100903063 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第9章 シンボル・クライシス 第３話 幻獣の切望 STAGE6 戦闘後
【ムラマサ】
姉様！
お待ち下さいっ…！
拙者との勝負がついておりませぬっ
【ガ・ボー】
姉様…
姉様…？
どこにいったのですか…？
【アルマス】 あと少しで逃げ切れるわ！ マスター、踏ん張ってよ
【ティターニア】 モラルタとベガルタは別方向から 逃げていったようです あとは私達が逃げ切ればっ
【マサムネ】
問題ない
ムラマサもガ・ボーも振り切った
ここから陣の外に――
【アルテミス】
本気で逃げ切れると
思っていたのですか？
規律違反のマサムネ
【マサムネ】
やはり、そなたが出てくるか
主君、ここは拙者が食い止める
アルマスとともに先へ！
【アルテミス】
だから…規律違反だって
言ってんだろうがぁっ！
【アルマス】 口調が豹変したっ？ 何なの、あいつ…
【マサムネ】
獣刻されている
マスターテリオンの影響だ…
それより早くっ
【アルテミス】
獣の数字、その身に刻めぇっ！
【グリモワール】
そこまでよ、アルテミス
【アルテミス】
グリモワール
何故、邪魔をするのですか？
【グリモワール】
ワタシだって怒ってるのよ！
それでもカシウスが止めろって
言うから…！
【カシウス】
因果は巡り、旧友と地の底で再会する
原初の理を論じるは因果律の定め
【アルテミス】
カシウス殿っ
あまり姿をさらすのは…
【カシウス】
大衆に迎合せず己の目と耳で識れ
今一度、際会のとき
【アルマス】 相変わらずよく分からないけど、 ようするに私と話がしたいみたいね カシウス
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