100602020 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第6章 デモンズフェイク 第2話 呪われた森 STAGE2
【ギル】 なあ…いつまで歩けば良いんだよ… ケイオスリオンに入ってから けっこう経ってないかぁ…
【アルマス】 仕方ないでしょ! 帝都とはかなり離れたところから 入ったんだから
【ナディア】 ギル、もう少しの辛抱ですよ
【ギル】 分かってるよ…!
【天沼矛】 あら~ この先に村が見えますね~
【ティターニア】 村ですか… あまり目立たない方が良いので 避けていきましょう
【アルマス】 …いや、寄っていくわ
【ティターニア】 危険ですよ、アルマス
【アルマス】 そのときは私と天沼矛で対処すれば いいのよ
【ギル】 俺もいるぜ!
【ティターニア】 二人だけで大丈夫でしょうか? マスターも二人を見ていて下さいね
【ギル】 俺を無視すんなって!
【ナディア】 あの…アルマス、先を急ぐべきでは ありませんか? 何のために村に?
【アルマス】 ナディア、疲れてるでしょ… 無理してるの分かってるんだから
【ナディア】 あっ… 私は大丈夫です…
【アルマス】 いいから休んで 先は長いのよ
【ティターニア】 気づかずにいてすみません アルマスが周りに気を配るだなんて
【アルマス】 私だってそのくらいできるわよっ
【ティターニア】 成長していたんですね 嬉しいです♪
【アルマス】 もう、いつまでも子ども扱いしないで 欲しいわっ
【ナディア】 …………
【ケイオスリオン兵】 おい、聞いたか? 例の森…一個大隊を飲み込んだ らしいぞ
【ケイオスリオン兵】 勘弁してくれよ… 急な徴兵でごたついてるって いうのに…
【ギル】 …さっきから村のあちこちで 変な噂話をしてねえか?
【アルマス】 森がどうのって話してるわね
【ギル】 俺、ちょっと聞き出してくるよっ
【ナディア】 ギル! いけませんっ
【アルマス】 ああ、もうっ 勝手なことしないでよね!
【ティターニア】 アルマスに言われては オシマイですね…
【アルマス】 なにか言った、ティニ?
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