10102302 フラガラッハストーリー 必ず見つけ出すから
異族との戦闘後、 何かを追うように 駆けて行ったマスター
【フラガラッハ】
ねえ…そんなに急いで、
どこへ行かれるの？
いきなり現れた彼女に 驚くマスター
【フラガラッハ】
あらあら、そんなに慌てて…
よっぽどお気に入りの娘でも
見つけたかしら…？
【フラガラッハ】
でも、おかしいわね？
このわたしよりも美しい存在なんて、
そうはいないと思うけど
悪戯っぽい瞳で、 マスターを覗き込む彼女
【フラガラッハ】
…え？なに？
どうなされたの…？
選択肢:
- 急がないと逃げちゃうよ…！ → select_label_01へ
- こうしてる間に見失っちゃうよ！ → select_label_02へ
- 君は見なかったかい？ → select_label_03へ
…え？なに？ どうなされたの…？
select_label_01:
【フラガラッハ】
…え？逃げるって…
select_label_02:
【フラガラッハ】
見失う…？どこかへ移動を…？
select_label_03:
【フラガラッハ】
見る…って、何を…？
select_label_end:
マスターが指さした地面に 目を落とす彼女
【フラガラッハ】
…！
これは…
【フラガラッハ】
……血？
小さな血痕が、 マスターが指さす方向へと 続いている
【フラガラッハ】
…！
まさか…
先程の戦闘で誰かが…？
【フラガラッハ】
…え？
野生の…ウサギ…？
【フラガラッハ】
知らぬうちに…
わたくしが…？
戦いに巻き込まれそうになった 一羽のウサギが、傷を負って 去っていったという
【フラガラッハ】
そうだったのね…
【フラガラッハ】
そんなことにも気づかず…
わたしったら…
【フラガラッハ】
こんなの…
【フラガラッハ】
まったく美しくないわね
【フラガラッハ】
わかったわ、マスター
ここはわたしに
任せてもらえるかしら
【フラガラッハ】
必ずその子を…
見つけ出してみせるから
彼女の目に、 決意の炎が宿った
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