむマスター
【草薙剣】 思い出したのじゃ! 水は苦手じゃが…火を見ると、 余の闘争心に火がつくことを!!
【草薙剣】 苦手なことを克服するのは 時間が掛かる…
【草薙剣】 だったら得意なことで 勝負をかける方が得策なことも あるかも知れん!
【草薙剣】 苦手なことができなくて 落ち込むより、そっちの方が いいと思ったのじゃ!!
【草薙剣】 これが余の新奥義 『気炎万丈之陣』 じゃーーっ!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【草薙剣】 礼を言うぞ、マスター! 弱点は克服できんかったが、 補って余りあるものを得られた
【草薙剣】 そちのおかげじゃ!
【草薙剣】 よし!奥義も手にしたことじゃし、 余もば~べきゅーを…
【草薙剣】 …って、 なくなっとるじゃないかーっ!
特訓中に、他の姫に すっかり食べられてしまったようだ
【草薙剣】 これ!そち! そちンダイトに、そちーヴァテイン! 新しい食材を買ってくるのじゃ!
【草薙剣】 …あ、マスターは 余と一緒に待っておれ! よいな!?
大きな自信を手に入れた わがまま姫の目は、 まるで炎のように力強かった
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