100605020 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第6章 デモンズフェイク 第5話 布団が吹っ飛んだ STAGE2
【アルマス】 ユグドラシルの木片… 何でこんなものが残ってるの!? 消滅したんじゃなかったの!?
【フェイルノート】 正確には切断されてどこかへと 消え去ったのよ 天上世界にでも行ったんじゃない?
【ティターニア】 ナディア、これは本当にユグドラシル の欠片なのですか?
【ナディア】 ごめんなさい… 見た瞬間、そう感じただけで… 何の根拠もありません
【フェイルノート】 私としては、ナディアが反応したこと こそが最大の証拠なのだけどね
【フェイルノート】 信じる信じないはお前達で好きに 決めなさい ただ、大切なのは…
【フェイルノート】 これが木片ではないってことよ
【アルマス】 木片じゃない…? ユグドラシルは木でしょ?
【フェイルノート】 だから、ユグドラシルは木じゃ なかったのよ あれは巨大な演算システム
【フェイルノート】 天上世界を管理し演算を続ける 巨大なシステム…の抜け殻って ところね
【アルマス】 抜け殻…? あー、もうっ! 次から次へと話がややこしいわ!
【フェイルノート】 詳しいことは私よりも、そこの マスターに聞いた方が早いはず だったんだけど
【フェイルノート】 何でお前は記憶を失っているの? そのせいで面倒なことになっている のよ
【アルマス】 そう、それよ! マスター、これを見て 何か思い出さない!?
選択肢:
- 急に言われても… → select_label_01へ
- どうかな… → select_label_01へ
- まったく… → select_label_01へ
そう、それよ! マスター、これを見て 何か思い出さない!?
select_label_01:
【アルマス】 何で肝心なときに役立たずなのっ…
【フェイルノート】 嘆いていても状況は改善しないわ とにかく、ユグドラシルの欠片を 解析して分かったことがある
【フェイルノート】 この演算システムは地上と天上だけ じゃなく、地底とも情報をやり取り していた形跡があったわ
【フェイルノート】 つまり、地の底でずっと覗き見 し続けていた悪趣味な奴がいるって こと
【アルマス】 それはハルモニアでも聞いたわ 「裁定者」って呼んでた
【フェイルノート】 「裁定者」? 随分と持ち上げてるのね
【フェイルノート】 そんなまともな存在じゃないわ 地の底にいるのは「災厄」よ
【ティターニア】 災厄…そう言い切るからには 理由があるのですよね?
【フェイルノート】 当然 ユグドラシルが切断された後、 何が起きたか知ってる?
【アルマス】 えっと…
【ティターニア】 伝承では度重なる天変地異と 天使、悪魔、幻獣の脅威にさらされる ことになったとあります
【アルマス】 あ、そうそう! そうよねっ
【ティターニア】 アルマス…
【フェイルノート】 何だ、まだその程度しか知らないのね この欠片から当時のことをほんの僅か だけれど再生できたのよ
【フェイルノート】 特別に、その記録を見せてあげる
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