100701040 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第7章 ツイン・ウェイク 第１話 二人の旅立ち STAGE4
【ヴァナルガンド】
お久しぶりです、皆さん
ここでお会いするとは、私の予測も
捨てたものではなさそうですね
【アルマス】
ヴァナルガンド！
予測って、私達を探していたって
ことっ？
【ヴァナルガンド】
いえ…あなたの力に興味はありますが
今は違う目的で動いています
探索の旅と言うべきでしょうね
【アルマス】
探索の旅？
【ヴァナルガンド】
はい…本来の力を取り戻すため
私自身の神器を探索する旅です
【ティターニア】 セイントキラーズのアナタを 旅に出すなんて…
【ティターニア】 教皇は随分と思い切ったことを しましたね
【ヴァナルガンド】
今の私はセイントキラーズでは
ありません
その地位は辞しました
【ヴァナルガンド】
セイントキラーズに相応しい力を
取り戻すまで
ハルモニアには帰らない覚悟です
【ティターニア】 どういうことでしょう？ 彼女達は天沼矛が霊装支配から 解放された経緯を知っているはず
【ティターニア】 ヴァナルガンドが神器を取り戻したら 聖鎖が解けてしまうというのに…
【アルマス】
ティファレト達が何を考えてるのか
知らないけど、これって私達には
有利なんじゃない？
【アルマス】
マスター、もしヴァナルガンドが
神器を取り戻したときは…
分かってるわよね？
【ギル】 アルマス、悪役みてぇな顔してるぞ…
【アルマス】
ヴァナルガンド、
神器の在処に心当たりはあるの？
【ヴァナルガンド】
一つだけ…
私は、あの双子を探しています
【ヴァナルガンド】
あの双子がキラーメイル出現に
関与している可能性は非常に高い
ですから
【ヴァナルガンド】
そして、あの双子は
あなた達の周りに現れることが多い…
【ヴァナルガンド】
何か双子と遭遇する条件があるのでは
ありませんか？
【アルマス】
そんなの知らないわよ…！
初めて会ったときから変に馴れ馴れ
しい感じだったけど
【アルマス】
それに、私達にくっついてても
双子に会えるとは限らないわよ
【ヴァナルガンド】
分かっています
あくまで目安にしていただけですから
【ヴァナルガンド】
さほど情報をお持ちではないのですね
それでは、私はこれで
【ティターニア】 なかなか鋭い推測ですね 確かにあの双子とキラーメイルは 繋がりがありそうです
【ティターニア】 アルマスとの繋がりも推測していた ようですけれど、どうなんでしょう？
【アルマス】
さあね…
色々と気にはなるけど、
今はトレイセーマに急ぎましょう
【ティターニア】 そうですね そんなに都合良くヴァナルガンドの キラーメイルが現れるとは思えません
【ギル】 そういうこと言うと、 本当に出るかもしんねぇぜ…
【モラルタ】
ヒャッハー！
聞いたか、相棒？
【ベガルタ】
ヒャッハー！
聞いたぜ、相棒！
【モラルタ】
ヒャッハー！
お望み通り、ヴァナルガンドを
けしかけてやろうじゃねえの！
【ベガルタ】
ヒャッハー！
そいつはいいな
どっちにけしかける？
【モラルタ】
ヒャッハー！
決まってんだろ
ご本人様にだよ！
【ベガルタ】
ヒャッハー！
そいつは悲劇的で喜劇的だ！
果たして勝てるかねえ
【モラルタ＆ベガルタ】 ヒャッハッハー！ 天使の羽がもがれるのを眺めるのは とても愉快だろうなあ
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