100604010 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第6章 デモンズフェイク 第４話 盤上は彼女の領域 STAGE1
【アルマス】
解放されてるっ？
それなら、どうしてケイオスリオンに
味方するのよ！？
【ガンバンテイン】
むぅ…
あたしも珍しく頑張ったんだよー
【アルマス】
どういう意味！？
【ティターニア】 アルマス、落ち着いて下さい 彼女にも何か考えがあったのでは ありませんか？
【ナディア】 そういえばケイオスリオン兵の 方々が追ってきませんね
【ギル】 あ！ ひょっとしてお前、俺達まとめて 騙してたなっ？
【ガンバンテイン】
そういう言い方、怒るよー
精霊に安全なるーとを探してもらって
そっちに誘導したんだからー
【アルマス】
もしかして、私の正面突破も
計算の内だったの…？
【ガンバンテイン】
あたし、諜報部隊だからねー
アルマスのこともちゃんと調べさせて
おいたよー
【ティターニア】 このおっとりした喋り方に騙されては いけませんね かなりの策士と見ました
【ガンバンテイン】
むぅ…
あたしはそんな面倒なことしないよー
【ナディア】 ありがとうございます、 ガンバンテイン あなたのお陰で助かりました
【ガンバンテイン】
んふふー…
ナディアは良い人だねー
【アルマス】
悪かったわね、良い人じゃなくて！
とにかくガンバンテインも仲間に
なったってことでいいのよね？
【ガンバンテイン】
んー…
あたしは、あたしの大切なものの
ために力を使いたいんだー
【ガンバンテイン】
それが…あのオジサンへの手向けに
なるかなーって思うし…
【アルマス】
そう…
あなたの大切なものって何？
【ガンバンテイン】
何だろうねー？
とりあえず、マスターについていって
みようかなー
【ガンバンテイン】
何かまだ忘れてるような気がするから
マスターの側にいれば思い出すんじゃ
ないかなー
【ティターニア】 とりあえず、一安心ですね
【天沼矛】
あのー…
せっかく逃げ切った兵隊さん達が
近づいてきてますよー
【ギル】 やべっ…！ こんなところで喋ってる場合じゃ なかったぜ
【アルマス】
森に入ったって言ってた双子のことが
気になるけど…
今は帝都に急ぐわよ！
【ティターニア】 大声を出しては気づかれますっ
【アルマス】
帝都までもう少しね
けっこうかかってしまったけど
ナディア、疲れてない？
【ナディア】 私は大丈夫です このまま帝都に入りましょう
【ガンバンテイン】
あー…それはちょっと難しいかもー
【ギル】 何か問題でもあんのかよ？
【ガンバンテイン】
帝都の守りにカルマキラーズが
勢揃いしてるんだー
こんなこと滅多にないよねー
【アルマス】
くっ…
またパラシュと戦うことになるのね
今度は負けない！
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